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【近間の技】鍔迫り合いからの離れ際で取った「面」について

一本集

皆さんこんばんは。一の太刀でございます。

最近、右足のひざ下のあたりが痛くなることがあります。調べると炎症をおこしているようですのでアイシングして対応しています。

ケガは怖いですから、皆さんもご注意ください!

では剣道のお話です。本日は「たまたま試合で決まった一本のご紹介」です。

最近も記事にしました10月1日(日)に開かれました加盟区の剣道大会にてふと思い立って繰り出した技がたまたま一本となったので、ネタとさせていただきます。

といっても、全然重要でない小ネタ記事ですのでサクッと読んでくださいね。

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つばぜり合いからの離れ際の「近間」から前に踏み込む「面打ち」

その場面は団体戦の二回戦(シード)で某剣友会さんと対戦した時のことです。

先鋒が二本勝ちし、中堅の私も立ち上がり早々に一本を取り、冷静であったという前提があったからかもしれません。

内容

つばぜり合いで離れる際、裏鎬で交差しながら別れることが多いのですが、この時のお相手はそれを好まず表鎬から離れることが中心となりました。

そこでその表鎬で離れる離れないの近間でのやり取りの際に、半歩後ろに下がりながら表に竹刀を担ぎ相手の竹刀を外し、前に踏み込んで面を打ち込みました。

離れ際で表から少し相手の竹刀を押し込んでいたので、担ぐ時に相手の竹刀が押し返そうと表から私から見て右に振られ、その後、相手は空いてしまった裏を防ごうとまた竹刀を戻してきています。

その状況でこちらは表から担いで、表から面を打ち込むことで空いていた面にしっかりと入ったという結果となりました。

これは離れ際で「巻き落として面」を打つことをたまにしていたので、そこからの派生でふとその際に思いついた打突でした。

参考記事です。

離れ際の「巻き技」は一本となるのか
2017年4月20日(木)画像を追記しました。 皆さんこんばんは。本日稽古できたのですが、先週行くことができなかったため2週間ぶりの稽古となりました。 40代ですのでちょっとでも期間があくとケガの元となりますので特に「アキレス腱」はしっかり

参考画像

では画像です。

よくある離れ際の風景です

少しだけ表から相手の竹刀に圧力をかけました

半歩下がりながら表に担ぎ相手の竹刀をすかしました

相手は竹刀を表から抑え込もうとしています

相手は表がまずいと感じ裏をかわそうと竹刀を戻しています

結果、表から面が入りました

おわりに

いかがでしたでしょうか。

おそらくは、ですが、しっかりと打ち込めても審判によっては旗を上げない方もいらっしゃるのではないかなと思っています。

ただし、現実的にこのように一本になったというものでもありますから、状況によっては使っても良いものではないでしょうか。

この一本を取った際の記事はこちらです。

【団体戦の回】その男、天を仰ぐの巻 第70回 加盟区民体育大会「剣道の部」
皆さんこんばんは。一の太刀でございます。 連休いかがお過ごしでしたでしょうか。徐々に秋が深まってきましたね。 では剣道のお話です。本日は「第70回 加盟区民体育大会の団体戦の回」です。 前回は個人戦の内容を書きましたが本日は団体戦の回となり

小ネタですが、何かの参考になれば幸いです。

ではまた!

コメント

  1. 原田 より:

    こんにちは、いつも楽しく読ませて頂いてます。ありがとうございます。わたしも40代で、リバ剣です。といいましても、海外赴任をきっかけに27年ぶりに再開したところです。予想以上に、日本の文化や剣道に興味を持つ方が多いので、日本人としては嬉しいかぎりです。
    記事を参考に下からコテを練習しております。中学生の時は、ただ反射神経だけでしたので、考える剣道は面白いと感じてます。明日は27年ぶりの試合ですので、コテを決めてきたいと思っております。

    • ichinotachi より:

      原田さん、コメントありがとうございます!

      海外の方々の熱意の高さはすごいものがりますよね。海外住まいでもやはり、感じられますか!
      それにしても、原田さんは明日27年ぶりの試合とは、楽しみですね!
      ご武運をお祈りいたします。
      同じ40代リバ剣!お互いこれからも精進して高みを目指しましょう。
      また何かあればお気軽にコメントくださいね!お待ちしてます。
      よろしくお願いします。

      • 原田 より:

        返信ありがとうございます。
        一応、報告です。
        27年ぶり、しかも練習も4日だけ、防具はすべて新品で試合に臨みました。見た目は完全に初心者です。
        結果は、4戦2勝(個人戦3回戦負け、団体戦一回戦負け、うち延長勝ち1、再延長負け1、残り1秒負け1)でした。
        27年のブランクもですが、体力的に厳しかったです…。延長ではフラフラになってしまいました。
        ただ、最初の試合の一振り目は、下からコテが見事に決まりました!2本目は初めの逆胴一本(中学では禁止の為)。いやー嬉しかったですし、アドレナリンがでるのを感じました。
        一の太刀さんのアドバイスのお陰です。ありがとうございました。
        次は12月に試合に出る予定ですので、どうにか練習する時間をみつけて、少しは戦える体にしたいです。
        日本の武道を通じて海外の方と交流できるのは、本当に素晴らしいことだと感じました。この歳だからこそ、その意義が分かる気がします。

        (苗字の開示は問題ありません)

        • ichinotachi より:

          原田さん、コメントありがとうございます。
          27年ぶりで4日の稽古だけで、2勝もしてしまうなんて恐れ入ります!!
          私の復帰後の試合はたしか個人・団体ともに1回戦負けだったと思います。
          原田さんすごいですね!
          新品防具での見た目と勝ち上がった際のギャップに周りの皆さんの反応は「あの人だれだ!?」というような驚きがあったことが想像できますね!
          私はなにもアドバイスしていませんし原田さんの実力あっての一本ですが、少しはブログがお役に立ちましたでしょうか。嬉しく思います。
          海外の方との交流もそうですが、試合も含めて剣道は楽しいですね!
          私も原田さんに負けないように稽古に励みたいと思います。
          また今後ともよろしくお願いします。

          • 原田 より:

            コメントありがとうございます。
            海外では、日本人剣士=強い、となってます。よって、私の場合は、日本人なのに底レベルでびっくりされたはずです。ただ、日本に比べたら格段とレベルが低いですので、私でも勝てる相手がいるのです。
            これから一の太刀さんのアドバイスの通りに、基礎をしっかり身につける為の練習を積みたいと思っています。(練習時間をとれるかが問題なのですが、、)

          • ichinotachi より:

            原田さん、コメントありがとうございます!
            どんな相手にも勝つことの難しさは知っているつもりです。原田さんの見事な勝利ですね!
            練習時間のことですが、まったく同感でして、一番の問題点かもしれません(汗)
            悩ましい問題です。
            私の場合ですの週一回でなんとか現状維持なので、自宅で寝る前の少しの時間でも竹刀を握り身体になじませる努力が必要です。
            それをやることも忘れてしまうこともありますが・・・
            お互い精進しましょう!
            よろしくお願いします。

  2. ヤマタカ より:

    はじめまして。最近、ブログを見つけて興味深く拝見しています!
    いつもとても参考になる記事をありがとうございます
    この記事の冒頭で、右膝の下が痛くて炎症が起こっているようと書かれていたのが気になりコメントしました。
    私は左膝ですが、踏切足の試行錯誤の際に負担のかかる踏切りをしていたようで膝蓋靭帯炎になってしまいました。
    悪化してしまい、かれこれ5ヶ月稽古を休んでいます。最初はズキンと痛むだけで稽古はできていましたが、悪化すると歩くこともできなくなるので注意して下さい!
    アイシングは正解と思います!あと、太ももの前面のストレッチをしっかりとされることをお勧めします!
    想像以上に簡単に悪化するので用心してくださいね。
    引き続き、記事を楽しみにしています!

    • ichinotachi より:

      ヤマタカさん、はじめまして。コメントありがとうございます!
      膝蓋靭帯炎ですか!?ジャンパー膝ってやつですね?聞いたことがあります。とても辛そうですね…
      お心遣いに感謝します!!
      太もも全面のストレッチ、参考にいたします。
      現在痛みはほぼないのですが、要注意ですね。
      身体が資本ですからお互い怪我のないように注意していきましょう!
      また何かあればお気軽にコメントくださいね。
      よろしくお願いします。

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