皆さんおはようございます。一の太刀でございます。
もう5月も下旬。そろそろ全国的にも田植えを終えた地域も増えてきたのでしょうか。私の地元では今週からおそらくピークとなる様子。
毎年のことですが、美しい田園風景が観れることに感謝せねばなりません。
では剣道のお話です。本日は「間合いを詰めてきた相手に間髪入れずに打ち込んだ出鼻面」です。
前回の記事で2019年3月の春の区大会二回戦での一本目の「小手」の記事を書きました。
今回はその試合の二本目の記事です。
「面」は狙っていた
一本目に「小手」を決め、全体的な試合の主導権も握っているように感じていました。
試合も後半に入ります。
相手の手の内も「なんとなく」ですがわかったように感じました。まあ本来であれば、しっかり意識してそれを理解すべきなんでしょうけれども、悲しいことに私はそのレベルではありません…
内容
試合後半になりましたから一本を取られているお相手としてはより積極的に仕掛けてくるだろうなと思います。
その通りの展開になり始めました。
「飛び込み胴」から始まり、「小手・面」の二段技、鍔迫り合いからは早々に離れて縁を切ろうとします。
そこで一発、いつもの「触刃の間合いからの出鼻面」
タイミングは良くも打突部位にぎりぎり届きません…
■その出鼻面の記事はこちら
しかし「面」に可能性を感じました。
そこで2~3のやり取りの後、「一足一刀の間」に入ると同時に右足を前に出し打突準備
そして相手が詰めてきたと同時に「面」
これは相手が竹刀を大きく振りあげたところに打突したため相手の鍔元に当たります。
そこから離れ、再び「面」を狙おうと思った矢先にお相手が一気に間合いを詰めてきました。
瞬間的に身体が動き私は「面」
相手は「小手」
こちらは打突部位をとらえ、相手の竹刀は私の肩口に入り一本となりました。
参考画像
参考画像です。
ありがとうございました。
おわりに
正直言ってこのシーンは私は打つべき機会ではありませんでした。
相手の打突次第ではこちらが「出鼻小手」を打たれていたでしょう。相手に合わせてしまいました。
このブログを立ち上げたころはこの様な機会で打ちに行くことはなく、もっと慎重であったはず…
「面」を狙っていたがゆえに、不意にグッと間合いを詰めてきた相手に合わせて身体が動いてしまいました。
この1年程では危険な「一足一刀の間合い」からの相手の始動を感じてから打ってしまうことがあり、危ない思いをしたことが数回記憶にあります。先に一本取られた後が焦りからか多いのですが、やはりもう少々「間合い」を見極めないと痛い目にあいそうですね。
「焦り」と「自信」の双方ありますが、どちらも注意が必要です。
その辺りを「注意せよ」といった記事も過去に書いたのに…(涙)
■この記事です
何かの参考になれば幸いです。
ではまた!
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