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幸運は続くの巻 第75回 東京都某区民体育大会「剣道の部」

一本集

一の太刀でございます

10月2日にて加盟している区剣連の秋季大会があり参加してまいりました

コロナ禍で昨年・一昨年と二回中止となっていたこの大会

前回は実力・調子から考えると出来過ぎた結果でしたが、今年はいかがか

■前回大会の記事です

【個人戦の回】正直もう訳分らんの巻 第72回 加盟区民体育大会「剣道の部」
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【団体戦の回】団体戦で活躍したいの!の巻 第72回 加盟区民体育大会「剣道の部」
皆さんこんばんは。一の太刀でございます。 早速ですが剣道のお話です。本日は「加盟区の秋の大会 団体戦の回」です。 前回は個人戦の回でした。 悩みながらもなんとか準優勝までたどり着けましたが、午後の部であるこの団体戦では引き続き微妙な精神状態の中...

コロナ禍から会場での人数制限のために高校生・一般の部は午後からとなりました

午前中の部の時間が思った以上にかかり、予定時刻よりだいぶ遅れての開始となりました

運営関係者の皆さんは本当に大変だったかと思います

そのような中、選手としてのみ出場するわたくしめをお許しください…

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個人戦

私は36歳以上の部で参加しました

参加人数は10名

春の大会よりは参加者も増えましたが、若いカテゴリー35歳以下の部は逆に減ってしまったようです

若い参加者が増えるとよいのですが…

二回戦【初戦】

初対戦となるお相手は某剣友会の方

私よりひと回りは大きな身体つきはすばらしい

私としては先の東京都剣道選手権での捨て切る気持ちを大切にしたい思い

まずは様子見がてら下から小手

そして飛び込み面と悪くありません

お相手がそろそろ面打ってくるかなと思い、出鼻を小手!

決まりまして小手あり!

ところが二本目での出来事ですが、私が飛び込み面を打つとお相手や頭を私から見て右に傾け、左から袈裟切りのように私の面へ打突!

一瞬何がおこったかわからず一本取られた思いで審判をみると旗は上がらず

あーびっくりした!

その直後に私も飛び込み面を打つとそれが無事決まりまして

面ありで勝負あり

準決勝

次のお相手は別の某剣友会の方

二回目の対戦

こちらから攻める意識を忘れずにいきたいところです

飛び込み面から小手と続けてこちらから仕掛けます

ふいに攻め入るとお相手の小手

私は返して面

これが面ありとなりました!

二本目は早々にお相手が面にくるのではと思い間合いを徐々に詰めていくと

お相手は面

私は返して胴

これが胴ありで勝負あり

一安心!

決勝

お相手は同門の兄弟弟子です

この対戦相手のことは書かずにはいられません

身長は190㎝を超す大柄選手

元々バスケットボールで全国大会にも出場している方なので、運動神経は非常に良いのでしょう

剣道をどれほど真剣に学んだ時期があるのかはわかりません

不思議な縁で父・兄・甥・姪、そして本人と結果的に剣道に携わるといった具合

料理人として普段は皆に幸せを振るまっていますが、剣道をする際は脳天を打ち砕くのではないかといった破壊的なまでの力強い面打ち、引き小手、小手抜き面などで私を悩ませる男

最近は道場へ通う曜日が別の場合が多いのでめっきり地稽古などご一緒することはありませんが

憎まれ口を叩き合あいつつ、私としてはそれを楽しんでいます

まあとにかく懐が深くてなかなかこちらの打突が届かない

試合では初対戦

勝負です

先ずは小手を打とうと安直にいったところ抜かれて面

ちょっと当たった感がありましたが審判の旗は一本

あぶな~い

やはり懐が深くてなかなかひと太刀では難しいように感じます

脳天割りの面を繰り出すところに返し胴を打とうと誘いつつその機会がありましたが、一本とならず

続けて竹刀をわちゃわちゃしながら間合いを潰していって面を打ちます

それが良い感じだったのですが審判の旗は一本

あぁそうだ、彼はあくまでも経験上の問題かと思いますが近間や中間になった際の捌きに難があるのではと考えました

その直後に出鼻小手を狙うも逆に引き小手を打たれます

これが小手ありでお相手の一本

二本目

3分間の試合時間ですからあまり機会はありません

先ほどの思いからも積極的に間合いを詰めていこうということで歩み足から面

そして小手から面に乗ると何とか打突部位をヒットして面あり

三本目の勝負

前に詰めながら小手を警戒しつつ竹刀を返して面を打つと、これが一本となりました

面ありで勝負あり

あーよかった

なんとか優勝です

団体戦

続いて参加チーム4つの三人制団体戦

地区の剣友会、名門学校法人などがお相手となります

私は所属道場の大将として参戦です

仲間はS兄弟

個人戦決勝で対戦した兄弟弟子とさらにその方の兄上

実の兄弟+私でチームとなりました

S兄弟と一緒に戦うのは初めてなのですが、非常に楽しみです

一回戦 某剣友会チーム

先鋒が勝ち、中堅は引き分けてくれて優勢な状況

お相手はなかなか個性的な剣道をされる方

お相手が攻め入ってきたところを出鼻小手

しかし外れます

その直後に小手返し面を打つも打突が深すぎてまるで一本となりません

こちらから攻め入って面を打ちますがお相手は返し胴を狙ってきます

なかなかタイミングがつかめません

むずかしい・・・

そのような中、ふいに打ち込んだ面がなんとか一本となりました

二本目

・・・結局お相手を攻略できた感がまったくないまま終了で

一本勝ちです

もっと別の攻め方があったなぁと、後から考えが浮かびます

似たような展開になるお相手は一定数おるかと存じますので、良い経験となりました

チームは勝ちました

決勝 某学校法人教職員チーム

今年の春の大会でも相対したチームで私のお相手も同様のお方

■この記事の大会です

以前の活気を取り戻したいの巻 第75回都民体育大会剣道競技加盟区予選会 令和4年
一の太刀でございます 先の3月6日には春の区民大会が開催されました コロナ禍で選手はもちろんのこと、運営関係者の人手不足もあるようです そのような中、開催にご尽力いただいた関係者各位にまずはお礼申し上げます 私も個人戦・団体戦ともにエントリーい...

私よりもずいぶんと若いそのお相手には前回幸運も手伝って勝つことができました

その方もおそらくは同じ相手に二度も負けたくないでしょうから気を引き締めていきたいところです

私としても以前に一度勝ったお相手に次の対戦で負けた経験が今年ありましたものですから、やはり負けたくありません

チームとしては

先鋒が一本負け、 中堅が三本目の勝負で勝ち(2本対1本)となりましたので勝敗同数、有効本数も同数の場面での大将戦となりました

小さな大会ではありますが、大将戦に勝敗がゆだねられた重要な状況となり、緊張感が高まります

勝負です

先ずは下から小手

防がれながら引き面を打たれます

そのまま立て続けに横から小手を打ち込みますと、お相手はそれを返して面!

やられました

お相手の面あり!

このままではチームとしても負けてしまいます

二本目

三回続けて、さらには返された小手をもう打ってこないと考えるのではと思い、直後に小手を打ちますが不発

その後は面打ちから小手などで積極的にいきますがうまくいきません

どうしたものか考えつつ、ググっと右足を出し打ち間に入ると

お相手がススっと距離を取ってまた一歩入ってきました

ふいに(これは誘っているのではないだろうか)と思って私が手元と踏み込みを同時に行うと

お相手の手元が上がったのを感じ、身体が勝手に動いたように小手を打ち込みました

体勢としては良いものではありませんでしたが、打突音が私にもはっきり聞こえる良い音だったことからか、それがなんとか一本となりました

あ~ホントよかった(汗)

そして三本目の勝負!

これでチームとしてもまた同数となりました

攻め合いの中で誘っての出鼻面を狙おうと思いつつも瞬間的に躊躇してしまいます

捨て切れません…

その思いがピンチを作ります

やっと打ち込もうと思った刹那にお相手の面!

すんでのところでなんとかかわすも審判の旗が一本上がるという危ない場面

あぶなかった

余談ですが後日、状況は違えど似たような打ち込みで取り返しのつかないことになったのですが、この時はあぶなかった程度しか考えられませんでした…反省

そしてお相手の勢いは増してきますが、いよいよ先ほどの捨て切って面を打つ気持ちが整い

改めて間合いをみながら一歩引いて誘っての出鼻面を打つと、ギリギリ面金に当たったかどうかの打突!

打突と踏み込みの音がこちらもよかったせいか、これが何とか一本となり勝負あり

優勝です!!

よかったー

おわりに

やはり団体戦の最後の一本は幸運でした

お相手の方には恐縮ですが、大将としての成果をだせて嬉しく思いました

しかし来年の春の大会ではもう対戦したくないのが正直なところ(勝ち逃げしたい…)

そしてその方の清々しい態度には大変勉強させてもらいました

毎回思いますが、小さな大会と言えども優勝は嬉しいものです

いまだコロナ禍で大会中止の地域もあると聞きます

通常通りの開催ができる世の中がくるよう祈るばかりです

また、団体戦メンバーだったS兄弟は私の大切な兄弟弟子

年齢はお兄さんが私の少し上

弟さんは私より7~8歳下

素晴らしい才能を持った兄弟ですから、もう少し試合や昇段に意欲があればよいのですが、なかなかといったところの様です

できればまた一緒に団体戦に出たいなと改めて思いました

今後ともよろしくお願いします!

また、運営に携わった皆様、対戦いただいた方々

ありがとうございました。

いまだに試合までの数日間は何とも言えない張り詰めたものを感じつつ過ごしますので精神的に良いか悪いかわかりませんが、毎回終わってみれば勝っても負けても参加してよかったなと感じる次第

ではまた!

 

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