皆さんこんばんは。一の太刀でございます。
早速ですが剣道のお話です。本日は「試合でせめぎ合いも早々に常に間合いを詰め攻めてくる相手にどう対応するべきか」です。
実は先月10月にありました加盟区の秋の大会での団体戦で私はそのような方々にうまく対応できず、残念な内容と結果を残してしまいました。
その際に、チームメイトで大将である実力者「カンピオーネ」さんにアドバイスをいただくことができました。
そこでの気づき、思案した内容をここでは書いてみたいと思います。
おそらくは過去の大会でも同様なケースで二回ほど引き分けたことがありそれを思ってか、お声掛けいただきよいヒントをもらうことができました。
いただいたご指摘を要約すると次の通り。
■相手のペースになっている、いつもの私の動きではない。
■まるで決まる感じがしない
相手に合わせてしまっている(相手に主導権を握られる)
私はこのブログでも「主導権を握ること」の重要性を書きました。
その記事はこちらです。
私が調子の良い試合をしている時はたいてい、こちらから仕掛けることが多い場合です。
今迄の試合の記事を読み返してもやはりこちらから先手を取って仕掛けることを意識しており、それができている場合は試合内容も良いものとなります。
しかし、その反対に剣先の攻防なしに常にどんどん前に詰めてくるような方が相手となると、自分から仕掛けることができず、結果、相手のタイミングで打ってしまったり、こちらから「誘う」訳でもなく応じ技や出鼻技をだすことになります。
ほとんどの場合、試合時間が3分ということもあり、相手から仕掛けられることが多いと気持ち的に焦ってしまうということも感じてしまっています。
そうなれば、そううまく決まるわけありませんね。
どうすべきか 「前でさばく」
こちらが準備できていない場合は「前でさばく」を前提に「縁を切る」などで仕切り直しさせることを落ち着いてする。
必ずこちらから仕掛ける場面がくるので焦らずタイミングを見計らう。
しかし、「待つ」のではなく、できるかぎり「こちらから仕掛けられる土壌」をつくっていく。
足をつかう
その場での竹刀操作だけで避けようとすると裏をかかれたり遅れたりすることでやられる可能性もある。
足を使って前に出ながら中心をとり相手が打ってきても相手の手元付近で押さえる
中心を取る
だいたい前に詰めてくると手元を上げて幻惑する方が多いはず。そこを中心線を取りながら前でさばく
相手がたとえ小手を打ってきても足も前に出ていれば相手の打突は外れる
警視庁の方々の試合などをみると、そのようにうまくさばいているところを良く見かけます。
上記の画像のような状態で間合いが詰まりつつ相手の喉元に剣先をつけると大抵の打突は防げると思います。
「相手の手元を抑える状態にする」ということですね。
これが常時できればよいのですが、私の場合はどうしてもその後「小手返し面」の意識や「裏からの面」もあって左手をさらにあげて次のような防御となるケースが多く、準備できていればよいですが、そうでない場合も無意識にしてしまいますから、これも少々課題でしょうか。
まとめ 焦らない!!
つまりは、「相手の仕掛けるペースが早いからといって焦って合わせずに前でさばき、自分から仕掛けられるタイミングをみはからう」
「焦らないこと」
これにつきます。
「その攻撃は全く効いてない」といった雰囲気でさばく必要もありそうです。
私のようなリバ剣ですと、どうしても試合経験が乏しく、様々なタイプの剣道に対応できないといったことが起こりえるでしょう。
ここにきてようやくですが、それらタイプのひとつの攻略の糸口が見つかったように感じます。
恥ずかしながら、なぜそのような剣道が苦手かもわかっていなかった…
「いかに主導権を握るか」
苦手なタイプとなると特にかんたんに握らせてくれない相手と思いますが、やはりこれが重要なものとなるでしょう。
今回は私の備忘録そのままとなり恐縮です。
ではまた!
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