皆さんこんばんは。一の太刀でございます。
本日は、全日本選抜八段優勝大会が開催されました。
差支えなければ「予想」をした過去記事もご覧ください。
先生方の試合の行方はどうなりましたでしょうか。
では勝手に「総括」いたします。
変わらない勝負強さで見事、神奈川の宮崎先生が優勝
やはりどの試合も見応えのあるものでしたね。
優勝:宮崎先生
見事連覇を成し遂げました宮崎先生です。
一回戦の中山先生との一本目などはもう何度も観てきた「いつも通りの面打ち」のシーンでしたね。相手の剣先をはじき殺しての面。
どうすればあのような面打ちができるのか、本当にお教えいただきたいものですが、恐らく誰も真似できないのかもしれません。
「間合いの入り」がとてつもなくうまいのかなあと勝手に想像。
予想通りといいますか、なんというか、勝負強さは際立っています。
その剣道を批判されることもある宮崎先生ですが、私は純粋にあの面打ちをカッコいいなと思っています。
宮崎先生、おめでとうございます!
準優勝:谷先生
過去には優勝経験もある谷先生が準優勝です。
これで二位が2回目となりますが、やはり勝ち方を知っているということなのでしょうか。安定感抜群です。
また、三回戦、準決勝と「下から小手」で出鼻を決めています。
似たようなシーンであり、私もこの技を好んで使ているので大変勉強になります。
三位:栗田先生、石田先生
私は初めて栗田先生の剣道を拝見したのですが、「面打ち」が凄いですね。特に熊本の清水先生と山梨の坂田先生との対戦での「面」は見応えがあり、「しっかり振りかぶった面」で似たようなものでした。
とてもきれいな「面打ち」で、つい「おー」とうなってしまいました。
石田先生も安定感ある試合運びで三位となりましたが、準決勝での宮崎先生との試合はとても緊張感あるものでした。
恐らくもう何度も対戦しているので、手の内を知り過ぎてやりにくいのではないかと思いますが、宮崎先生もめずらしく「小手返し面」で一本にするなど、個人的に観ていてとても楽しいものでした。
「逆胴」を決めたり得意の「出鼻面」などもすごく、変わらず「強い」の一言。
気になる一本
北海道の古川先生の「突き」
一回戦でも強烈な「突き」を決めていた古川先生ですが、大阪の船津先生との試合で二本目に決めたものが圧巻でした。
船津先生の前に攻める強烈な圧力にもうまく対処しながら「担ぎ小手」で一本。
その後も古川先生は「下から」攻めていき「突き」を放ち勝負あり。
相手の船津先生も突かれた後はすぐさま開始線に戻るという納得の一本だったのではないでしょうか。
まとめ
レベルが高いのでどの試合を観ていても楽しいものでした。
そんな中でも自分の技とリンクしたり、勉強になるものが私個人としてはありました。
それにしても宮崎先生の強さは異常ですね。私の中では歴史的人物であります。
そのご活躍を見続けられる幸運に感謝しつつ、来年のこの大会がどうなるのか、想像しながら今夜は床に入りたいと思います。
ではまた!
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