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【まだまだー!の巻】第57回 東京都剣道選手権大会(全日本東京都予選会)2018

剣道

皆さんこんばんは。一の太刀でございます。

早速ですが剣道のお話です。本日は「第57回東京都剣道選手権大会」です。

昨年は、不参加。一昨年は初戦敗退。

過去の最高成績は二回戦進出です。

強くなったとは思うのですが、最近の方が戦績が悪いとはどうゆうこっちゃ!

2月の東京都剣道大会に並び、私が参加させていただいているものの中でも最高峰の大会がこの東京都剣道選手権大会です。

これに勝ち抜きベスト4に残れば11月3日の文化の日の行われる「全日本剣道選手権大会」の東京都代表として参加できるものです。

それゆえに、参加者は歴戦の猛者揃い!

熱い戦いが期待できます。

では早速まいりましょう。

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全日本剣道選手権への道

2018年9月1日(土)

朝の8:00開門、8:50に開会式、9:05より一斉試合開始となりました。

今年の参加者は194名。警視庁28名および皇宮警察10名の特錬員の方々。国の省や庁にお勤めの方々や実業団、教員、学生と様々です。

私のお相手は…

C区から選出の神戸の大学を出られたとおっしゃっていた180cmを超える恐らく20代の方。

このC区は実業団剣道も盛んで、実際に試合する前から強いのは当然であろうと考えていました。

しかし、私はこの大会に挑むにあたり、いつものように体重増加と稽古量の不足には苦しみましたが、「小手返し面」の「返しの部分」に修正をいれることにある程度成功。

これがうまくいけば、そこそこの戦いができるのではないかといった淡い期待を持っていました。

いざ勝負。

大きい人だな~と思いながら、苦手の「上段」だったらどうすっぺかと思いつつ

「中段」ならば前回の地区対抗戦と同様に「下から小手」「結果として出鼻面」のパターンでいこうと考えます。

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相手は「中段」

「下から小手」に相手はするするっと下がって対応。

「出鼻面」を打とうかと思った瞬間に相手にグッと前に入られて打てず。これは一瞬判断を迷ってしまい先に出られた感があります。

うーん、では「小手」を誘って「小手返し面」はどうか!

「小手」を打ってきました!

よっしゃ―!「返して面」!

??

私の「返し面」は空を切ります。相手は私が詰めて誘ったものを「引き小手」で応じてきたのでした。私は続けざまに追って「面」

しかし、有効打にはなりません。

前半が過ぎて、どうもこちらの予測通りに動いてくれないなと感じていました。

「面」を誘って「返し胴」は相手が「諸手突き」を打ってきてうまく竹刀を抜けず。

「小手」を誘うなどで前に詰めると相手は下がって間合いを切ってきます。

ムムム…

「出鼻面」狙いで飛び込み面を打つと相手はなんと「面抜き逆胴」にきました!

有効打とはならずも、ちょっとびっくり。

「小手」を誘い、上がった手元に「小手」そしてそのまま「引き小手」

縁を切らずに一足一刀の間合いに入る手前から「飛び込み面」!

流れは悪くないもののこれも上手に防がれます。

お互いにこれはといったものはありません。

そんなこんなで延長戦突入。

ふと考えました。

予測するうえで相手の反応を思い出してみたのです。しかし

「どんな反応するんだっけ??」

私は覚えていませんでした。

なんとなく、こちらから間を詰めるとよく下がって縁を切るケースが多いとは思っていたのですが、その一瞬思い返せなかったために次の一手を考えることができませんでした。

集中できていないのか…

また、個人戦初戦のため、お互い少々消極的だったか。

リスクを負ってもう少し間合いを詰めての攻防をしようかなと考えて挑むもあまり代わり映えしません。

間合いを詰めて「小手」を誘うと、来ました「小手」

稽古通り「返して面」!

しかし相手は「小手・面」でした。「面」のタイミングで相手の腕に竹刀があたり不発。

相手はここでようやく素直な「飛び込み面」

私はなんとか「小手」に合わせるもお互い一本とならず。

続けて「出小手」狙いの「下から小手」を打つと相手は「返す」動き。

そこへうまく決められればよかったのですが、有効打にはならず。

しかし、よーし、これで徐々に流れをつかむ糸口になるかなと思った次の瞬間。

「お突きー!!」

一足一刀の間合いに入ってすぐさま「諸手突き」をくらいました。

突きをくりだすお相手の後ろ姿(涙)

打突部位には入っていませんでしたが、機会もよく旗三本。

見事にやられてしまいました(泣)

おわりに

繰り返しになりますが、この大会は私が参加させていただいているもののなかで最高峰の大会です。

ここで二回、三回でも勝つことができれば、それはもう有頂天になってしまうでしょう。現実的にそのあたりが目標となります。

しかし、甘くありません。

結局一回戦負けかと。

本来ならば私の様なものがこのような名誉ある大会に参加できること自体、誇れることなのでしょう。

しかし、もはやそれだけでは満足できません。

正直言って「この日の収穫はない」も同然。

悔しさだけが残ります。

言い訳にしかなりませんが、剣道をしたいが時間が許さず、週一回できるかできないか。やる気があるのにできないという歯がゆい気持ち…

しかし、この大会に参加した方の中でも同じような環境で剣道をしている人もいるでしょう。

やはり言い訳できません…

来年に向けて一から出直しです。

まだまだ挑戦しますよ。

また、このお相手の方は二回戦で某有名警視庁特錬員の方と対戦。負けはしましたが鋭い「突き」と「逆胴」をくりだして奮戦してくれました。

私との対戦でもスマートな紳士を思わせる剣道で、気持ちよく試合することができました。対戦できて光栄です。

余談

この日の夕方、道場で稽古すると、いろいろ反省するところが見えました。

かつて出来ていた腰の入った打ち方が、ここ一年くらいは「手打ち」比重が高くなっていたなどで打突力が低下していました。

それがこの稽古で思い返し、修正し、絶好調な内容で気持ちよく稽古を終えることができました。

この日の収穫はありました!

やはり経験とは重要なものですね。

次回はこの東京都剣道選手権大会の観戦記です。

過去の今大会記事はこちらです。

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■2017年

第56回 東京都剣道選手権大会(全日本東京都予選会)2017 不参加(涙)
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ではまた!

コメント

  1. ライトニング より:

    頑張って下さい。
    面打ち、構え等参考にしてます。Twitter、フォローしております。
    同じ四十代として、勝手にリスペクト中です。私は、払って表、裏から小手面、相小手面、出鼻面が好きです。飛び込み面は苦手……(笑)今は返し胴、抜き胴を鍛錬中……

    • ichinotachi より:

      ライトニングさん、コメントありがとうございます!
      リスペクトだなんて大変恐縮です…
      ライトニングさんも四十代なんですね。「小手面」系が得意とのことで、苦手な私としては羨ましいです!
      また、応援ありがとうございます!
      お互いこれからも頑張りましょう!
      まだまだ我々の剣道はこれからですよね!
      これからもいつでもコメントください!
      よろしくお願いします。

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