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身体が硬くなってきた!の巻 第76回都民体育大会剣道競技加盟区予選会 令和5年

一本集

一の太刀でございます

3月5日に加盟区剣連主管の春の区民大会がありました

そちらに参戦した記事となります

その一週間前には東京都剣道大会がありました

そこで負けた悔しい思いを胸に挑みます

今大会は兄弟子から教わりました「常に攻めている気持ち」を忘れないことが課題です

■昨年の記事がこちらです

以前の活気を取り戻したいの巻 第75回都民体育大会剣道競技加盟区予選会 令和4年
一の太刀でございます 先の3月6日には春の区民大会が開催されました コロナ禍で選手はもちろんのこと、運営関係者の人手不足もあるようです そのような中、開催にご尽力いただいた関係者各位にまずはお礼申し上げます 私も個人戦・団体戦ともにエントリーい...
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個人戦

いつもであれば36歳以上の部での参加ですが、今年は人数がまたすくなくなったようで20代の若手もふくめた一般男子の部というカテゴリーでのトーナメント戦となりました

若手入れても12名とのことで、寂しい限りですね

しかし参加人数を増やすの簡単ではなさそうです

どこの地域もこの人口減少問題はあるかと思いますが、克服することはなかなか大変でしょう

二回戦(初戦)

お相手は某剣友会の方

初めての対戦です

年齢は私とさほど変わらないのではといったお方

こちらから引かない気持ちで積極的にいきたいところ

触刃の間合いから面を打ち

立て続けに面

悪くありません

しかしながらその後の展開はどうもうまくかみ合わない感じがします

決まりそうだけど決まらない

そんな意識で時間が過ぎてしまいます

そんなところでいつも助けてくれる「面返し胴」が決まり、何とか胴ありで一本

二本目でお相手が間合いを詰めてきたところを小手に誘って「返し面」で一本

あーよかった!

準決勝

某幼~大一貫校のとあるカテゴリーのコーチをされている方との対戦

お若い方でこちらも同様に初めて相対します

お相手の初戦をみますと小手が多い印象でしたので出鼻を注意しながら挑みました

しかしそれとは別に積極的にいき過ぎてお相手にあやうく相面で乗られそうになりましたが、打突がズレて助かります・・・

遠間からの打突も意識して打とうという思いもありましたのでタイミングを見ながら繰り出すと、審判の旗2つで面あり!

試合時間3分間ですので先に一本取ったほうが圧倒的有利です

しかし、守りの意識がこの大会での私は低く、その後も積極的にいきました

それが功を奏し、試合終了

一本勝ちです!

決勝

以前も戦ったことのある某剣友会の方がお相手

これも積極的に攻める気持ちを忘れずにいきます

全般的にこちらが主導権を握り展開している感じがしたころに

「諸手突き」を打つとしっかりと打突部位に入り突きあり!

これは本日調子が良いぞ!

とは言え、その後はなかなか有効打が打てません

そして終了で一本勝ちでなんとか優勝できました!

団体戦 大将として

三人制の団体戦一般の部では4チームが参加

所属道場の大将として出場いたしました

先鋒・中堅は女性陣2名

親子です

母娘で同じチームで試合するとは羨ましい限り

同じチームの一人として私も頑張ります!

一回戦 某学校法人剣道部コーチチーム

お相手はひとり少なく2名での参戦でした

先鋒が勝ち、中堅は不戦勝

チームの勝ちは決まりました!

私のお相手は、個人戦の準決勝で対戦された方

試合開始直後に合気になり、裏からすり上げるように小手を防ぐと、まさにお相手は小手を打ってきましたので、そのまま「すり上げ面」の様なものをうち、それが面ありとなりました

良いか悪いか、ここは反射的に動いた感じなのであまり考えてのことではありませんでした

そしてお相手も取り返すために積極的に仕掛けてきました

そこに反応していつもの悪い癖で手元を上げてしまいます

直後に反射的に面を打ちますが届きません

そのまま連続しての面を打つと、運よく一本となり面ありで勝負あり

これは気持ち的にはつり出された感があり、あそこで出鼻を打たれていた可能性も高いかなと思われます

決勝 某剣友会

私の記憶では初めての対戦

先鋒は二本負け、中堅は引き分け

結果は大将戦にゆだねられました

私が一本取られずに二本勝ちすれば代表戦へ持ち込めるといった展開

ハードルは高いですが頑張りたいところです

より積極的に仕掛ける気持ちを持ちながら試合開始!

前の試合観戦からお相手はぐんぐん間合いを詰めて近間で勝負するタイプとみておりました

こちらもそれに負けないよう気を引き締めます

立ち上がりから悪くない展開

主導権を握っているように感じられました

途中お相手が面返し胴を狙い手元を上げたところに小手を打ち込みました

決まったかと思いましたが審判の旗は微動だにしません

そろそろ決めないと時間がないと思いつつ、じりじり詰め入って面を打つもお相手にしのがれます

そこで間髪入れずに意識していた「触刃の間合い」からの面を打ちます

小さく担ぐような面打ちをすると、お相手は剣先で制するように私の喉元へ竹刀を持っていきますが、剣先は喉脇からずれたこともあり面あり!となりました

こうなったらもう一本狙うしかありません

気持ちが高ぶります

二本目開始直後にふいに突っ込んで小手面を打ちますと…見事お相手に返し面をいただき面あり!

あ~…これでチームの敗退が確定してしまった(涙)

せっかくつないでもらったのに

是非もなし、もうあとはこの試合に勝つだけです

勝負

すぐさま合気となりやり取りの中で私が小手を打つとそれが審判の旗2本と上がり小手ありで勝負あり

準優勝です

おわりに

今大会は先鋒中堅の娘さんお母さんがせっかく頑張ってつないでくれたにもかかわらず、力になれず申し訳ない思いです

ここにお詫び申し上げます

男性相手で色々大変なところがあったかと思いますが、素晴らしい試合をみせてくれてありがとうございました

また一緒に団体戦に出場できることを楽しみにしています

個人的には記憶している大会の中でも良い試合展開ができたと思います

見返しますと、後ろに下がることが2回程度しかありませんでした

昔のようにとにかく先に打たなきゃといったような焦りもなかったので、これはやはり兄弟子の「常に攻めている気持ち」が役に立ったのだと感じます

「触刃の間合い」から面を打つことは以前よく意識していた出鼻面のパターンと近いのですが、最近になって元日本体育大学・元日本代表の村瀬諒選手の動画を見返していた際にタイミングを参考にして打ってみました

「出鼻面」は剣道の神髄か!? その「コツ」と「効果」は!【最重要】
2018年2月 追記しました。 皆さんこんにちは。残暑がきびしいですが、いかがお過ごしでしょうか。今週も私は2回の稽古ができそうです。 早速ですが剣道のお話です。本日は「出鼻面」です。とても重要な回となります。 同意される方も多いのではないかと...

この間合いだと、やはり打突に対する準備ができていない場合が多いように感じます

改めての収穫です

さらに良い収穫として、「構え」についてやはり高段者のようにどっしりとしたものにしたいと意識していたのですが、この日ある方にまた良いことを教えてもらいました

私の胸や肩回りをみて、もっと胸を開き顎を引き腕の力を抜いたほうが良いとのニュアンスのアドバイスをいただきましたが

後日それを模索するとかなり私の「理想に近い構え」をすることができました!

ありがとうございます!

この構えを忘れないようにしたいところ

教えてくれた方は以前も「踏み込み」の記事で触れたことがある東海大出身の教員の方で、現在は某大学剣道部の監督をされているのですが

ご本人が素晴らしい剣道をされる方だけあって、その他でも細かなところまでよくみられており、その「洞察力」はさすがといったところです

これはまいりました

「発声」や「踏み込みの音」で剣道は変わる!!
皆さん、こんばんは。リバ剣の一の太刀です。昨日の大会で今年の東京都代表がきまりましたね。畠中選手、越川選手、遅野井選手、正代選手の警視庁メンバーですね。この中ですと個人的には遅野井選手の正剣的なスタイルと正代選手の面と小手の鋭さに興味があります...

さらにもうひとつ今回は気になったことがあるのですが、前回の東京都大会の試合動画を見返しますと、どうも身体が硬そうに感じました

歳を重ねることで剣道に変化はありますが、なぜ若い頃のような「のびやかな打ち込み」ができなくなるのか

言い換えれば「無駄を省いた打ち込み」になるのかもしれませんが、個人的には「のびやかさ」はほしいところ

その一つの理由が筋肉の伸びや関節の可動域が少なくなることでは

どうも若手の動きと違うのは、身体の「筋量」だけではなく「柔軟性」からではないだろうか

そこで東京都大会後から身体全体のストレッチを少しずつ始めたのですが、これも今回少しだけ効果があったように感じます

そういった意味でもさきの「構え」の指摘は通じるものがあります

またまた剣道の稽古をすることが楽しくなった次第

引き続き人員の少ない中で運営に携わった皆様にはお礼申し上げます

また対戦いただいた皆様にも感謝いたします

秋の区民大会でまたお会いしたいと願っております

ではまた!

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