一の太刀でございます。
早速ですが剣道のお話です。本日は「いつも助けられている下から小手で出鼻技とした一本」です。
2019年10月の区大会の一回戦
前回はこの試合の一本目の記事でした。
二本目が始まります。
この試合での確実性を感じたが、それが本当かどうか試す意味でも
不安はありつつも大技の「面」で一本を取ったことで「ホッ」と一安心。
二本目開始後は落ち着いています。
内容
相手はジリジリ間合いを詰めてきました。
しかし、すぐに打ってはきません。
そこでこちらがスッと「下から小手」を打つと「小手・面」がきました。
「相小手・面」狙いだったか
よーし、この有利な状況であればまた大技やリスクがあっていつも打てないような技をだすか！？
と思いつつ、今度は私からグッと前に詰めるとお相手は「面」
そこで思い出しました。
開始早々からこちらが前に詰めるとお相手は「面」を打ってくる傾向にあるのではと。
これはやはり「グッと前に詰めて下から小手」といった、いわばフォーマットのような型で「出小手」を狙えるのではないだろうか。
しかし最近の自信のなさから少々不安も…
「大技」でいくか、自分が「確実性の高いと感じた技」がはたしてそうであるか確かめに行くか…
よし！大技をぶちかます！！
と豪快に言いたいところでしたが、感じたものを確かめたくて「下から小手」を選択…
一足一刀の間合いからスッと前に詰めると相手も反応してきており、近間の状態から「下から小手」を打つとタイミングよく「出鼻小手」となり一本。
勝負ありとなりました。
参考画像
合気かなと感じ、前に
剣先下げました
裏から振り上げてます
攻撃と同時に防御態勢
ありがとうございました。
おわりに
「闇雲に打っている訳ではないということ」と「相手の反応から予測して打ったものが狙い通りだったということ」はある程度自信となります。
大技を選択できなかった弱っちさもありましたが、それはよかった！
この「小手」に私は何度助けられているでしょうか。
「ススッと詰めて下から小手を打つ」
まさしくこれは私の中では「一連の型」なのです。
一定数、または状況次第ではススッと詰めることが結果的に「誘い」となり反応してくる方がいます。
その場合、この様な「出鼻小手」や「面返し胴」などが効果的になりますね。
誘いに乗って「面」に相手がこなくとも、「手元が浮く」などといった反応をする方もおりますし、この流れの「小手」は悪い選択ではないと思います。
■今回とほぼ同様の技で決まった記事
■「出鼻小手」の記事
「下から小手」よ
これからも私を助けてくださいね！
何かの参考になれば幸いです。
ではまた！
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