2017年9月10日 追記しました。
皆さんこんばんは。リバ剣の一の太刀です。今週末は金曜に1回、土曜に2回と剣道の稽古ができました。一つは懇意にさせてもらっている実業団の稽古会でした。この場を借りてお誘いくださったことに感謝いたします。稽古は週一回をなんとか維持している状況の私にとってはこれだけまとめて稽古ができることは本当にありがたいです。皆さんに感謝!
さて、前回の続きをお話しさせていただきます。
構え方・考察
・手の内は手の平と指先で竹刀を握る
・懐は「赤子を抱くがごとく」
・重心は左足7割・右3割程度
【追記】2017年の「手の内と腕」考察
2017年版を追記しました。
手の内について
手の内、竹刀の握りについてですが、私は昔からガチガチに握るのが好きではなかったのですが、ゆるく握る=柔らかいではないことにようやく理解できました。
一般的な教えでは傘を持つように握り卵が割れない程度の圧力にし、打突時のみキュッと締めるなどありますが、恐らく理想はその通りかと思います。
現段階での私はそれなりにしっかり握っている感覚が持てる程度の圧力で竹刀を持っています。そして重要なことは「どの様に握っているか」と考えています。
左右共に画像の赤い点線内で主に握っている感覚です。指の付け根部分は竹刀に触れていません。イメージ的には「小指薬指を強く」ではなくて「手の平の手首に近い部分」で握っている感覚です。結構自在に竹刀を振れます♪
腕(かいな)は赤子を抱くが如くとは
懐は「赤子を抱くが如く」文字通りでして、赤ちゃんを抱っこしたときの腕に似ています。肘の内側の関節部分が気持ち上を向くようにすると赤ちゃんの首を乗せるに良いのでその感覚です。
左右の足の重心の置き方
足にかける重心は先生によって諸説あるかと思いますが、私は左足7割、右足に3割です。
当然右足に重心があった方が瞬間的に動けるかとは思いますが、しっかりとした面打ちを打つにはやはり左足に重きを置きたいですね。
【問題点】
重心が左足に乗っていると相手から攻められた際、その攻めが強ければ強いほど、つい後ろに沿ってしまいがちです。
【解決策】
それを抑えるために、私は「下っ腹が重要」と考えます。骨盤を後傾させ腰を前に出すことで相手の圧力に屈しなくなります。相手の圧力に負けないための策です。
中段の構え「姿勢」が大事
現在の私の構え画像です。
これをみてお分かりいただけるかと思いますが、私の体形は前にお伝えした通り、胴長短足に加え腕も短いです(涙)
道着姿ならまだよいのですが、この服装での露出は正直恥ずかしいです。ただ洋服のほうが姿勢が解りやすいと思いまして掲載します。
腕が短いのに右腕の懐(ひじのあたり)にゆとりがありますが、これは少々「右半身」になっているからです。
実際正面を向いておへそあたりで構えると右腕が短いのでこんなにゆとりはでず伸びきった状態になってしまいがちです。「足の幅や腕の膨らみ具合など」に注力していただけると幸いです。
「現在」と「過去」の構え比較
また、姿勢の比較として「以前の腰を痛めていた構え」と「現在の構え」の横からのものも掲載します。
腰を痛めた「昔の構え」
腰が痛かったです。
この構えですと重心は前に乗りがちです。もちろん意識して左足に乗せることができますが気づくと前がかりになりました。また、下っ腹に力を入れることが本当にできません。
胸を開いて綺麗に構えているように見えますが、胸元に「気の意識」と言ったらよいでしょうか。腹にいかないのです。ホントに!!
2016年7月ごろの「現在」の構え
では次に現在のものです。
猫背で、所謂ポッコリお腹な感じでしょうか。
あまり良い姿勢とは言えないかもしれませんが、そんなにひどくはないですよね??(汗)この構えですと圧力が気持ち、お尻と太ももの後ろと内側にかかります。
要するに下半身で前に推進することができます。
腹あたりが前に出る意識があるので相手の攻めについ後ろへ下がってしまうこともありません!
私が現在、八段の先生に注意される点は右腕の懐をもう少しゆったり広げた方が良いとのことです。これがまた難しい!
次回はポッコリお腹(臍下丹田に力をためる)ことについてお話したいと思います!
それではまた!
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