皆さんこんばんは。一の太刀でございます。
連休の谷間、私は仕事でございました。暦通りのお休みですので明日からまた連休です♪
では剣道のお話です。本日は「基本稽古」についてです。
学生さんは部活に所属していれば、毎日のようにしっかりと時間を取り、準備体操から始まり、基本稽古、懸り稽古、地稽古とフルコースでおこなうことが常だと思います。
しかし、社会人になりますとどうしても地稽古中心になってしまいがちです。それは時間がない中で剣道を楽しむためには仕方ないことかもしれません。
汗をかき、地稽古で勝負の醍醐味を味わうことはとても楽しいものであります。
ただ、それだけでは剣道の上達は近くありません。
基本は大事
基本が大事なことは、誰でも承知しておるかと思います。しかし剣道をおこなう環境が「基本稽古」をしないものであると、それに流されてしまい、やらないことが普通となってしまいます。
「基本稽古」って単調ですし、地味にツラいんですよね。私もつい怠けてしまいます。
もう基本はできている。
と思っている方も常に「原点回帰」することは重要とし、おこなうべきと考えます。
基本稽古は自分の意志で
私の場合ですが、通っている道場では稽古始めの10~15分程度、基本打ちに時間をさいています。しかし、残念ながら私はその時間にはほとんど間に合わず、地稽古になったタイミングからの参加ばかりで基本稽古をすることがあまりありません。
そこで、稽古が終わってから、お茶をする時間があるのでそこを利用して「素振り」「基本打ち」「一人追い込み稽古」などを行っています。そのあたりをおこなうようになってから地力が少しづつ、ついていったような気がします。
最近おろそかになってしまうこともあるのですが、やはりそのようなことをやるやらないで、大きな差がでることは間違いありません。
自らの意思で基本稽古の時間を作り、おこなう意思をもつことが重要かと思います。
「子ども」との稽古で一緒に基本稽古
子どもの稽古では必ず基本稽古をしているかと思います。
時間が合うのであればそこに参加し、もし指導する立場だったとしても、できるかぎり同じメニューをこなすことで充実した稽古になるのではないかと思います。
子どもと一緒に同じメニューをこなすと結構な疲労になりますよね。それが血となり肉となるかと。
強いところは基本稽古もしっかりやっている
極端な例ですが、警察の特錬や実業団チームではしっかりと基本稽古をおこなっていますよね。
youtubeでは神奈川県警の特錬稽古風景などがアップされていたこともありますが、やはり激しい基本稽古、追い込み稽古などをしておりました。
私がたまに参加させていただいている実業団チームも人数が少ないながらも準備体操から基本稽古へと時間の半分をしっかりと取っています。
その様な中、私のようなものが基本技の稽古をおろそかにすることは、上達を放棄するようなものです。
まとめ
大前提として、「ケガをしない」ことがありますが、自分が上達するのに適した「基本稽古」をおこないたいものです。
環境に流されず、自分の意思で「基本稽古」をおこなう意識をすれば、おのずとそれができる時間や機会がめぐってくると思います。
と偉そうにいう私はどうなのか!
先月の試合で気になることがあって改めて「基本稽古」の重要性を感じました。そこでこの記事を書くにいたりました(汗)
ちょっと怠けてましたので、私もケガしない程度にがんばります!
基本稽古でどのようなことを意識し、実践していくべきか。これを書いた記事はこちら。
角先生、感謝いたします!
ではまた!
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