一の太刀でございます
今回は2月に開催されました東京都剣道大会に参加いたしましたので、その記事となります
昨年はチームは初戦敗退
私自身もまるで良いところなく敗北しております・・・
しかし、それなりに活躍できた年もあるのですよ!
とか
とか・・・
今年はいかに!
加盟区剣道連盟の代表「大将」として参戦
7人制の団体戦となります
私は「大将」
実力ではなく年齢的にこのような大会ではもうそのポジションが当たり前でございます・・・
チームの仲間はいつも通り名門大学剣道部出身者ばかりで心強いところ
いざ勝負!
二回戦(初戦) S区戦
こちらの区は某体育大学の監督を務められた高名な八段の先生が館長である道場の方々が中心となっているチーム
ご祖父の代からかの地に開かれておる歴史と実績のある道場
特にご尊父は「天才」と称されるほどの方だったそうです
もちろん現館長も実績十分であり、かつチームメンバーにはご子息らしき方も名を連ねております
しかし、わがチームメイトも負けてはおりません!
一進一退の攻防の中、チームとして副将の手前の三将までで0勝1敗(一本負け)の状況
その後惜しくも副将が一本負けとなり大将戦前に負けが決まった状況でした
その状況も踏まえて気楽に試合に挑みます
お相手は・・・タイトル通り、二刀流です!!
そして結果から言ってしまうと負けてしまいました(涙)
心の動きや試合展開を書きますと・・・
まずは二刀流で思い出すのが昨年の国体予選会での試合です
この時、試合展開としては悪くありませんでしたが攻め手にかけ、結果負けました
今回は正二刀の方
やはり、「突き」「面」「小手」「返し技」このあたりかな~と考えながら試合に挑みます
最近の稽古で学びましたが常に攻める気持ち(ただ構えている状況を作らない)ことを意識し、攻撃的にいこうということで、積極的に打突していきます
相面!
こちらの面ありと感じるほどのタイミング
良い感じです
しかし、調子に乗って似たような私の飛び込み面にお相手は素晴らしい「返し胴」を繰り出しお相手の胴あり!
その後もひるむことなく引き続き飛び込み面を打ち込みますと、それが功を奏し、再び相面となります
私としてはこれはこちらの面ありと感じていましたが、審判の旗は重く、どちらにも上がりません
また、お相手の面に対して返し胴を打つと、それが思いのほか良い具合でした
しかし、これも決定打にはなりません
今大会全体的に旗が重い印象でした
しっかりと決めないと一本としないといったところでしょう
また、お相手に一本取られたと恥ずかしながら勝手に判断してしまい、危うく二本負けするところでした
私が突きを打ったところ、すり上げ面を打れ、視界に審判ひとりの旗が上がったのを見みて、取られたと思ったのですが、他二名の審判は無効としておったことに気が付かなかったという、やらかしをしてしまいました・・・
そんなこんなで試合終了
■モザイク強めですみません
おわりに
今大会は負けはしましたが、ある意味達観して挑むことができました
なんでしたか、どこかで「努力する者が楽しんでいる者に勝てるわけがない」と聞きました
言い換えると「好きこそものの上手なれ」といったところでしょうか
一理あり
高校途中で剣道をやめた私は実績もなく、いまいち自分に自信が持てません
このブログでも良い結果を記事にしたい、結果を残し気分良くなりたい、絶対負けたくないなどという思いが強烈にあるがために「不安・恐れ」も強烈に沸き起こり、試合前数日の精神面の調整にいつも手を焼いています
時々良い状態で挑める日もありますが、負ければ「あぁやはりだめだ」とか、若いうちに鍛えていないから試合など無理だろうなどと、落ち込みます
特にこの東京都剣道大会のような高いレベルの試合前はそうです
しかし、今回は気持ちが充実していました
「試合を楽しもう」という気持ちを改めて自分の中で育みます
まあ、この日は負けたのですが・・・気分はさほど悪くありません
もちろん負けて悔しいですよ!!
なかなかうまくお伝えできませんが、とにかく「薄皮」程度ですが、一皮むけた気がいたします♪
もう二刀はイヤ!的にタイトルを書きましたが、実はさすがにそこまで思っておりません
それに、最近はまだ試合技術としても向上できる余地があると実感することがありましたので、これからも精進したいと存じます
とはいえチームメイトには申し訳ない気持ちと感謝の気持ちがあります
私が勝っていれば、チーム敗退と言えども引き締まった終わり方ができたでしょう
後進に道を譲る気持ちもありますが、枠があればまたお誘いいただけるよう頑張ります
老いて益々盛んなれ!
ではまた!
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