PR

「集中する方法のヒント」 集中力を高めるにはどうすべきか

その他

皆さんこんばんは。お正月に食べたお餅のおいしさが忘れられない一の太刀でございます。

まだ年明けてから稽古ができていないのでとてもうずうずしている今日この頃です。

では剣道のお話です。本日は「集中する」です。

稽古はもちろんのこと、試合中にあれやこれやと考えすぎて、後から思い返すと「全く集中できていなかった」といったことはありませんでしょうか。

私はありました。

スポンサーリンク

考えすぎてはいまいか

早速結論ですが、私の場合は「考え過ぎていた」ことで集中力を乱していました。

試合前や試合中では特にこのようなことを考えてました。

・こう来るケースが多いからその時はこうしよう。それにはここを注意して…

・さっき何打ってきたっけ?覚えていない!

・打突が右に流れ過ぎてしまったか?

・構えがおかしくなってないか?

・ああ、全然決まらない!

「能動的な戦略」としてではなく、相手中心で「受動的」になんとなく次の一手を打ってしまっていたり、自分の弱点が気になって仕方がない。こんなことを試合や稽古中に考えているのですから、それは集中できているはずがありませんね(汗)

混乱を招く「多様な情報」

10数年ほど前に剣道を再開することになってから、私は高校生の現役当時の感覚とのギャップに苦しみ、どうしても試合に勝ちたくて、必死に先生への質問や書籍、Webにへと「情報」を求めました。

しかし、様々な情報を得れば得るほど上記のように考えすぎてしまい、「集中する」とはかけ離れた心理状態に陥っていました。

この「一の太刀剣道ブログ」も同様ですので恐縮なのですが、「インターネット」の出現により多様な知識を得ることが簡単にできるようになりました。

それによって情報重視になり過ぎてしまい「頭でっかち」になる傾向があるのではないかと思います。

多様な情報も、マイナスに働くこともあり得るということでした。

情報を整理する  「四戒」を起こさないために

バスケットボールで全国大会出場経験のある、とある方と話していた時のことですが、バスケの試合中では相手の「どこを観ているのか」の話題になった際、ついで話として私は剣道に置き換え「目付には色々悩んでいる」という様な話をしました。

彼は「確かにどう観るかということはあるが、実はそういったことを意識している時は集中できていない証拠でもある」とのようなことを言っていました。

これが私にとっては「目からウロコ」的なものでした。

「私は考えすぎている」そう思いました。

そこであれこれ考えることはやめました。

もちろん稽古では新しい試みをすることがありますし、試合展開を観ながら「能動的な意味で」次の一手を考えることは「基本として」あります。

しかし、「自分のものになり得ていない技」や「相手中心の展開予測」などは四戒である「驚擢疑惑」を起こす要因になりますから、情報を整理することを意識しました。

自分のできることを明確にする

過去記事の「緊張しない方法」でも同様のことをお伝えしましたが、私の場合はまず、自分のできることを明確にする必要がありました。

・過去記事「試合でビビる私!「緊張」はたった二つのことで治まりました」

試合前にビビる私!「緊張」はたった二つのことで治まりました
皆さんおはようございます。一の太刀です。 この度は三笠宮崇仁親王殿下が薨去されました。ここに慎んで哀悼の意を表します。 昭和がまた、遠くなりますね(涙) では剣道のお話です。本日は「ビビってしまう」です。 私はかつて、大会のたびにド緊張していま...

「がむしゃら」に面や小手を打つだけという状態も、「集中」している状態とは違うかと思います。

「自分が持つ技はなんなのか」

まずこれを理解することが大事ではないかと思います。

試合ではそれを全力で出し切るだけです。「自分のできる限りのことする」のみ。

私の場合はそう割り切ることで「集中力」は高まっていきました。

「冷静でいる」ということにも置き換えられるかもしれません。

結果、試合では自然に体が動いて一本になったことが多数あります。これは試合に「集中」していたからこそ自然とできた証拠だと思いました。

普段できない技は、基本的に試合では使えないので捨てて良いかと思います。できる技が限られている方も、一つでも自得できている技があれば、それを中心に攻めていくことです。

もちろん、できる技のバリエーションが多ければ多いほど戦術的にも幅が広がりますからそれに越したことはありません。

しかし、たった一つの技でも「得意技」にまで高めていれば、大きな武器となるかと思います。

そんな例え話があります。うる覚えで恐縮ですが、昔の漫画で「拳児」というものがありました。

中国の古流拳法の逸話なのですが、その昔にどのような理由か忘れましたが、捕まった拳法家が手と足両方に「錠」をかけられてしまい、牢獄に入りました。「錠」のせいで手足の動きが極端に制限されましたが、その可動域の中でできる拳法の唯一の「形」を、毎日繰り返し修練し、その技を練り上げました。そして、牢獄から出された後、そのたった一つの「技」で達人の域に到達し、たしか復讐を遂げたとか何とか…

[amazonjs asin=”B002CZPLH8″ locale=”JP” title=”拳児 全12巻完結(文庫版)(小学館文庫) マーケットプレイス コミックセット”]

あいまいですみません。

本当の話かどうかは分かりませんが、一つの真理ではあるのかなと思います。

まとめ

正直言って剣道以外のことでの「集中力の高め方」は全く分かりません。

・自分のできることを明確にする

・余計なことを考えない

私の場合、剣道では上記の2点が重要なものとなりました。

もし、皆さんの中でも「どうも集中力がない」とお思いの方がおりましたら、これを意識してみてください。

それで解決できましたら幸いであります。

ではまた!

 

私もこちらでミツボシの小手「道」と「虎」を購入し愛用しています
私もこちらでミツボシの小手「道」と「虎」を購入し愛用しています
その他剣道心理
スポンサーリンク
facebook
この記事が気に入ったら
いいね!してね
最新情報をお届けします。
シェアする
ichinotachiをフォローする
一の太刀 剣道ブログ 

コメント

タイトルとURLをコピーしました