皆さんこんばんは。一の太刀でございます。
本日から6月に入りました。季節が過ぎるのは早いものです。
早速ですが剣道のお話です。本日は「普連土(ふれんど)学園剣道部の体罰問題」です。
なんかこのようなニュースが恒例となっているようで悲しいのですが、お知らせいたします。
本日はもう一つ似たようなニュースを記事にしております。
腹蹴り転ばす、竹刀でのどを突く 女子剣道部員に体罰 元教諭らに賠償命令がでました 2017/5/31
事件のあらましですが、私立の普連土(ふれんど)学園の剣道部の合宿中の体罰(女性部員のお腹を数回蹴って転倒、喉を付いたり体当たりして転ばせたりもした)で元部員が顧問と学園に対して損害賠償を求めたというものです。元女性部員は頸部挫傷になって、一時登校できなくなっていたほどとのこと。
その判決が出たというニュースです。
東京タワーのお膝元の港区の学校から(涙)
役1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決ですが、東京地裁は学園側と顧問及びコーチに合計約90万円の支払いを命じたとのことです。
朝倉佳秀裁判長は「原告への怒りや練習態度への不満をぶつける意図があった。教育的指導の範囲を逸脱した体罰に当たり違法だ」と指摘した。女性が訴えていた心的外傷後ストレス障害(PTSD)の発症は認めなかったほか、当時の校長や法人の理事長の個人責任は否定した。
学園によると、顧問は減給処分後に退職し、コーチは解雇したという。
(2017年5月31日 17:02) 産経ニュース 引用
http://www.sankei.com/affairs/news/170531/afr1705310025-n1.html
名前がすごい
すみません。
不謹慎かもしれませんが、この学校の名前のインパクトに驚きました。
「普連土(ふれんど)学園」
と読むそうですが、昔風に考えるとヤンキーの「夜露死苦(よろしく)」とか、今でいうDQNネーム的といいますか…
インパクトがある学校名ですね。
学校のHPをみますとその由来が記載されています。とても深い意味があるものですね。
キリスト教系の学校で、明治20年創立と歴史も古いものです。
校名の「普連土」は、津田塾大学の創立者 津田梅子の父 仙氏により、FRIENDの語の音をとって、命名されました。そして、この校名には、学園が「この地上の普遍、有用の事物を授ける」真理探究の場となるようにとの願いが込められています。
普連土学園HP 引用
普連土学園 | 教育理念・沿革
一部は認められず
心的外傷後ストレス障害(PTSD)の発症の因果関係や、当時の校長や法人の理事長の個人責任は認めなかったとのこと。
学園としての責任はあるのでしょうが、やはり基本としては指導していた顧問2名の問題が強そうですね。
おわりに
2名の顧問の内の一人は女性とのこと。女性顧問が女子生徒の腹を蹴るというのはなんともひどい話です。もちろん、どちらが男性でも同様ですけれども。
過去にも剣道部顧問の暴力・体罰のニュースを記事にしましたが、最近はこのように世間の目にさらされる機会が増えましたから、良い意味でそのようなことがなくなることを望みます。
過去記事はこちら
また、私の経験もよろしければご覧ください。
剣道が良い方向へ発展しますように。
ではまた。
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