皆さんおはようございます。一の太刀でございます。
昨日は仕事で郊外へ行ったのですが、美しい田園風景をみて心が和みました。生まれ育った風景に似ているというのはそれだけで安心します。
では剣道のお話です。本日は「「試合」と「段位」の実力が見合っていない人もいる」です。
前回の記事では関東実業団剣道大会へ向けての合同練習試合に参加した内容を書きました。
そこでチームメイトと話をしている中で、少々この話題で私が驚いたことをお話します。
思った以上にいる「試合で実績を残したのに低い段位のままでいる方々」
10社前後が集まっての強化練習試合でしたので、様々な方が集まりました。
20代そこそこの若手から私の様な40代まで、実際試合されていた中では40代半ばくらいの方までの年齢層だったようなイメージでした。
それより上の世代の方々は、すでに指導者として選手を見ているような感じでした。
学生時代に大会で優秀な成績するも、なぜか…
試合で実績を残し、そんなこんなで実業団剣士になるも、その後に昇段審査が嫌いなのか落ちたからかはわかりませんが、その50歳前後の指導的立場の強い方々が、まだ「三~四段」というのです!
「えー!!」
私は驚きました。
初めてお見かけした程度の関係だったので聞けませんでしたが、そのような方々が結構おります。
その日参加した方々のなかでは運営元企業の指導陣で2名、そのうちのお一人は結構な有名大学のコーチまでするような実力者というからまた驚きです。
さらに私の懇意にしている実業団チームの大将も、何を隠そうそのようなお方です。
この大将は近年でも全国的な大会で個人準優勝してしまうほど強いのですが、あまり段位に興味なさそうですね。
また、近しい人ではないのですが、小学生、中学生、高校生、大学生で日本一(団体含むかもしれません)、さらには社会人でやはり全国的な大会で優勝という方でやはりまだ三~四段のお方も聞いたことがあります。
そして以前も昇段審査の記事で少し書いたのですが、北陸あたりの高名な先生で、段位は「五段以上は必要ない」ということでまったく審査を受けないという方もいるそうです。
「試合」と「段位」は別物か
まあ、少し悩んでしまうお題ではありますが、「段位」の場合は「全日本剣道連盟が目指すところの剣道がなんたるか」をみるものですので、それを特別に重視しない方々が大勢いてもおかしくはないのかなと思います。
「試合」に特化した技なども存在しますので、そういったものを中心に考えて剣道をされているとまた、考えが変わってくるのでしょうかね~。
この度は、普通に審査を受ければ受かるのではないかな~と思われる方々が、結構いることに「信じられない思いと、なぜという疑問」からこのお題にしました。
おわりに
私としては「試合」だけが剣道ではありませんし、「段位」だけが剣道でもないと思っていますので、どちらから見ても「良い剣道」を目指していきたいと思っています。
■昇段審査の記事
まあ「試合」の方が私は楽しいのですけれども♪
それにしても、なぜ昇段審査を受けないんでしょう。
高段者の剣道はカッコいいものが多いですから、それを目標にしてもおかしくないですし、少なくとも「段位」はあって不要なものでもないと思うのですけれども。
お金がかかり過ぎる点と六段審査からは移動も含めて軽い旅行になってしまう問題はありますがね…
皆さんの身近な方々の中にも、そんな不思議なお方はおりませんか?
ではまた!
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