皆さんこんばんは。一の太刀でございます。
師走となりました。もう街中では年末(クリスマス?)の雰囲気を感じられるものとなっていますね。
当然ではありますが、寒いな~。
では剣道のお話です。本日は「小手を誘ったけど相手は返し胴の動作をしてきたのでそれをそのまま返して打った面打ち」です。
長ったらしい…
言い換えると「小手を誘ったものを失敗した」ということです。
しかし、このパターンでこの一年で二本、面を取りました。しかも状況はほぼ同じです。
状況的にそのような反応になる方が一定数いるのかもしれません。
そんなシーンのご紹介です。
一本取った直後の二本目開始のシーン
舞台は昨年の冬の加盟区大会と今年の秋の加盟区大会
冬の区大会は二回戦。そして秋の大会では団体戦準決勝でした。
内容
■冬の区大会
相手は尊敬する兄弟子。同門ですから相手の強みは知っています。そこで勝負しない試合運びを意識しました。
そこで相手の強みである「面」を「返し胴」にて一本を先取。
相手としては「面」にいって返されて一本取られたのですから、その直後に同様の「面」を打つには多少覚悟が要るかと思います。
よってその直後は「別の打突」をしてくる可能性が高いと予測。
私は二本目開始後に今度は「小手返し面」を狙って「小手」を誘う動きをしました。
すると相手も反応!
しかし、「小手」ではなく私が「面」を打ってくると思ったのか「面返し胴」の動きを見せました。そして私は「胴」へ来たところをそのまま返して「面」にいき、「胴返し面」のようなものとなりました。
「小手」を返すにあたり、「くの字」防御のような体勢をとるので相手が「胴」にきてもそのまま返すことができた訳です。
もし再び「面」がきても最低限「防御」もできる訳です。
■秋の区大会
相手は同門の知性派剣士さんでした。
予想外の攻め方をしてきたり、「下から小手」も良く研究されていたのですが、良い感触でそれがが決まりました。
私が剣先を下げて攻めたことで、思わずか狙ってかわかりませんが「面」を打ってきたのです。こちらはそのまま「下から小手」
それがうまく「出鼻小手」となったものでした。
そして二本目開始直後、相手は「面」を打って「小手」を取られたのですから、先ほど同様に次の打突を同じ「面」にいくのは恐かろうと思い、「小手返し面」狙いで「小手」を誘いに行きました。
すると「面」にはこなかったものの、こちらも「面返し胴」を狙っていた模様。
私は先の試合と同じく「くの字」防御のような体勢で誘い、そのまま竹刀を返して「面」を打ち、一本となりました。
参考画像①
では画像です。
参考画像②
こちらもよろしければご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
正直「小手返し面」狙いで「小手」誘って失敗したものですが、近い動きでそのまま打突できたことが、個人的には収穫であったと思えるシーンでした。
■小手返し面 記事
手元を上げるので良しとしないご意見もあるかもしれません。
しかし、これをさらに「精度と軌道」を高めることで手元を上げたと見えない返し技ができうると感じています。
それを目指して頑張ります!
■このシーンの大会の記事はこちら
・冬の大会
・秋の大会
何かの参考になれば幸いですが。
ではまた!
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