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第59回東京都剣道選手権大会(第68回全日本剣道選手権東京予選会)2020

剣道

一の太刀でございます。

今回は来年3月に開催予定の「第68回全日本剣道選手権の東京予選会である東京都剣道選手権大会への参加」の記事でございます。

ここ数年は初戦敗退ばかりです。

といっても最高でも2戦目までしか勝ち上がったことのない大会ですから仕方ありません。

とはいえ昨年はもはや自分の成長が全く感じず、どうしようもない状況でした(涙

サブタイトルを外した記事ですね…

■昨年の記事

【もうサブタイトル変えようかなの巻】第58回 東京都剣道選手権大会(全日本東京都予選会)2019
皆さんこんばんは。一の太刀でございます。 もう9月も半ばに差し掛かろうとしておりますが、暑いですね… では剣道のお話です。本日は「東京都絵剣道選手権大会2019」です。 昨年も参戦いたしましたが、あえなく一回戦負け ■その記事はこちら まだまだ...

今年はいかに!?

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全日本選手権への道

今年はコロナ禍の事情で9月5日予定だったものがようやくここ12月20日に延期開催となりました。

参加者は152名。警視庁および皇宮警察の特錬員の方々は不参加。

国の省や庁にお勤めの方々や実業団、教員、学生といった皆さんは変わらずの参加です。

上位4人は全日本剣道選手権大会への東京都代表資格を得るものです。

試合ルールについて(鍔迫り合いからの引き技)

前置きとなってしまいますが、まずは今大会のルールが以前と少々変わりました。

・面にシールドをつけること

・マスクをつけること

コロナ禍ですからこれは必須です。

さらには

・鍔迫り合いおよびそこからの引き技の原則禁止

これは大きく試合展開が変わるものでした。

・密着してからすぐに出す引き技

・体当たりで崩して出す引き技

これらは有効とのこと。

開会式で発表されたのですが、お話しいただいた先生がはっきりとおっしゃっていたのが「昨今はだますような卑怯な引き技を使うものもおりますが、正々堂々の剣道をしてください」と。

普段引き技などは練習もしないし、受けることも少ない私としては、かえってありがたいことですので助かります。

コロナで試合も様変わりですね。

二回戦(初戦)

お相手はS区の若武者。

180㎝を超えるであろう身長とパワーを活かした剣道をされる方でした。

基本的に皆さん強いので覚悟して立ち合います。

まずは下を攻めての小手

相手に防がれます

その後お相手は小手から面

そして体当たり!

危うく吹っ飛びそうになりました…

しかし、その後は私が優勢に試合を進めたように感じます。

面からの小手

小手返し面

面返し胴

出鼻小手

これらの良い機会での打突を繰り出しつつ

「お~久しぶりだけど良いかも♪」

と感じたものです。

そして、今年練りに練っていた「片手突き」と「攻め入っての逆胴」までも繰り出す始末!!

しかし見返すと突きなどは完全に「間合い」を見誤っておりましたし、逆胴ももう少し速さかほかの工夫をしないと決まらないようなものでした…

また、お相手のパワーに押されてか、久しぶりだからか

もしくは初めてのマスク着用での試合だからかわかりませんが

予想以上に開始早々から呼吸が荒くなりました。

そして握力も(涙)

非力&緊張かな

試合後半に差し掛かり、相手を誘ってからの小手返し面がきわどい打突となり

その時、私は完全に「こりゃいけそうかな」と試合展開に満足していました。

そして直後に不用意に打った「小手」をお相手が「返し面」!

「面あり!」

が~ん!

一本取られてしまいました。

正直、打たれた際の記憶がなく、「あれ?」と感じたことだけが残ったシーン

まさしく不用意…

上からバクッと(涙)

気を取り直して二本目に挑みます

しかし、時間もわずか

取り返すことはできずに試合終了となり、初戦敗退と相成りました(泣)

お相手いただいた方、ありがとうございました。

おわりに

今年の課題だった片手突きもおよびませぬ…がしかし!

昨年同様初戦敗退でしたが

実は試合後の私の感情は昨年とはまったく違います。

私は今年、「剣道のスタイル」が明確に変わりました。

昨年のこの大会での記事でも剣道スタイルの変化を言っていますが、さらに変化し、今後の道筋が見え、一年前の悩みは解消されました。

 

もちろん細かな技などは変化ないものもありますが

「あなたはどのような剣道をするのか?」と聞かれた場合に去年までと今年とでははっきり違います。

それは前向きなものであり、自分としては喜ばしい発見があったから変化することができたものです。

 

詳細はまた別の機会にいたしますが、この試合では、今年稽古で実践しているその剣道スタイルをそのまま試合で貫くことができるのかが、個人的な課題でした。

 

貫くことができたなら、少なくとも「負けたとしても恥ずかしくない剣道」であろうと思う

 

向上すべきところは数多くありますが、その課題はクリアできたということです。

鍔迫り合いからの引き技が原則禁止になったことも良い条件だったかもしれません。

ですのでナルシストっ気のある私は負けた試合であるにもかかわらず、撮影したその試合動画を何度も見返して「こういったところ、いいね~♪」とアホみたいに良い気分。(打たれたシーンはよく飛ばして♪)

今までは負けた試合を見返すと大抵は「なんか全体的に情けない剣道してるな」と感じましたが、そうでないことも嬉しいのです。

一本を取ることができなかったのにもかかわらず、なんでしょうか、この高揚感!

成長している実感があるって素晴らしい

だから剣道はやめられませんね!

さすがに今大会は参加することに躊躇しましたが、参加してよかった。

コロナ禍の難しい状況の中でこの大会を運営された皆様に感謝いたします。

ありがとうございました。

次回はこの大会の観戦記の予定です。

ではまた!

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