皆さん明けましておめでとうございます!一の太刀でございます。
今年も一の太刀剣道ブログを宜しくお願いいたします。
では本題の剣道のお話です。本日は「常に狙っていたからか反射的身体が動き「返し面」を打って取ったとってもラッキーな一本」です。
気が付いたら身体が反応していた
そんなこともあるかと思います。
自得していたからこそ身体が反応した技
2018年12月にありました加盟区の冬の大会の準決勝
相手は正剣の実力派。
このお相手に一本勝ちした際のものです。
内容
最近改めて感じるのですが、基本的に「こちらから仕掛ける」回数が多いことがいかに自分にとっては有益だったか。
そのことで主導権を握るケースが多かったようです。
お相手は以前一度対戦した過去がありました。正剣に対してどれだけ攻め入ることができるかがポイント
「小手返し面」狙いを軸にして試合展開を考えます。
当然ですが、こちらから相手に「小手」を打ってもらうように誘うことが重要です。
意識的に誘って何度か「小手」を打ってきたシーンがありましたが、うまく決めることができませんでした。
均衡状態ではありましたが展開としては悪いイメージもなく試合が進みます。
記憶にありませんでしたが、不意にこちらからググッと剣先は相手胸元あたりに付けながら間合いを詰めていきました。
「小手」!!
あーれ~!打たれた感触あり!
しかし、次の瞬間、反射的に私も「面」を打っていました。
残心をとりながらも「小手」をとられた思い…
ところが審判は私の「面」に旗二本!
幸運にも一本となりました。
参考画像

このへんの記憶ありません

ぐはっ!!

このへんも記憶ありません
おわりに
見返すと
・間合いを詰めて「小手」を誘う
・相手の「小手打ち」を返して「面」
「小手」をバックリ打たれていましたが一連の流れにはなっていました。
審判員の先生方が「こちらから攻め入って相手が反応。それに応じた技」としてみてくれたとしか考えられない内容でした。
相手の方には心苦しい一本でしたが近年私が試合を観戦しているなかでもこのようなシーンで「面」を取ることが多くあり、その印象からも私は「小手返し面」を得意技にしたく試行錯誤しています。
今回は「この技に「こだわり」を持ち稽古していたので反射的に身体が動き、なんとか応じることができ、それが幸運に結びついた」
そのようなシーンであったかと思います。
しかし、実際に体験すると「打たれた感」がとても強いですね。
可能な限り「小手」を打たれずに「返し面」を出したいところです。
これからもトライ&エラーの精神です。
それにしても…試合に勝って勝負に負けたとはこのことか(涙)
■「小手返し面」の重要な2つの記事はこちら


ではまた!
コメント
一の太刀 先生
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
先生でも、記憶がないということがあるんですね。
なんか嬉しい気持ちになりました。
>自得していたからこそ、身体が反応
理想の状態ですよね。しかも、一本になってますし。
ブルース・リー先生も、そう仰っていますね。
私も、いつかその領域に行けるでしょうか。
いつもためになる記事をありがとうございます
剣心一女さん、明けましておめでとうございます。
この一本は打たれた感触と打った感触の記憶しかありませんでした。
しかし「やられた感」でいっぱいです…
なにかの参考になれば幸いですが…
本年もどうぞよろしくお願いします!