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焦るの巻【団体戦の回】 第77回都民体育大会剣道競技加盟区予選会 令和6年

一本集

一の太刀でございます。

前回に引き続き、春の区民大会の団体戦の記事を書きたいと思います。

■同大会の個人戦記事はこちら

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団体戦

3人制の団体戦です。今年は7チームがエントリー。

我らのチームは先鋒が面をかぶったのが一年ぶりの物理的にもデカすぎるイタリアンのシェフ。

中堅が私、そして大将はファンタジスタ臭があふれ出る七段の兄弟子!

我ながら個性的なチームと感じます! 

2人とも久しぶりに同じチームとなり、一緒に戦えるのが非常に嬉しいです!

一回戦

お相手は某剣友会。

先鋒は一本勝ちし、私の番です。

後からお話しを聞きますと、お相手は50歳から剣道に復帰したリバ剣の方。

この歳で数十年ぶりに復帰するチャレンジ精神が素晴らしいと感じます。

間合いを見計らって面を打つと一本となりました。

二本目も近しいイメージで打つも打突部位に当たらず、お相手の気が抜けたところにを打ち勝負あり!

大将も一本勝ちでチームも勝利です!

準決勝

お相手は別の剣友会チームです。

先鋒は一本勝ち。

私のお相手は以前一度対戦したことのある方。

難しいタイプの剣道でやりにくいお相手です。しかし気にせず試合開始!

悪くない流れから、お相手が面を防ぐ動作をしたことに一瞬気が付いたのですが

構わず面を打ちました!

するとお相手は面返し胴!これが一本となります!

やっちまった!

一本取ることが難しいお相手に先手を取られました。

こちらは攻めるしかありません。

どんどん攻め入って技を繰り出しますがすんでのところでかわされます。

片手突き失敗の後にお相手が打ってきそうな雰囲気

これを防ごうと手元を上げるとお相手は逆胴

そこをすぐさま追い面のような状況、これが運よくそれが一本となりました!

勝負!

引き続き攻める気持ちを忘れずにいきます。

変わらず難しいのですが、ふとした瞬間に「これは引き面いっとこう」と思い

打突しますと幸運にも旗が上がり勝負あり!

よ、よかった!

大将は一本づつ取り合って引き分け

チームは勝利しました!

決勝

お相手は連盟運営の稽古会中心メンバー。

若手主体で偶然にもお相手は同姓の若者。お相手大将は試合巧者の女性です。

一度地域対抗戦でチームメイトとしてご一緒したのですが、まあ強いこと!

そのような方の控える大将戦に持ち込まずにできれば中堅で勝負を決めたいところです。

いざ勝負です。

先鋒は見事一本勝ち。

そして私の番でございます。勝てればチーム勝利となりますので、これを意識して立ち合います。

最初のやり取りであやうく面を取られるところでした!危なかった!

その後徐々にリズムに乗ってきました。

しかし、ここで飛び込み面を一発!と欲をかいたところを見事に出鼻小手を打たれ

お相手の一本!

やられました。

お相手の大将が強いので、私は最低でも引き分けでなければいけません。しかし私のお相手も強敵です。このままでいけるかどうかもわかりません。

どうしましょう(泣)

まあとにかく攻めるしかありません。このまま一本負けですと、大将戦がチームの勝敗を分けるものとなりますが・・・

私は攻めることにしました。

仕掛けてやり合って、すぐ離れてを繰り返し、ようやく中間に入ったところでお相手の竹刀を巻き込みに近い状態で押さえ、そこからすぐに面を打つと面金でしたが一本とさせていただきました!

よかったー!!

そして同様のノリでの試合展開、お相手の小手を余して引き面にいきますが、これは打突がかなり弱く一本とならず、そのまま場外へ。

これは場外反則なしで、開始線に戻りその直後

お相手が間合いを詰めてきたところで私は小手、お相手は返すように面!

私の打突は肘近くで打突部位には当たってないように感じましたが、これまた幸運にも小手ありで勝負あり!!

運良すぎ!

ありがとうございました。

その後大将は一本負けとなりましたが、チームは勝ち、優勝です!!

やったー!!

おわりに

相変わらずの幸運に恵まれ、なんとか勝ち切ることができました。

それにしても、自分の道場の仲間と参加する団体戦は本当に楽しいものです。

昔は個人戦が好きでしたが、今では団体戦のほうが楽しくなりました。

コロナ禍以降減っていた参加人数も徐々にですが増えてきたことに少し安堵いたします。

変わらず運営の皆さん大変さに恐縮するところではありますが、引き続き現役で選手として参加させてください。

お相手いただいた皆様、また運営者各位にはお礼申し上げます!

ありがとうございました!

ではまた!

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