皆さんこんばんは。一の太刀でございます。
本日は関東にも雪が降り、東京都心でも積雪が20㎝を上回ったとか。早め帰宅することができましたが電車は大混雑でした!東京は雪に弱いですね。
また、先日はブラジルのサッカー選手、ロナウジーニョが正式に引退を表明しました。
誰にも真似できないような創造性あふれるプレーと笑顔が素敵だった、とてつもない選手でしたが、自己管理ができないとの批判を浴びつつ全盛期が少々短かったような印象があります。
しかし、30歳を超えてもここ一番で見せる輝きは圧巻でした。
多くの人に愛されたサッカー選手でしたが、私もバルセロナ時代は観戦するのが楽しみでした。
素晴らしいキャリアを残し37歳で引退。サッカーの楽しさを感じさせてくれてありがとうございました。
前置きが長くなってしまいましたがここからいつもの剣道のお話です。
本日は「小手を警戒させて担ぎ面で判断を誤らせて取った一本」です。
「担ぎ面」が効果的だということは誰もが知るものでしょう。
いつその技を出すべきか。
一瞬の判断を鈍らせ、相手を「居つかせる」
先日の「出鼻小手」の記事で書きました同じ対戦相手です。
2017年6月の某エリア親善大会の三試合目の二本目です。
打ち気満々の相手から早々に「出鼻小手」を決めて一本を先取。その後の展開から取ったものです。
内容
一本目を取り有利な展開。
二本目開始直後は相手としては「面」にいって取られたのですから続いて同じ技は出しにくいものです。それを見越して同じ技を打つ方法もありますが…
ここでは「小手返し面」を狙い「誘い出す」ことにしました。すると相手は「小手」
しかし「返し面」は竹刀でかわされました。
そこからこちらが「下から小手」を数回出すも相手は警戒する動きを見せました。「小手面」で合わせにきたり、竹刀を開いてよけたりという動きを確認。
そこで機会を見て「担ぎ面」を打つとうまく決まりました。
相手は完全に警戒した「小手」をよける動作をして、その場で居つきました。
反応が遅れ、こちらの「面」をよけようと竹刀を動かした際には打突が決まっていた状況でした。
参考画像
では画像です。が、しかし、私が打ち込んでいる姿はカメラから切れて見えません(汗)
大変申し訳ありませんが、お相手の手元などの動きを見ていただけると幸いです。
おわりに
こんな画像で失礼しました…
「担ぎ面」は一試合に1回は使うのですが、一本とならずともきわどいシーンになるケースが高く、非常に有効な技かと思います。
・「一足一刀の間合い」から打ち気を見せずに打つことで「不意」を突く
・「小手」と惑わせる
このあたりが有効性につながっているのではないでしょうか。
打ち方が見えてませんが、「担ぎ」は小さくし、できるだけ「一拍子」的な通常の面と同じ速度で打てるようにしたいところです。
この試合では「一足一刀の間合い」から打ち込んでいますのでちょっと「間合いの詰め方」としては異なりますが、「担ぎ方」は次の「担ぎ面」の記事をご参照ください。
■「担ぎ面」の過去記事
また、これらができたのも私が「試合なれ」してきたからだと思います。以前は試合中にここまで冷静に相手を見ることができませんでした。
「相手がどのように動いたのかパターンを把握する」という作業が大切だと思います。
■「試合慣れ」の過去記事
参考になるかわかりませんが…
ではまた!
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