皆さんこんばんは。一の太刀でございます。
本日2月17日は東京都剣道大会が開催されますね。
警視庁、皇宮警察の特錬選手がレギュラーから出場する東京都の団体戦の中ではトップの大会であります。
ここ2年間、私も加盟区から光栄にも参加させていただいておったのですが、今年はお呼びがかかりませんでした(涙)
試合での興奮度は最高潮。ああ参加したかった…実力をさらにつけてまた参加できるよう頑張りたいところです。
では本題の剣道のお話です。本日は悲しいお知らせですね。「群馬県太田市にある私立常磐高校剣道部の非常勤講師による部員(特に主将)に対する暴言・体罰について」です。
指導者による生徒への暴言・暴行…
剣道界ではすでにずいぶん前から問題視され、大変悲しい事件までおきております。
■竹田高校剣道部の事件
にもかかわらず、またもこのようなニュースが飛び込んでまいりました。
剣道部主将を追い込む
4年前に採用された非常勤講師の26歳男性で、男子の監督も務める。2年生の部員7人全員に対する体罰や暴言が常態化し、1対1のかかり稽古の際に防具で覆われていない部員の胸や肩にわざと竹刀を当てたり、「死ね」「バカ」「きもい」「マザコン」「消えろ」など、「人格を否定する」(高山校長)言葉を浴びせたりしていた。
今月7日の練習後、2年生の主将が体育館の外階段2階の踊り場で、手すりにつかまり、「死にたい」と言っているのを別の部員が見つけた。制止すると、その場で泣き崩れたという。直前にコーチと通常の倍の30分超もかかり稽古をしており、周囲に「もう嫌だ」「限界だ」と漏らしていた。
これはもう自殺未遂なのではないでしょうか…
激しく追い込まれていたようです。
常磐高校剣道部は群馬県内では強豪校に位置付けられます。それだけに、各部員は全国大会での活躍を夢見て入部したことでしょう。
■常磐高校剣道部HP
この事件が真実であればこのような「理不尽な指導」にあい、耐えなければならなかったとはあまりに不憫
それにしてもこの非常勤講師の暴言は26歳とは思えぬ幼稚なもの。
常磐高校の場所はこちら
学校側の対応
また、非常に気になるのが、学校側の事件の対応です。
この非常勤講師への処分を検討しているところに、当人から退職届がだされたため、それを受け入れただけとのことです。
個人的意見としては、それでよいのかと問いたいところです。
おわりに
昨年末にも北海道にて八段の先生が指導中に木刀で頭を叩くといった事件がありました。
なかなか無くならない剣道界のこのような事件。
改善に向かってほしいものです。
かつて、私も「可愛いと思っている後輩」に指導している中で、うまくいかずに相手に対して「憎い」という感情を持ったことがありました。※暴力行為などはしていません。あくまでその様な感情を自分で感じたということですが。
今思えばそれは自身の「自己顕示欲や承認欲求」が高くうまくいかないことでそのような感情を持ったのではないかと考えられます。
しかしそれは人間的に未熟である証拠であり、その様な人間は指導者としては失格でしょう。
どうか剣道界が良い方向へいきますように。
ではまた。
コメント