一の太刀でございます
先の3月6日には春の区民大会が開催されました
コロナ禍で選手はもちろんのこと、運営関係者の人手不足もあるようです
そのような中、開催にご尽力いただいた関係者各位にまずはお礼申し上げます
私も個人戦・団体戦ともにエントリーいたしました
同区の皆さんにお会いできるのもうれしいですが
一方でやはり大人の部門、特に年齢上目のカテゴリーは参加人数が少ないですね
個人戦
私は36歳以上の部で参加しました
コロナ禍の前はまだまだアラフォーと感じていたものですが
今年に入ってからは「!?もうアラフィフなのか!?」と
この2年間で急に年を取った気分になってしまいます
参加人数は少なく6人でした
以前は参加人数15~20人程度とはいえ個性豊かなメーンバーで、活気があったものです
以前のように戻ることができるのか、気になるところです…
二回戦(初戦)
この試合を勝てばもう次が決勝戦
お相手とは初めての対戦
いざ勝負
立ち合い早々にぐっと間合いを詰めて溜めてみますと
「なんか面いけるかな」という思い
普段はめったに初太刀で打たない「飛び込み面」
これが一本となりました!
面あり
二本目
「小手返し面」狙いたいなと誘ったまでは良かったのですが
お相手の「小手」の軌道がみえず、打突部位を打たれます(汗)
すぐさま「面」に返しますが審判の旗は微動だにせず…
危なかった…
負けるときにあるあるの「みえない病」がまたでているのか心配です
以降は少し消極的になってしまったか、決めきれずというところでしたが
無事に一本勝ち!
あーよかった
決勝戦
決勝のお相手も初対戦
開始直後は誘って「返し面」を試みるも打突部位には当たらず
「面返し胴」も不発
しかし悪くありません
いくつかのやり取りの後、次はお相手「小手」はないかな~と思い
上下を攻めてそのまま「下から小手」を打つ無事一本!
二本目
試合時間は3分、もう守っちゃおうかと思いつつもしばらくして
「出鼻面」狙えそう
と、なんとなく感じ、打ってみるとお相手は「返し胴」!
危ないところです…
もう一本ここかなと思ったところで打ち込むと「面あり」
勝負ありました
なんとか優勝できました!
団体戦 大将として
三人制の団体戦一般の部では4チームが参加
所属道場の大将として出場いたしました
先鋒・中堅ともに道場の20代若手後輩であります
彼ら2人で試合決めてきてっ!
というのが正直な気持ち
しかし任されたからには頑張ってまいります!
一回戦 某剣友会
大人のリバ剣が多く集まっているというこちらの会
先鋒・中堅がともに勝ちを収めてまります
あ~よかった
今回も初めて戦うお相手でした
積極的に打突するもどうもお相手は下がる様子
消極的と読みました
そこで前に詰めて面!
しかし、もう一息
そこでできるだけ攻めつつ誘う方向にシフト
こちらが上げた手元にお相手の小手
それを抜いて面を打ちますが、いまひとつ
そこで歩み足や二拍子で距離のある間合いを詰める方法から面!
これが一本となりました
その後も安定感ある試合運びができて
一本勝ちとなりました
決勝戦 某大学剣道部OB会?
某大学剣道部のOB会なのかよくわかりませんが、私のお相手は外部コーチをやられていると小耳にはさみました
チーム名は大学名
しかし、残念ながら相手チームは先鋒が不在とのことですでに一勝は確定です
3人制の団体戦の中でよく初戦を勝ち上がったなという印象でした
中堅が引き分けて大将が勝ち、代表戦でその大将がやはり決めての決勝進出
雰囲気が良く、勢いがあるのは明白です
やー、私たちも気を引き締めないといけません
先鋒は不戦勝
中堅戦は…恐れながら私の仲間が地力では上ではないかと思いますが、一本取った後に二本取り返されて負けてしまいました…
ガ~ン…
大将戦で勝敗が決することに
豆腐メンタルの私は正直「やべっ」と思いましたが、是非に及ばず!
いざ勝負
お相手は若いだけあって積極的に仕掛ける剣道でしたので、私も負けじと先手を取る意識でいきました
しかし、すぐにその積極性の違いを感じてしまいます
バシバシ打ってくる感じ(涙)
しかし、こちらも負けじと「返し面」で気持ちを出します
その後、中断し再開直後、お相手はまた積極的に面でも打ってくるかな~と思い
少し誘いつつ「返し胴」を狙います
その間合いでの瞬間に私は返す動作
しかしお相手は面ではなく受けの体勢
普段なら続けても胴を打ったところあたりで次の動作を考えてしまうところですが
なぜかこの日はそのまま打ち抜きました
それが「胴」ありとなり一本!
後で兄弟弟子に「まさかの飛び込み胴ですか」のようなことを言われたのですが
いやいやそのつもりはなかったのですと
この歳で「飛び込み胴」が決まるとは思ってもいませんでした
打ち抜くって大事ですね
いずれにしても幸先よし
こうなると精神的にも楽になりましたから、ふと、とある兄弟弟子といつもやり合っている「面抜き逆胴」なども狙いつつ、良いところで「飛び込み面」が決まり勝負あり!
とはいえお相手も「返し胴」を狙っていて、少しでもタイミングが違えばどうなっていたかわからないギリギリの打ち合い
これでなんとか大将としての体裁は保てましたでしょうか
おわりに
やはり団体戦は拍手などもいただけるので盛り上がりますし楽しいものです
個人戦も良いですが、味気なく感じるこの頃
しかし団体戦は負けた時のことを考えるとプレッシャーも感じてしまいます
メンタル面をどう整えるかはいつも悩ましく思います
また、大会参加者数の減少が気になります
せめて以前程度に戻ればよいのですが、具体的な対策案がないことを心苦しく思います
いずれにせよ、このようなコロナ禍の中でも大会を開いてくださいました運営関係者各位には改めて感謝申し上げます
ありがとうございます
勝つも負けるもありますが、大会に参加できることは私にとっては大げさでなく「生きがい」です
今後も参加できるよう頑張ってまいります
ではまた!
コメント