皆さんこんばんは。一の太刀でございます。
めっきり冷え込んできた今日この頃。喉が痛くなってきました。
皆さんも体調にはご注意ください!
では剣道のお話です。本日は「剣道となぎなたの試合」です。
なかなかの話題となりましたのでご存知の方も多いかもしれませんね。
私は剣道を学んでいますので、剣道目線での記事となりますことをご了承ください!
10回目を迎える琴平高校の恒例行事 異種武道大会
聞いただけでとても楽しそうだなと思える大会です。
剣道と薙刀どっちが強いんでしょうか!?
舞台は香川県立琴平高校です。
どちらが強いのかを決めようということで2008年から開催。
2017年は12月6日に開かれました。
初めの5年をなぎなた部が勝ち、近年は剣道部が4年連勝しておりました。
今年剣道部が勝てば5勝5敗のイーブン。いっぽうなぎなた部が今年勝てば6勝4敗となります。
あの金毘羅宮のある琴平町にある高校ですね。
一度は訪れたいところです。
■金毘羅宮 紹介「琴平観光協会」URL
剣道部
昨年は全国選抜大会、高校総体出場と常に全国レベルでいる香川県屈指の強豪校のようです。
映像を見るかぎり本当に強そうです!
なぎなた部
こちらはなんと平成27年には高校総体にて優勝しており、毎年全国大会出場の全国的にみても強豪といえる部のようです!
異種武道大会のルール
なぎなたの特有の打突部位である「すね」は有効。剣道の特有の「突き」と「体当たり」は禁止のルール。
6人制の団体戦で一試合3分で二本先取で勝ちとのこと。
これだけ見ると剣道を学ぶ私としてはちょっと剣道が不利なのではないかと思ってしまいました。
しかし、なぎなた部は女子。剣道部は男子であり、フィジカル的な違いがあります。また、剣道は「二刀流」が有効とのことで、実際に二刀流で挑んだ生徒もいるようです。
剣道目線で見ると、なぎなたの長いリーチをどうかわして懐へ入っていくのかに興味があります。
結果
結果は1勝1敗4分け
勝敗は総本数が多かった「なぎなた部」の勝利でした!
参考動画をご覧ください。
感想
以前から、この「剣道対なぎなた」にはすこし関心がありました。
長いリーチ、そして、そう体験することのない「おすね」の対処法に困惑して剣道が負けてしまうのではないだろうかとなんとなく考えたことがありました。
しかし、この琴平高校の男子剣道部はその「すね」を返して「面」
「すね返し面」といいそうなものを見せてくれました。
えー、そのように対応するのか!
と、個人的にはこの発想がなかったため、なかなかの驚きを感じました。
この映像をみて私もなぎなたとの試合、挑戦してみたくなりました。
琴平高校剣道部の皆さんのようにうまく対応しきれずに「あっ」という間に「すね」など取られて惨敗しそうな気持ちもよぎりますが、なんとなく想像するだけで楽しそうでワクワクしませんか?
それにしても、なぎなた部の方々の「清々しい笑顔」がとても印象に残るものでした。
なぎなた部の皆さん、勝利おめでとうございます!
来年も無事開催され、良い交流になることに期待しつつ記事を終えたいと思います。
ではまた!
コメント
明治の会津に菊地良という女傑・義侠がいました。豪商の娘ですが士族の母から柔術と薙刀を学び、お城跡で士族の剣術男性と試合して、薙刀で勝った。その後、乱暴なヤクザにビンタして、木刀で打ち負かし、素っ裸で琵琶湖を泳いだ。竹刀より薙刀のほうが長い、相手との間合いを取れば勝つことができるのでしょう。
池月映さん、コメントありがとうございます!
そのような女傑がいたのですね!?知りませんでした。
それにしてもやくざにビンタと素っ裸で琵琶湖泳ぎとは、まさに豪傑ですね!
やはり長所を活かした戦いが大事ということでしょうか。
剣道ですと、薙刀より近間での攻防や速さ、また応じ技などの柔軟性あたりが長所となりえますか。
いずれにせよ、この琴平高校の異種武道大会は面白い行事かと思いました。
今後も続けられ、良い交流になると良いですね。
ところで池月映さんは武田惣角氏の研究をされておるのですか。
非常に優れた方だったと聞いたことがあります。
何かあればまたコメントください!
よろしくお願いします。