一の太刀でございます。
最近は新型コロナウィルスが猛威を振るっており、日本国民全員が意識を持って生活する必要がでてまいりました。皆さんもお気を付けて!
では剣道のお話です。本日は「剣道用具安全基準の検査要領」についてです。
以前、剣道具についての注意が全日本剣道連盟より改定がありました。
これがなかなか重要な内容かと思います。
◼️その際の記事はこちら
この度はその検査要領の公開がされたようです。
平成31年4月1日付けの剣道試合・審査規定の改定にあたり、剣道用具安全基準の検査要領を見直す
検査を実施した大会においては竹刀破損や用具不備による事故は起こっておらず、その検査要領を公開したとのこと。
おおまかにお伝えすると、「竹刀」「小手」「面および道着」において安全基準を満たしているかどうかを判断し、その対応を示しています。
■「竹刀」について
竹刀は試合での公平性・安全性の観点から最も「差」が出てしまうものですので
試合前の検査で合格した「検印」を押されていても試合場でも対戦チームからの異議申し立てにより確認することもありうる。
最悪の場合、2本負けまたは、以降の試合を継続することができなくなるようです!
■「小手」について
試合場で、疑義がある場合は検査を行い、規格外と判断される場合は次回以降の大会での是正をうながすとのことです。
■「面」について
小手と同様に規格外と判断される場合は次回以降の大会での是正をうながすとのこと。
■剣道用具確認証
基準に沿っているかのチェック項目がある書類の提出
■全日本剣道連盟公式HPより
■詳細ページはこちら
竹刀が最重要か
全日本剣道連盟HPよりこちらのお知らせが出るに先立って「竹刀についての委員会の声明」が発表されています。
昨年の改定以降、規格外の竹刀は減ってはいますが、中にはその合間を縫ったような際どい竹刀も存在するようです。
それらのメーカー、小売店などを公表するとのことです。
■全日本剣道連盟公式HP「竹刀についての委員会の声明」
おわりに
最近は見かけませんが、私は子供のころに「アイガード」といった透明なプレートを面金にはめ込んで目を守るものを付けていた記憶があります。
それだけ、竹刀のささくれや傷みは危険なものであるということでしょう。
竹が身体に刺さったらレントゲン撮影しても見えないのではないかという素人的な怖さもあります。
「少しでも有利に試合を運びたい」という特に学生さんの気持ちはわかりますが、安全性だけでなく、公平性という観点からも問題ないものを使いたいところですね。
ではまた!
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