皆さんおはようございます。一の太刀でございます。
関東も梅雨となり、雨が多くなりそうな気配ですね。
では剣道のお話です。本日は「相手竹刀の中心を割るイメージで弾きながら間合いを詰め手元が上がったところに打った小手」です。
2019年3月にひらかれた区民大会の個人戦決勝での一本目の場面です。
■その大会の記事はこちら
あまり大きく手元を上げない相手に対して
お相手は長年にわたり稽古相手をしていただいている同門の地力ある方
私の身近にいる超えねばならぬ実力者でした。
内容
知り過ぎている程にお互いの手の内は知っています。
しかし、私は稽古ではいつも動画撮影をしており、自分の反省点のみならず、おのずと同門の皆さんのスタイルは認識することができています。
相手は防御力が非常に高く、大きく手元を上げずに前で胸元あたりからの竹刀操作で攻撃をさばく傾向があるようです。
そこがポイントか。
この1年ほど、私は得意としている「下から小手」が同門の皆さん相手にはほぼ通用しなくなっており、「上から小手」「横から小手」などで手持ちの技を増やす意識を持っていました。
その様な中、試合開始
私はジリジリと相手の竹刀を小さく複数回にわたり弾きながら前に詰めていきます。
間合いが詰まったところで竹刀を振り上げ、少し横に変化しながら「小手」を打ちました。
振り上げと同時に相手も防御態勢へ
大きく手元を上げないがゆえに胸元あたりにある手元から少し開いた裏へ「小手」の軌道が入り、打突部位へヒット。
無事一本と相成りました。
参考画像
参考画像です。
ありがとうございました。
おわりに
おそらく今回のシーンはひとつの伏線がありました。
2018年の秋の区大会個人決勝でも対戦しており、その際にも開始早々に一本を取ることができていました。
■この記事です
その際は「小手返し面」だったのですが、打突シーンまでのプロセスが今回とほぼ同様に「小刻みに相手竹刀を弾きながら間合いを詰めた」という流れからのものでした。
もしかしたら、お相手もそのイメージがあったのかもしれません。
それゆえに相手が打突するという確率が低く、うまくハマってくれた一本だったのかもしれません。
その後も先制したことから比較的有利な試合展開の中、二本目もとり勝ちきる事ができました。
個人的にはなかなかの「会心の一打」だったように感じますが、
とても幸運でもありました。この大会は運に助けられたように感じます。
よっしゃラッキー!!
と、某キャラクターを真似してこの記事を終えたいと思います。
何かの参考になれば幸いです。
ではまた!
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