
白川郷
皆さんこんばんは。一の太刀でございます。
ちまたでは将棋界の新鋭・藤井四段が29連勝の大記録で話題が持ちきりですね!この後もどこまで記録が伸びるのか。
しかしながら、私としては「ひふみん」こと加藤一二三九段の引退の方が印象に残ります。
「一二三九段」
それにしても「名」と「段位」を続けて読むと凄いものです!
では剣道のお話です。本日は珍しく強豪選手について「岐阜県警 野田了選手」についてです。
といいますのも先日、地方紙にて野田選手がインタビューされていたのを拝見してこの記事にいたります。
https://mainichi.jp/articles/20170626/ddl/k21/070/138000c
引用記事:毎日新聞
2016年 警察剣道選手権大会【個人】にて岐阜県初の「準優勝」
私が初めて野田選手のお名前を知ったのは2015年の全日本剣道選手権の活躍からであります。
身長174㎝ 体重85kgとそこまで長身ではありませんが鍛えられたしっかりした体格から上段に構え、「片手面」を多用し、決め技の一つとしている印象があります。
昨年の警察剣道選手権大会ではなんと「準優勝」
プロフィール
1987年1月、長崎県諫早市生まれ。身長174㎝ 体重85kg
お兄さんの影響で剣道を始め、長崎県内で強豪の一つ県立西陵高剣道部へ。3年時に団体戦で全国ベスト8。
岐阜大学剣道部の監督にその能力を買われて進学。以降、岐阜に移住し、岐阜県警へ奉職。妻と娘2人の4人暮らし。趣味は釣りだそうです。
東日本大震災被災地救援、御嶽山での行方不明者捜索などに携わったとのこと。
私の勝手な印象

馬籠宿
高校団体戦全国ベスト8、大学ではインカレでベスト8。
もちろん私などが思うと普通に「凄い剣歴」の持ち主ですが、トップレベルというには難しいものだったにもかかわらず、野田選手は近年素晴らしい実績を残されています。
2016年の「全日本剣道選手権大会」にも出場されている野田選手ですが、私の勝手な予想では「本命」の「対抗」選手の一人として考えていました。
・予想記事はこちら
結果としては初戦で兵庫の西村選手に負けてしまいましたが、上段選手としての凄味を感じます。
昨年の警察剣道選手権での活躍はもちろんですが、2015年の全日本選手権では、三回戦まで勝ち上がり、個人的に応援している北海道の安藤選手をギリギリのところまで追い込んでいました。
試合前半に豪快な「片手面」で一本先取。中盤に「小手」を奪われるも、その後一進一退の攻防が続きました。
最後は延長戦でつばぜり合いから反則を一つとられてしまいました。これが痛かった。
その後、打ちあいの中で竹刀を落してしまい反則二つとなり、安藤選手に軍配が上がりました。上段選手が片手技を使った際の出来事でした。
私の中ではこの試合の印象がとても強く残っています。
おそらく多くの方がその将来に期待をしているであろう北海道の安藤選手との激しい試合でした。
現在、私の中で「上段の名手」といえばこの野田了選手になります。
2017年6月現在、岐阜県警は全国警察剣道大会では2部に所属しています。
野田選手の存在が大きくなれば、当然周りの方々にも良い影響もでるでしょう。
1部昇格を期待して、この記事を終えたいと思います。
ではまた!
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