皆さんこんばんは。一の太刀でございます。
早速ですが、剣道のお話です。本日は「京都府綾部市の中筋剣志館」についてです。
今回の記事もある地方紙を見ての感想にとなります。
https://mainichi.jp/articles/20170627/ddl/k26/050/506000c
引用記事:毎日新聞
少子化のなかで
30年ほど前、綾部市内には6カ所の剣道場があり、200人以上の少年たちが在籍していたそうです。
しかし、中筋剣志館は今年の春には門下生が3人にまで減ってしまい、存続の危機にたたされていました。他にも宏修館道場と剣美館剣道場が市内で活動しておりますが、やはり運営が厳しいとのことです。
子どもの数自体が減っており、さらに人気スポーツのサッカーや野球に熱中する子の方が多いのはしかたないことかもしれません。
京都府綾部市
京都府綾部市は古くから「絹織物」が有名で、「繊維業」が盛んな地域。
繊維メーカーの「グンゼ」の発祥の地で知られる。
グンゼさんにはたまにお世話になっています!
■白いワイシャツの下に着ても透けて見えにくいインナー
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豊かな里山と田園風景が広がる良いところですね!
2015年の人口は約34,000人 この40年間で約10,000人の減少
活気もどる!
その様な中で、最近は子どもの人数も少し増えて活気づいたようです!
「面を打つのが楽しい」「(練習した証しの)シールをもらえる」
中略
幼子といえども、礼に始まり礼に終わる武道の精神はちゃんとと教え込まれ、母親の久美さん(31)は「忍耐力のある子に育ってほしい」と見守る。
引用記事:毎日新聞
休まず稽古にはげんでいるとのこと。
「稽古にでてシールがもらえる」なんて子どもは喜びそうです!
ナイスアイディアですね!!
同館で長年指導する錬士6段の鬼口(きぐち)仁志さん(60)は「この子たちは道場の宝。今は楽しんでほしい」と言いながら、「剣道は人をたたく。でも憎しみでなく、する前もした後も感謝の気持ちを持つんだよ」と、剣道の精神も諭す。
引用記事:毎日新聞
鬼口先生の指導のもと「相手を敬う」気持ちをもった剣士が育ちそうですね!
小さな子どもに剣道の「楽しさ」と「精神性」の両方を教えることは、とても難しいかもしれません。
しかし、鬼口先生の言うように「子どもたちは宝」です。
どのようなキッカケでもよいので、まずは剣道を「身近」に感じてもらいたいものであります。
少子化を思う 剣道の地域活性化
日本は人口減少が始まり超高齢化社会となりました。
子どもたちの数は減ってしまい、今回の記事の綾部市のように道場・剣友会を存続するにも難しい地域が多くなっていると想像できます。
さらに剣道は「武道」の側面があり、稽古は「修行」と捉え、厳しくつらいものも多いかと思います。
そんな中で剣道に面白さを感じられず辞めてしまう子どもも多くいることでしょう。
私としては「競技」としての面白さを感じられれば、たとえ苦しい稽古が多くとも、長く続けられる可能性が出てくるのではないかなと思っています。
納得のいく一本を決めたときの楽しさ、嬉しさは、何と表現したらよいでしょう!!
私にとっては何ものにも代え難い「喜び」です。
剣道家の皆さん、わかってもらえますよね??この気持(笑)
もちろんそんなに簡単なことではないかもしれません。
しかし、剣道の次代を担う若者たちが育つ土壌は、この京都府綾部市のように日本の各地にシッカリと根付いているはずです。
以前記事にしました富山県にあります「アンビシャス富山」さんもその土壌の一つです。
おわりに
「剣道を身近に感じる」
どうすれば、そのような地域となりえるか。
今の次代に合う方法を考えて、皆で剣道界を盛り上げていけたらよいなと思うこのごろであります。
このブログもその一役を買えたらいいなと、恐れながらも思う次第です。
ではまた!
綾部市の「剣道連盟」及び「道場紹介」はこちら
■綾部剣道連盟 URL
■綾部中筋剣志館 公式ブログ
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