皆さんこんばんは。一の太刀でございます。
最近微妙に冷え性となり、手足がなかなか温まらなくなることが増えました…う~む。
では剣道のお話です。本日は「以前のテストから確率が高いと思われた二太刀目のタイミングで取った出鼻面」です。
ご存知の方もおられるかと思いますが、昨年の5月にありました地域対抗戦(全4試合)にて意識的に試したものがありました。
「開始から一回目のやり取りが行われ、縁を切って再び構えからせめぎ合いが始まるという二回目のこのタイミングで遠間から相手が一歩入ってきたタイミングで出鼻面を打つと決まりやすい」
それまでにもそのタイミングで何度か「出鼻面」が決まっていたためにこの5月の大会で実践してみました。
結果は4試合で1本決まっています。残りの3試合でも決まりはせずとも際どい打突が2本、1試合はそれを狙われたか「面返し胴」を取られてしまいましたが…
■その大会での記事はこちら
二太刀目で決まる可能性が高かったため
2018年10月にありました加盟区の秋の大会
団体の一回戦のお相手は某大手剣道サークルチームでした。
内容
お相手は初めて対戦する方でしたが私はいつも通りに立ち合います。
開始直後は小手を誘って「小手返し面」狙い
イメージしていたタイミングとは違うもので「小手」がきてうまく「面」を打つことができません。
そこから鍔迫り合いも早々に縁を切りました。
そして相手は気合いを入れながら少しずつ間合いを詰めてきます。
私はこの二太刀目のタイミングを狙います。
相手がちょうど「遠間」から「一足一刀の間合い」に入るかどうかの間に詰めてきたところを踏み込みの大きい「面」で「出鼻面」
相手は反応が遅れて防御体勢に入りましたがこちらの「面」がうまく決まり一本となった次第です。
参考画像
では参考画像です。よろしければご覧ください。
ありがとうございました。
おわりに
この「出鼻面」
テストをした5月の大会では最終戦で「面返し胴」を打たれてしまいましたが、確率的にはリスクが低いタイミングであると思います。さすがに4試合続けて一太刀目「小手」二太刀目「出鼻面」では相手もある程度予測していたかもしれません。
しかしそれ以上に何度かこのタイミングで「出鼻面」を決めており、今回のシーンでも決まりました。
心理的には「さあ行くぞ」と思ったところに「打ち込む」
といったようなものなのかもしれません。
「距離のとれる面」が打てないと決まりえないものではありますが、強豪選手たちの試合で良くみられる「間合いが詰まったところを素早く打ち込む出鼻面」よりも、我々のような一般剣道家としては狙いやすいものではないかと考えております。
「前に詰めた際に打たれると反応しにくい」のは誰もが同じでしょう。
それゆえに「出鼻面」はいつも狙いたい欲にかられてしまいますが…
■基本となる「遠間からの出鼻面」の記事はこちらです
何かの参考になれば幸いです。
ではまた!
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