皆さんこんばんは。一の太刀でございます。
最近特に多いような気がしています剣道関連のあまりよろしくないニュースが本日のお題でございます。
「三田剣友会の元事務局長が1000万円の着服容疑で逮捕」であります。
慶応剣道部のOB会費などを着服した疑い 2017年6月8日
この事件のあらましですが、慶応大学の剣道部のOB会である「三田剣友会」で事務局長を務めていた三上晴彦容疑者が、その事務局長としての立場を利用して剣道部の育成などに使われる予定のOB会費などを平成23年頃から十数回にわたり約1000万円の着服したとのことで逮捕されました。
他にも別口から2000万円の着服もあると調べているとのこと。
剣道講師から指導料の振込みが確認できないとの指摘があったことで、口座からの金の引き出しの内部調査から今回の事件が発覚したとのことです。
三上容疑者は容疑を認めているそうです。
三田剣友会とは
慶応大学剣道部のOB会ですから会員も1,000人以上いるそうです。
そこの事務局長であれば、ひとかどの人物だと思うのですが、悲しいですね。
現役慶応大学剣道部は指導者も私でも知っているような高名な先生ばかりであり、しっかりとした組織だとは思うのですが…
剣道好きで有名であった錬士六段である故・橋本龍太郎元総理が会長を務めていたこともあったようですね。
会社経営者
この三上容疑者は会社の経営者です。
経営が苦しくて手を出したかと思いきや、着服した金は会社経営の経費に充てていたほかにも、「飲食費」などにも使われていたそうです…
■ミカミ株式会社
業務内容は主にノベルティ制作とチラシやフライヤーの制作に伴う企画などを主としていたようです。取引先には大手企業のほか「三田会」もあります。
この業界、現在の景気はよくないのは確かですけれども。
このニュースの感想
おそらくは経営していた会社の仕事も慶応大学剣道部で培った人脈を活かしていた部分もあったと容易に想像できます。
その恩をあだで返すようなことを…
どこで間違ってしまったのでしょうか(涙)
同じ剣道を学ぶ者としては悲しい限りです。
なにより、お金を出資していた慶応大学のこの剣道部OBの方々、また剣道部員の方々がなにより悲しいと思っていることでしょう。
本来ならば「生き金」として、剣道部の強化費として扱われるはずでした。
三上容疑者は、なぜ道を踏み外してしまったのでしょうか。
「うそつきは泥棒の始まり」
そんな言葉を思い出した事件でした。
剣道が良い方向へ発展しますように。
ではまた。
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