一の太刀でございます。
■2022年の記事も更新しています!
新型コロナの感染者が減少しておる中、いよいよ例年通り2021年11月3日の文化の日にて全日本剣道選手権が開催予定です!
今年の会場は伝統ある日本武道館ですね。
好き勝手に大会の成り行きを予想いたします!
「テレビ放送」と「インターネット中継」予定
こちらは公式の告知動画です。
テレビ
NHKによるテレビ放送の予定です。
放送予定時間
- 13:00〜15:10/BS1
- 15:10〜16:00/総合
インターネット
ウェブ上では全日本剣道連盟がライブ配信の予定。
主催の全日本剣道連盟の公式アカウント
■You Tube:https://www.youtube.com/user/ZennipponKendoRenmei
■Twitter:https://twitter.com/ajkendof
■facebook:https://www.facebook.com/kendo.jp/
■Flickr:https://www.flickr.com/photos/aj_kendo_f/
出場選手から考える
ではまいりましょう!
今回は初出場者が非常に多いという特徴がありますね。
なんと28名です。
また、警察関係の特練員の皆さんも今年は戻ってまいりました。
経験豊富なベテランもおり、今年も面白い大会になりそうですね!
本命
東京:矢野貴之
神奈川:勝見洋介
福井:林田匡平
福岡:國友錬太朗
鹿児島:星子啓太
北海道:安藤翔
矢野選手
全日本学生個人優勝を引っさげて警視庁へ奉職
その実力で東京都予選会でも恐るべき強さを見せつけて準優勝
決勝戦では残念ながらケガをした様子で途中棄権で敗退しましたが、凄みを見せつけました。
ケガの完治ができていれば優勝もおかしくないでしょう。
国士館出身の剣道一家であると、そのプレッシャーも相当なものかと想像いたします。
そのような中、着実に実力をつけてきた矢野選手の活躍を期待したいところ。
楽しみな選手です!
勝見選手
全日本での優勝経験もあり、すでにベテランの域に入った勝見選手がまたこの舞台に帰ってまいりました。
機を見る力は素晴らしく、きっとあの出鼻技をまた見せてくれるでしょう。
勝見選手は酸いも甘いも知る選手
私もつい感情移入してしまいます。
世界大会などでも苦い経験を糧にここまで実績を積み上げた素晴らしい選手です。
優勝を期待します!
■勝見選手の記事
林田選手
学生時代からの活躍は素晴らしく、前回大会でも三位入賞
端正な構えから繰り出される技はより洗練されてきているように感じます。
実績も、剣風も優勝して納得の選手ですね!
國友選手
それまでも全日本で準優勝2回と決勝戦で敗退した苦い経験を活かし
その正剣から凄みある打突を繰り出し、ついに優勝した前々回の大会でしたが、前回はコロナ禍の影響でしょうか不参加
國友選手の剣道が好きな私は残念に思っていましたが、今大会は國友選手の試合がみれることを嬉しく思います。
数年前の大会、熊本:西村選手戦で繰り出した「出鼻面」の一撃をいまだ忘れられません。
■國友選手の記事
星子選手
今年3月に行われた前回大会でも安定感のある強さを発揮し三位入賞
長年世代のトップとして走り続ける星子選手は今大会も鹿児島代表として参戦
前回大会では同期の松﨑選手に惜敗し、今大会に賭ける意気込みは相当なものでしょう。
勝負強さは尋常ではありません!
期待してしまいます!
ところで職業が「無職」となっておりますが、星子選手の今後がきになるところです。
安藤選手
やはりこの選手を入れないわけにはいかないでしょう。
安藤選手は31歳にしてすでに9回目の出場
いつかは天皇杯を手にするであろうと多くの方が期待しているであろうかと思います。
今大会ではどのような試合を見せてくれるのか
本当に楽しみです!
対抗
東京:竹ノ内裕也
東京:畠中宏輔
愛知:久田松雄一郎
竹ノ内選手
本来ならば本命に入れたい選手であるのですが、東京都の予選会をみた感想として、少々調子が良くないのではないかなと思えてしまいました。
しかしながら、そのような中でも優勝してしまうのですから、恐れ入ります。
実績も十分、精神面の強さも素晴らしい、そして大物である雰囲気を身にまとっているところになによりも凄みを感じます。
やはり本命にするべきかな…
■竹ノ内選手の記事
畠中選手
言わずと知れた畠中選手は7回目の出場
いままで何度も難しい判定に敗れてしまった過去がありますね。
そろそろ頂点に立っても良いのではないでしょうか。
近年は力強さだけではない技の妙を見せてくれることがまた増えたように感じます。
賭ける思いも強いでしょう。期待しています!
■特に2008年の剣風が好きでした
久田松選手
本大会二回目の出場となる久田松選手も名の知れた実力者
波に乗れば一気に頂点へ上り詰める可能性を秘めた選手ですね
次点
茨城:佐々木陽一朗
福岡:牧島凛太郎
千葉:白鳥湧也
大坂:土谷有輝
大坂:髙優司
佐々木選手
全日本は初出場の佐々木選手ですが、実力は十分の選手ですね。
名門の関中学校から高輪高校で大将として活躍、筑波大学へ進学し、現在は筑波大学教員とのことです。
前回王者の松﨑選手を破ってトーナメントを勝ち上がり、あの激戦区茨城県にて優勝をしております。
注目の選手です。
牧島選手
こちらもまた激戦区福岡県を突破して初出場の牧島選手ですが、島原高校から鹿屋体育大学を経て福岡県警へ奉職しております
印象的だったのは島原高校時代の玉竜旗決勝にて九州学院と対戦
九学の先鋒:寺田選手、次鋒:槌田選手の活躍により
島原大将の牧島選手は次鋒戦で引っ張り出されてしまいました。
しかし、牧島選手は相手次鋒、中堅、副将を打ち破り、九学の大将である山田選手と相対します。
素晴らしい活躍
山田選手とも一進一退の攻防が続き、ついに山田選手が手元を上げて防御態勢を取ったところに横から小手を打ち込みます。それがしっかりと打突部位をとらえるも、すぐさま返し面を打った山田選手に軍配が上がりました。
なんという結末か・・・
素晴らしい剣道をみせてもらいました。
個人的にはこのころの剣道のほうが、好きなのですが・・・
そして、余談ですが、山田選手は非常に残念です。表立って活躍することはもはやできないでしょう・・・(涙)
白鳥選手
白鳥選手は東海大浦安高校から筑波大学と活躍され、前年度の本大会でもベスト8に入りました。
星子選手や松﨑選手と切磋琢磨したその実力は折り紙付き
勝負強さは素晴らしいものです
前回大会ではベスト4をかけた試合で福井の林田選手と相対し、残念な試合展開となってしまいましたが、今年も安定の強さを見せてくれるでしょう!
土谷選手
本来なら本命に入れたい土谷選手
その剣風やスタイルの良さから好きな方も多いのではないでしょうか。
ただ、前々回大会での試合運びが私が見ても消極的な印象が強く、気になるところ
しかし期待します!
髙選手
実業団選手である髙選手は前回大会に続き二回目の出場
あの警察界トップの大阪府警の選手が出場している予選を勝ち上がり、この大会の切符を手にしています。
恐るべき選手
実業団選手の活躍はうれしい限りです。がんばってほしいところ!
ちょっと気になる選手
特徴をあまり知らないのでが気になる選手が数名おります
京都:合屋龍
合屋選手は数年前の全日本の試合を拝見したことがあるのですが、正剣ではないのですがどうも強いなあという印象を持ちました。
気になります!
熊本:今村侑資
激戦区熊本県であの西村秀久選手を決勝で打ち破って出場
前回大会では一回戦敗退でしたが、今大会は!
気になります!
おわりに
今年は例年通り文化の日に開催されるとのことで、年に一度の剣道界最大の注目大会を観戦できることを嬉しく思います。
運営関係者の皆様、ご尽力ありがとうございます。
注目の選手が同じブロックに重なっていることが多く、序盤から私としては気になる試合が多いのが嬉しいです。
また、コロナ禍ルールで鍔迫り合いがなくなったことで、見ている側としては喜ばしい試合展開が多くなったように感じます。
今大会でも見ごたえある試合展開を期待したいところ
楽しみですね!
ではまた!
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