皆さんこんばんは。一の太刀でございます。
【追記】2017年10月にてこの東京都予選会から出場権を得た方々が参加する「第65回全日本剣道選手権大会」の予想の記事を書きましたので、よろしければこちらもご覧ください。
【追記】11月3日にて全日本剣道選手権大会の「結果」と「総括」も記事にしました。
関東ではここ数日だいぶ涼しい日が増えましたね。もう9月。秋が近づいています♪
では剣道のお話です。本日は「第56回東京都剣道選手権大会について」です。
毎年、できるかぎり参加しているこの大会は私の一年間のスケジュールの中で最もレベルが高く、色々な意味でシビアな大会であります。
昨年も参加しましたが、初戦で警視庁の超大物新人と対戦し、あえなく負けてしまいました(涙)
各市区から選りすぐりの選手が参加。実業団のトップ選手から教職員・皇宮・法務・警視庁といったそうそうたる面々が参加します。
それもそのはず。
この大会でベスト4までいけば、11月3日に毎年開催される「全日本剣道選手権」へ東京都代表としての参加資格を得ることができるのですから。
しかし、今年は諸事情があり、私は参加することができませんでした…
今回の記事は結果を見ての感想となります。
感想
正直言ってベスト8までも入らない有名な猛者たちが多くでてくるこの大会。実力者といえども一回戦で負けることもありますから、おもしろいですね。
優勝:内村良一選手
もはや伝説的選手といえる内村選手が優勝しました。
小手のキレは相変わらず。ここ数年は今までにないポイントで一本取られたりするところを見かけましたが、コンディションを戻してきたのか。もしくは実力通りのパフォーマンスか。
聞くところ内村選手の人物は相当な「好漢」とのことですから、なおさらに全日本でも更なる活躍を願ってしまいます。
準優勝:正代正博選手
さすがの実力者です。
年齢的にも脂が乗りきったころでしょう。しかし、昨年はどうもあまり良い動き出なかったように感じました。あくまでも私の「感じ」ですけれども…
いつでも決まりそうなあの「小手打ち」の冴えが戻ってきた感がありました。
個人的にはそろそろ全日本を取ってほしい人物です。
■昨年の正代選手を少し書いた記事はこちら
三位:畠中宏輔選手 越川一孝選手
学生時代から将来を嘱望されていた畠中選手。
一時期のスランプを脱して近年は安定的な強さを見せてくれていますね。ここ数年の全日本ではちょっとかわいそうな負け方が続いたように思います。
準々決勝での坂本選手戦では見事な「出鼻面」といつも通りのキレある「一つ攻めての小手」が冴えました。
警視庁剣道特錬のキャプテンである越川選手。
この方も、ベテランに入り安定した強さを感じました。キャプテンの地位もそうさせたのでしょうか。
あの竹ノ内選手戦では一本取った後、まったく竹ノ内選手がつけ入るすきのない試合展開をしていたのが印象的です。
私の注目選手 ベスト8:神崎力選手
ベスト8になり補員決定戦でも勝ちきった西東京の神崎選手。
実は私が常に参考としているのがこの神崎選手です。
東京以外のお住まいではご存知ない方も多いかもしれませんが、この神崎選手の実力は相当なものです。
私としては全日本で上位入賞しても全くおかしくない実力の持ち主と思っています。
準々決勝で正代選手に負けはしましたが、その神崎選手らしい「小手返し面」で正代選手を追い詰めています。あの正代選手相手にどちらが勝ってもおかしくない試合でした。
補員決定戦の坂本選手戦では見事な「下から小手」を決めて勝利しています。
驚くべきはこの東京都で警視庁の特錬選手以外でベスト8に残ったことです。
その難しさはなんと表現したらよいでしょうか。
長年にわたり警視庁の特錬選手を倒してきた凄腕の選手です。
改めてその凄さに興奮を覚えました。
神崎選手については改めて記事に書きたいと思います。
【追記】「神崎力」選手の記事
後日、この西東京の雄「神崎力」選手の記事を書きましたのでぜひご覧ください!
おわりに
どの試合も観ていて飽きないこの大会。
今年は不参加でしたが、私は「参加選手」として来年以降も挑んでいきたいと思っています。
それにしても、内村選手は凄いなと、改めて思う大会でした。
■2017年 全日本剣道選手権大会の予想記事はこちら
■結果と総括の記事はこちら
ではまた!
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