【中段の構え】「手の内」と「腕(かいな)」2017

剣道

皆さんこんばんは。一の太刀でございます。

もうすぐお盆ですね。帰省される方も多いのではないでしょうか。私はその予定であります。

夏真っ盛り!!

では剣道のお話です。本日は「手の内と腕(かいな)」です。

以前にも「中段の構えまとめ」の記事にて「手の内」と「腕」について書きました。

■過去記事

〈中段の構えまとめ〉リバ剣が良い面を打つための具体的方法【重要】
2017年9月10日 追記しました。 皆さんこんばんは。リバ剣の一の太刀です。今週末は金曜に1回、土曜に2回と剣道の稽古ができました。一つは懇意にさせてもらっている実業団の稽古会でした。この場を借りてお誘いくだ...

もう一年ほど前になります。

2017年の現在としてどの様に考えているかをまとめたいと思います。

スポンサーリンク

2017年8月の構え

最近の私の構えです。

手の内

実は昨年の記事とさほど変わりはありません。しかし、少々変化があります。

新たに意識すべき点を次に記載します。

手の内は手の平と指先で竹刀を握る

・「生命線」のくぼみを意識する

竹刀を手で包む時、手相で言うところの「生命線」が竹刀に収まるように握ることを意識します。

手の拇指球がちょうど竹刀の真上にくると45℃のあたりでこの生命線のくぼみに収まるかと思います。

腕(かいな)

・腕は赤子を抱くが如く

このあたりも以前と同様ではありますが、より収まりが良くなったのでそのあたりをご報告。

上の文は故・千葉仁範士八段のお言葉です。千葉先生はあの鬼才・乳井義博先生の愛弟子ですね。

乳井先生の荒稽古で相当鍛えられたとのことです。

■乳井先生の記事はこちら

【実録】「昭和の剣豪」を括目せよ!!
皆さんこんばんは。一の太刀です。 早速ですが剣道のお話です。本日は「昭和の剣豪たち」についてです。 昔の先生たちは凄かったってお話を聞いたことはありませんでしょうか。 しかし、すでに「昭和は遠くなりにけり」 ...

肘は下を向く

私は右腕は自然とできていたのですが、左腕までも肘を下に向かせるとは思っていませんでした。先日、大変尊敬しております八段のY先生にそれを伺い、修正することとしました。

なかなかこれが難しく、以前の左腕の角度と修正後の角度の違いを画像でご覧ください。

修正前

ポイントは「左の手首の角度」と「肘の向き」です。

このようなものだったので、実際に緊張感ある試合中やとっさに構える時にこの構えに無理なくすることができませんでした。

それがただ、「構えを自得できていないだけ」だと思っていましたが、どうやら理由はそれだけではなかったようです。

修正後

いかがでしょうか。

修正できたのは、やはり少し「半身」になることでバランスが取れたことが大きいと思います。

また、左手首の角度が極端に曲がっていないので、固定しやすく(ブレにくい)、左腕中心に構え、振りやすくなりました。

そのおかげでか、剣先での中心の取り合いがあった際でも、今のところとても具合が良いです。

よく右拳を中心として左拳を回して剣先を扱う方を見ますが、私もこれでした。

「左拳は動かさない」

わかっちゃいるけどそれができない。そんな状況でしたが、この構えでそれは解消されます。

右腕の肘も無理に張る必要がなく、気持ち肘を曲げることでちょうど良く収まる角度がありました。

正直、ここ最近身に着けたものなので何とも言えませんが「左右の手首と肘」の収まりがとてもよく、違和感もありません。

先ほども書きましたように、以前は打ち合いや攻め合いなどの際に構えを戻すと、疲労や瞬間的な状況という理由から、構えたときに特に左の腕・拳の収まりが悪く、無理に竹刀を握っている感もありました。

しかし、それらは解消されて「すぐに」いつものその構えの腕回りに戻すことができます。

これは私の中では大きなものです。

まとめ

現在、私としては重要な点が次のものとなります。

・左拳中心での扱い

・剣先の圧力が増す

・無理なく構えることができる

・竹刀の振りが(フォーム)が強くなる

これらを重視する上で、上体はこのような構となっています。

今回のポイントは

・「生命線」のくぼみに竹刀を修める

・左肘は下を向く

これを意識することでなかなかの変化を感じましたので記事としました。

当然、私は伝統的な教えに沿えるようにしていく考えはあります。しかし、全てを表現することが、今の私にはできません。

形の上で教えに沿っているように見えて、身体的には違和感があるのであれば、それは「修正の必要あり」と考えます。

ただ、学生トップレベルの選手などを観ていますと、まったくそれとは違う構えの腕回りをしている方も多いですね。

ですから、これがもし、理にかなっていたとしても、剣道の強さには関係ないかもしれません。攻め・駆け引き・勝負勘など様々な他の要因がありますから。

しかし、40を超え歳をとり、徐々に身体能力は落ちていきますから「無理」がますますきかなくなってきます。

私のような高校途中から大学なども剣道をしていない「自分の剣道を固定できていないもの」としては、無駄なく、力をあまり使わなくても良い理想的フォームにもっていきたいので、その道の途中としてこのような「考察」が必要ではないでしょうか。

ではまた!

私もこちらでミツボシの小手「道」と「虎」を購入し愛用しています
私もこちらでミツボシの小手「道」と「虎」を購入し愛用しています
剣道 構え
スポンサーリンク
facebook
この記事が気に入ったら
いいね!してね
最新情報をお届けします。
ichinotachiをフォローする
一の太刀 剣道ブログ 

コメント

  1. 水草 より:

    いつも拝見させていただいております。
    写真を見て気付いたのですが、「肩甲骨同士を寄せる」ということを意識されてみてはいかがでしょうか。
    肩甲骨を寄せると、肩が後ろに引き上げられ、両手が自然と収まってくる感じがします。
    胸を張ること、背筋を伸ばすことなども、全てこれで解決する……と、個人的に意識して練習しております。

    • ichinotachi ichinotachi より:

      水草さん、コメントありがとうございます。
      なるほど肩甲骨ですね。私の師匠もそのことは言っておりました。肩甲骨を下げると。
      参考にさせていただきます。

  2. あきんど より:

    一の太刀さん、こんにちは。毎回楽しみに拝見しております。この記事凄く参考になりました!確かに理にかなっていますよね。早速稽古でこの左の握りを試してみましたが相手に早く長く届く感じがしました!まだまだ完全とは行きませんが気にしながら稽古したいと思います!

    • ichinotachi ichinotachi より:

      あきんどさん、こんにちは!コメントありがとうございます。
      少しでも何か参考になっていれば嬉しい限りです。
      私の場合、握りが悪かったせいか、緊張感ある試合だと左の握力がなくなることがしばしばあったのですが、これでなくなることを期待しています。
      それにしても、あきんどさんの研究熱心さには敬服します!
      またお気軽にコメントくださいね!
      よろしくお願いします。

  3. たけし より:

    一の太刀さん。
    はじめまして。
    ただいま六段を目指して稽古している者です。
    一の太刀さんの科学的及び物理的な考察、大変素晴らしいです。
    基本の大切さも自分なりに理解出来たかと思います。
    これからも勉強させていただきます!

    • ichinotachi ichinotachi より:

      たけしさん、初めまして!コメントありがとうございます。
      おほめいただきありがとうございます!
      しかし…たいしたものではなく、心苦しくも感じています…どうしたらよいのか本当に奥が深すぎて悩みはつきません。
      まあ、それが剣道の面白さでもありますね!
      今後ともよろしくお願いします!!

タイトルとURLをコピーしました