一の太刀でございます。
11月に開催が予定されている全日本剣道選手権の東京都予選である「東京都剣道選手権大会」へ出場してまいりました。時は2021年9月4日(土)
直近では7月下旬に稽古してからは面をかぶっていない状況でしたが、軽い気持ちで出場いたしました。
自分の剣道がどのようなものか、徐々に変化を遂げつつある中ですが稽古量の少なさゆえに
なんともよくわからない心持ち
しかし、稽古量の少なさはほかの皆さんも似たようなものでしょう。本当にコロナ禍で対人稽古ができないことはツラいところですね。
全日本選手権への道
今年の出場人数ですが、プログラムを見ますと163人と昨年12月にありました前回大会152人から警察関係の選手が増えただけでほとんど変化ありませんが、今回は当日の不参加の人数が相当数おったようで、不戦試合が多くありましたね。
私のお相手はと…
こ、これは!?
白い道着がいつもまぶしい皇宮警察のエース的存在の選手じゃありませんか。二年前の全日本にも東京都代表として出場した強豪ですね。
相手に不足なし!(お相手のほうが不足か!)
この大会もコロナ禍により「鍔迫り合いからの引き技禁止」ルールです。
二回戦(初戦) 皇宮警察:M選手
心持ちは可もなく不可もなく、試合に臨みます。
まずは様子を見ようかと、ツツッと下から攻めてそのまま「小手」!
あっ!防御できない!
お相手は私の小手を上から抑えるように返し、そのまま面!
面あり!!
が~~ん!
私がやらねばならないことをよりハイレベルな技として打たれてしまいました。
小手の後の防御を無力化するやつ…こんな感じの↓
様子見もできない(涙)
二本目直後、どうしようかと思うところに間合いが詰まり中間の危険ゾーンからお相手は「引き小手」!
こちらはそのまま一定の距離を保ちつつ間合いを詰めて間髪入れずに「面の軌道から小手」
しかし深いところに打突してしまいました。
そしてせめぎ合いからの「面」を打つもきれいに後ろに引かれつつ相手は「引き面」
これは問題なし。そこから間合いを詰めて次は「面」に来るかなと思い私は「逆胴」狙いますも
お相手は打突しない
と思った矢先に「飛び込み面」がきます!!
これは剣先をつけてなんとか凌ぎましたが、またもや「引き面」!
ここだけの話、これには反応できませんでした(涙)が一本とはならず(汗)
そして相手が詰めてきた矢先に「出鼻面」狙って打突します!
しか~し、見事!相手は「面返し胴」を繰り出し、私はしっかりと誘われていたのでした…
胴ありで勝負あり!
おわりに
見事にあしらわれた感のある試合でした…
お相手の実力はさすがです。まいりました。
私自身の問題といえば…
完全に3~4年前から試合の実力は退化していることを確認してしまいました(涙)
前回大会から剣道のスタイルを変えたことによる前向きな実感を感じることができていましたが、今回の試合を見返しますと
■下半身がすぐ動けるような準備をとれていない
■完全にお相手にビビっていた精神面の弱さ
これらが課題となりましょうか…これらは以前のほうが良かった。
それにつけても、メンタルよわっ!
あー、課題を克服するためにも早く対人稽古がしたい!! しかし、9日(木)の知らせにより9月30日まで緊急事態宣言の延長が正式決定
これにより、道場の再開も延期でしょう。しかたないとはいえ、苦しいですね。
皆さんも試行錯誤の中で稽古されておるかと存じますが、これからも頑張りましょう!
ではまた!
コメント