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【ニュース】ASKAさん不起訴で思うこと

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皆さんこんばんは!一の太刀です。

立て続けにニュース関連の記事となりますが、本日は「アスカ(以降ASKA)事件」についてです。

本格的に剣道を習っていたASKAさんが覚醒剤取締法違反で懲役判決を受けたことに2014年当時、私も衝撃を受けました。

私の世代ですと、高校生くらいの頃に「SAY YES」が爆発的に売れて、そこで存在を知りました。当時はカラオケで「Love Song」や「Yah Yah Yah」などを歌っていた記憶があります。懐かしいな~。

別段、ファンではありませんが、やはり、私たちと同様、「剣道」をやられていた方のことですから、この事件は気になるものでした。

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今回の不起訴について

ザックリと一連の流れをあらためて記載しますと

■2014年5月

覚醒剤取締法違反(所持)の容疑で逮捕

■同年6月

覚せい剤と合成麻薬MDMAを所持したとして、覚せい剤取締法違反と麻薬取締法違反(いずれも所持)容疑で再逮捕

■同年8月

懲役3年執行猶予4年の有罪判決

■2016年11月

自ら警察に電話をして自宅に駆け付けた警察官に対して意味不明な言動を繰り返したことから、任意で尿検査を求められ、検査結果が覚せい剤反応陽性。

覚せい剤取締法違反(使用)の容疑で逮捕

■同年12月

証拠不十分により不起訴処分となり釈放

なぜ不起訴処分か

今回の不起訴の経緯としては確定率が100%と言われる検査で覚醒剤の陽性反応がでたことで逮捕となりましたが、その検査をした尿がASKAさん本人のものである証拠をだせなかったとのこと。

通常ですと尿検査の際には多くの証拠写真をとりながら、また、不正のないように容器を本人に洗わせてから使用したりトイレを事前チェックしたりと入念な準備をして「言い逃れ」されることのないようにしてから検査を行うとのことです。

今回は証拠となる写真もなく、確認係の警察官も少なく用足しした際の手元を確認できておらず、摘出した尿も少なかったとのこと。また、自宅などでも薬や使用道具が見つからないとのことで証拠不十分となったようです。

真実がわからず

ASKAさんの主張では「尿の代わりにスポイトでお茶を入れた。無実だ。」と。

う~ん、現状ですとどこに真実があるかわかりませんよね。

検査結果100%のもので陽性反応がでている。にもかかわらず、その陽性になった尿がASKAさんのものと断定できる証拠がない。

ASKAさんとしてはお茶を入れたからとか、「ギフハブ」なる組織がハッキングしてご自身のネット上でのアカウント全てを乗っ取られてしまっていると言い、陰謀論を訴えています。

■単純に警察のミスで検査して陽性となった尿がASKAさんのものという証拠となるものを準備できなかった。

■ASKAさんがの言う通りで無実であり、なにかしらの力で圧力をかけられた。

このどちらかになるのでしょうか。

しかし、一般的な考えで想像すると単純な警察のミスであるのかな~と思います。ASKAさんが本当に薬に手を出していないのであれば「お茶を入れた」などをする必要性がないですし。

マスコミの対応

もちろんマスコミの方々がいなければ私たちも情報を得ることができいものが多いかと思いますが、勝手にASKAさんの未発表の曲を流したり自宅へ押しかけて器物破損したりと昔から思っていましたが、ヒドイことするな~と今回も感じてしまいました。

最も気になる「元自衛官のお父様」のこと

私は昔「剣道をしっかり学んでいる人に本当のバカをやる人はいない」と勝手に思っていました。

幻想もいいとこですね。

当然ですが、子供の頃から剣道をしっかり学んでいる方でも悪いことをする人はいますね。

少し前には剣道エリートに近い大阪の警察官が罪を犯したり、全日本覇者でもわいせつ系の犯罪を犯したり、さらには学生でも似たようなことをした人を、過去に聞き及んでます。

指導者でも時々お見受けします。

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この様なことがおこると、剣道関係者として本当に悲しくなります。

お天道様に顔向けできるのか!

80をこえるご高齢のASKAさんのお父様はASKAさんをいつまでも信じているのでしょう。

「母親ががんで入院しとるの。だから何回も見舞いに帰って来る。覚せい剤やったらどうなるか、あれ(息子)が一番知っとる。100%ない

「あれは実家でも向こうでも飲料水はこれなんです。これか、風邪薬の中に警察が言いよった成分が微量に入っていたんじゃないかと思うわけ。これ調べてくれんね」

デイリースポーツ引用

そう言ってマスコミに栄養ドリンクの成分を調べるようお願いしたとのこと。しかし検査してもそのような成分がでることはなかったとのことです。

元自衛官で剣道七段と言えば、警察の剣道特練員や一部の教員などを除く一般剣道家として最高峰の段位と言って差し支えないものと思います。剣道に情熱を燃やした方なんだと推測できます。

私たち剣道家であれば、なんとなくこのお父様のお気持ちもわかるような気がしませんでしょうか。

おそらくは厳しくも優しく、剣道を大事な息子に教えていたのではないでしょうか。

そしてその「礼節や品格」が備われば、絶対に薬に手を出すなんてことはないだろうと信じていたのでしょう…と勝手に想像してしまいます。

切ないですね。

一説では、2014年の件以降、お父様は剣道をやめてしまった(できなくなった?)とのことです。

己の人生をかけていたであろう剣道を、やめてしまう。

お父様の気持ちをお察しします。

今回の真相がどの様なものかはわかりません。

しかし、ASKAさんの年齢では再犯率が高い様です。もしも変わらず使用しているのであれば、なんとか薬を絶ってもらいたいものです。また、すでに絶っていることも願っています。

ともあれお天道様に顔向けできないようなことは、すべきではないと思っております。

ではまた。

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