【柔剛一体 現代剣道の美しき理想形か】安藤翔選手

その他

皆さんこんばんは。一の太刀でございます。

早速ですが剣道のお話です。実は3月4日(日)は加盟区の春の大会がありました。その記事を今書いており、近々アップしますのでそちらの記事もよろしくお願いします!

そして本日は「安藤翔選手を好き勝手に分析」です。

今回も私の「独断と偏見にとんだ分析」であります。

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安藤翔選手の剣道

安藤選手の剣道はずっとみていたくなるように感じます。

美しく、堂々たる「構え」はお手本にしたいと思うほど理想的。

「面」「小手」「胴」「突き」

全てにおいて高次元の打突をくりだします。

代名詞のような得意技があるのではなく、「なんでも高いレベルでできる」という凄さです。

また、見るからに体幹が強そうなその身体は身長も180㎝前後でフィジカルに優れており、体を崩すようなことはそうはありません。

どこに隙があるでしょうか。

国士舘大学時代からの試合がyoutubeにもたくさんアップされていますが、その中には何本か打たれたシーンもみられます。

攻め入ったところに相手からの反撃にあったり、初太刀を押さえにいって思いもよらない二太刀目で打たれたりと様々ですが、これといった特徴的弱点は、私にはわかりません。

私が勝手に心配しているのは2017年はあまりそう感じませんでしたが、近年、大学時代と比べて体格が一回り大きくなったようにみえることで、それに合わせるようにそのフィジカルを活かして相手を「力技」で崩していくようなスタイルが増えたように感じたことです。

以前から「剛剣」的なところはあったかと思いますが、それがより顕著になっていたような気が…

まあ勝手な想像ですけれども。

個人的には学生時より10㎏以上体重を増やすことにはちょっと否定的です。

理由はこちら

剣道に適した「体型」と「イチロー理論」
皆さんおはようございます!一の太刀でございます。 2016年11月9日(水)23:30頃から11月11日(金)13:30頃まで システム更新の不備のために、サイトが閲覧できなくなっておりました。 大変失礼しました。サイド...

多彩な攻撃ができる安藤選手ですが、さらに恐ろしいところは一本目を取られてもその後に二本取り返してしまう試合も多いこと。

「精神力」の強さと、取り返せるという「自信」を持ち合わせているのでしょう。

基本的なスタイルとして「攻撃的である」ことと「大きく手元を上げて避けることが少ない」という特徴があるように思えます。

それにしてもあの方の剣道は美しいですね(うっとり)

トップフォームの時は「柔剛一体」の恐るべき剣風となります。

得意技

本当に、これといった技で勝ち上がるでなく、その状況に応じた技で一本を取るので得意技がたくさんあるようにみえてしまいます。

■出鼻面

昨年優勝した全国警察剣道大会ではこの出鼻面が印象的でした。

せめぎ合いの中から、相手を誘い出しての出鼻面。

その攻防の妙味は、残念ながら私ごときでは理解し得ません。

自分で決めたらどんなに気持ちいことでしょう。

■連続技や攻め入って相手の構えが崩れたところへの打突

流れの中から攻め入り相手を崩し、その状況次第で「担ぎ面」「裏からの面」「突き」「小手」と多様な技で決めています。

パッと見るには型にハメる得意技ではなく、まさしく「攻め勝ってから打つ」という剣道の本道を体現しているかのようです。

ただ、それ故に稀に攻めきれない時に「相手に反撃され打たれる」というシーンにつながっていったようにも感じますが。

これをトップレベルで行っていることが凄いですね。

#19【三回戦】大城戸・大阪×安藤・北海道【H29全国警察剣道選手権大会】

「小手」から「突き」って、これは「小手」の後に状況を把握した上で突いてますよね。

「眼」も普通に良いのでしょう。

剣暦

小学校のころから全国で活躍しているので大変な実績を持っています。

特筆すべきところだけ抜粋します。

関東学生大会 個人優勝 団体優勝2回

全日本学生大会 個人優勝 団体優勝

全日本剣道選手権大会 三位1回

全国警察剣道選手権大会 優勝1回

世界剣道選手権大会 個人優勝

Wikipedia 安藤翔 より

これからも、益々活躍されそうですね!

分析(トップフォーム)

私がみている安藤選手はこんな感じです。

面技:A
小手技:A
胴技:C
防御力:B
打突スピード:S
その他の技:B
身体的強さ:SS
美しさ:SS
攻めの圧力:A
精神力:A
得意技の必殺度:B
返し技:D
出鼻技:A
突き技:A

■代名詞となる得意技

「出鼻面」

「攻め入って」からの打突

おわりに

おそらく、安藤選手の剣道が好きな方は多いのではないでしょうか。

その「構え」や、「相手の攻撃をかわすにもあまり手元を上げて崩れない」というスタイルの美しさ。

そして「攻め勝ってから打ち勝つ」

このような王道とも言えるような剣道を高次元でもち、柔剛併せ持った多彩な技で勝つ安藤選手のことが私も大好きです。

おそらくは大学卒業時に数多の県警他、警視庁などからのお誘いがあったかと思いますが、北海道県警という北の大地に戻ったことは、恩師である古川先生や栄花先生がいることも理由のひとつだったそうです。地元愛もあるのでしょう。

北海道から日本一になる。

いつか全日本選手権でその日が訪れることを、私はひそかに期待しております。

いけー!!安藤選手!!

全日本での予想時に安藤選手のことも少し書いていますのでよろしければご覧ください。

2017年の第65回全日本剣道選手権大会を「予想」する 出場選手は?
いよいよ今年もやってまいりました「第65回 全日本剣道選手権大会」 毎年11月3日の文化の日。剣道界最高峰の大会であり権威あるこの大会は多くの名勝負を生み出しています。 今回は「私の独断と偏見にとんだ勝手に予想」であります。

ではまた!

コメント

  1. はなずきん より:

    一の太刀さん、こんにちは。
    私も、前回の剣道世界選手権から安藤翔選手のファンです。
    あまり詳しいことは知りませんでしたが、こうやって解説していただき、なるほど~と思いながら読ませていただきました。

    安藤選手の、いかなる時でも全く体幹がぶれない、美しい剣道には惚れ惚れします。
    昨年の全日本剣道選手権では現地で試合を見たかったのですが、1回戦負けだったので間に合わず…愕然としてしまいました…。
    (後から全日本剣連のサイトで、動画は見たのですが)
    ここしばらく、全日本剣道選手権では早々と負けることが多いので、もっと上位に出てきてほしいなと思っています。

    この「勝手に分析」シリーズ、とても読みごたえがありますね。
    他の選手のこともぜひ書いて下さい!楽しみにしています。

    • ichinotachi ichinotachi より:

      はなずきんさん、コメントありがとうございます!
      安藤選手の剣道は見栄え良くて素敵ですね!
      「勝手に分析」できるだけ続けてみたいと思います。はなずきんさんのコメントが励みとなりました!
      ところで私もはなずきんさんのブログを拝見させていただいておりますが、はなずきんさんの「剣道への思い」に本当に頭が下がります。
      とても刺激になっています。ありがとうございます。
      これからもよろしくお願いします。

  2. はなずきん より:

    一の太刀さん、お返事ありがとうございます。

    ちょっと前の、内村選手の「分析」も興味深く読ませていただきました。
    私はまだ剣道歴が浅いだけに、有名選手のこともそんなに詳しくは知らないので、とても勉強になります。

    私がブログに書くために、全日本選手権の試合を何度も見なおして興味を持ったのが、優勝した西村選手でした。
    ちょっとトリッキーな感じで、あまり好みではないと感じていたのですが、それでもあれだけの”計算”した試合運びを見て、なるほどこういうのもアリなのか…と思いました。
    いつか、西村選手のことも書いて下さると嬉しいです!

    私のブログも読んでいただいているとのこと、嬉しいです。
    技術的には何の参考にもならないブログですが(+_+)
    刺激になっているなんて言っていただけて光栄です。
    今後ともどうぞよろしくお願い致します。

    • ichinotachi ichinotachi より:

      はなずきんさん、コメントありがとうございます!
      私の分析などは大したものでないので恐縮ですが、あくまで個人の見解ということで…
      西村選手は好みが分かれるかもしれませんね。今度書かせていただきます!
      今後ともよろしくお願いします!

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