剣道をやめる人へ 40代【男】からの伝言

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皆さんこんばんは。一の太刀でございます。

新緑も落ち着ついた色合いになり、徐々に梅雨を感じさせるものになってきました。

では剣道のお話です。本日は「剣道を辞めたいと思っている人へ」です。

私はいろいろな理由で剣道を辞めてしまった人を見てきました。

私も高校の途中で剣道部を辞めてしまい、それから30歳まで剣道から離れてしまっていました。

皆さんの中にも今現在、剣道を辞めようか悩んでいる人もおるかと思います。特に中学生や高校生のみなさんが多いでしょうか。

そんな方々に、剣道を辞めていたことのある私から少々お話させてください。

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剣道を辞める人 剣道は嫌いですか?

私は高校の時、特に顧問と関係が悪くて、剣道部を辞めてしまいました。

辞めた時のエピソードを書いた記事はこちら

良き指導者とは 「剣道部」と「暴力・体罰・しごき」
皆さんこんばんは。一の太刀でございます。 先日の全日本剣道選手権は観ていて興奮しました。なんとなく自分も強くなった感じがして次...

まあ、よくあるパターンでしょうか。

しかし、辞めた後も私にはずっと心の片隅に「剣道」が残っていました。

別のやりたいことが見つかり、それに熱中していた20代ではありましたが、それでも、小さなころから通った道場の先生のこと、道場仲間のこと、私が剣道でつながったその世界のすべてが心のはじっこで消えずにいました。

私は剣道が好きなのです。

だから大人になって剣道の世界へ戻ってきました。

あなたは剣道が好きですか?

どうして辞めたいと思うのか

なぜなんですか?

■稽古が厳しい

■顧問や部員、仲間との人間関係

■剣道が嫌い

■他にやりたいことが見つかった

■学問、仕事を重視したい

他にも理由はあるかもしれませんね。

辞めた方が良い場合

「他にやりたいことが見つかった」「勉強や仕事を重視したい」

このあたりが理由の方は、辞めても仕方ないかと思います。

「人は生計の道を講ずることに、まず思安すべきである。一家を養い得てはじめて一郷と国家のために尽くす。」

「向いていなければさっさとやめる。人間は、自分の器量がともかく発揮できる場所を選ばねばならない」

(秋山好古)

これは2つ前に記事「「負けん気が強い人」は紙一重で勝ちを拾う」でも登場しました明治時代の軍人、陸軍大将「秋山好古」の言葉です。

「負けん気が強い人」は紙一重で勝ちを拾う
皆さんおはようございます。一の太刀でございます。 連休明けてバリバリ仕事をこなしたい気持ちとは裏腹に、身体が重い今日この頃であ...

上の言葉は、まずは生涯を通して自分と家族が生活できる仕事がなんなのか、考えるべきだというものです。

次の言葉は、そのままなのですがいつまでも自分に向いていないものを続けていないで、好き嫌いは別として自分の性質に合い、力を発揮できる場所を選びなさいよというものです。

他にやりたいことが見つかったのであれば、あなたの情熱を注げるものに集中したほうが良いと思います。

警察の特錬員や剣道の教員といった「専門家」を目指さないのであれば、別のお仕事でお給料をもらい生計を立てるために仕事や勉強を重視することは、悪いことではありません。

「あなたにとって剣道とはどのようなものなのか」「将来何で食べていくのか」を考えてみるのも悩みを解決する糸口になるかもしれませんよ。

もう一度 考えた方が良い場合

「剣道が嫌い」「稽古が厳しい」や「顧問や部員、仲間との人間関係」などの理由ではどうしましょうか。

自分一人で解決できるような問題であれば良いのですが、それが難しい場合の方が多そうですね。

周り仲間や大人に協力してもらう努力なども必要かもしれません。

「剣道が嫌い」

私は高校時代の前に、剣道が嫌いで辞めたかった時期がありました。

小学校高学年の時です。

母に辞めたいと言い続けましたが、その都度「続けていればあなたのためになり、きっと役に立つことがあるから…」と言われ、純粋だった私は「どろぼうや悪いやつなんかに会ったときに剣道でやっつけられるから」という意味で受け取っていました(笑)

なんとなくそのように説得されていましたが、中学入学のタイミングでも野球に熱中していたので野球部にしようか悩みました。

しかし、通っていた町道場の先輩が多く在籍し可愛がられていたこともあり、中学は野球をやめ、剣道部へ所属しました。

その頃はあまり剣道が好きでなかったのですね。その様な中、続けていましたが試合に勝てるようになったり稽古で良い動きになっていると感じたことで、少し自分が強くなったと思えるようになり、少しずつ剣道が好きになってきました。

その経験から、剣道が嫌いな方は、もう少し様子を見てほしいのです。

いつまでと期限を決めても良いかもしれません。その間に強くなった実感が沸ければ、気持ちが変わるかもしれません。

逆に強くなった気持ちがでても、変わらず嫌いであれば、辞めた方が良いでしょう。

「稽古が厳しい」

この理由で悩んでいる人は、もう一度考えてみてください。

■考え方を変えてみる

剣道は「スポーツ」ではなく「武道」の一面があります。

「稽古」は「修行」でもあります。ですから厳しいのはある程度、当たり前と言えます。厳しくない修行などありませんね。「剣道はそのようなものだ」との考え方にしてみてください。お坊様のように高い場所を目指していると。

■仲間と共に乗り越える

ツラいことも仲間がいればがんばれることがよくあります。不思議ですね。

■強くなる実感を感じる

なんかちょっと強くなった気がするなと思えればこれもツラい稽古を耐える力になるかと思います。「剣道が嫌い」の理由の時と同じです。

そして、そのためにも、もうひとつ

■なぜこの厳しい稽古をやる必要があるのかを理解する

私も高校時代に厳しい稽古が嫌でした。

そして「厳しくて当たり前」 そんな風に考えることはできませんでした。

「このツラい稽古に何の意味があるんだろう?本当にこれで強くなれるのか?」

よくそう思っていました。

「意味のわからないツラいもの」は、そうがんばれるものではありません。

ですから、その厳しい稽古はどのような効果があるのか理解してみるというのはいかがでしょうか。

顧問に聞けなければ先輩やインターネット上に答えを求めても良いのではないでしょうか。

私でよろしければ、どうぞお気軽に問合せフォームからコメントくださいね!

わかることはお答えしますから。お待ちしてますよ!

解決できれば残った方が良い場合

非常に難しい問題です。

「顧問や部員、仲間との人間関係」

仕事をする上でもそうなのですが、職場の人間関係ってとても重要ですね。

これがうまくいかずに転職してしまう人も多いと聞きます。

「同じ釜の飯を食った仲間」とは昔から言いますが、苦楽を共にする剣道部の仲間たちとは「自分から」も良い関係でいる努力も必要かもしれません。

先の「厳しい稽古」のようなツラいことも仲間と一緒ならがんばれることはありますから。

それで解決できれば残った方が良いでしょう。

しかしながら、そうは言っても顧問の「理不尽な指導」や先輩などの部員からの「シゴキやいじめ」などが実際におこっているところもあるでしょう。

そういった場合は自分がいくら努力してもどうしようもありません。

この理由が一番やっかいな問題かもしれません。

私もどちらかと言えば、この問題で剣道部をやめたパターンです。顧問の指導に納得いかずにモンモンとながら部活動をしていましたが、結局、顧問とうまくいかず、あることをキッカケに部を辞めてしまいました。

私は当時から試合が好きでしたから、剣道部を辞めることは大会の参加資格をほとんど失ってしまうことになったので、「退部」という結論をだしてよいのか、悩んでいました。

しかしそのキッカケがあったことによって辞めたのですが、やはりその後も「続けていればどうなっていたろうか」という思いが、心のすみにあり続けました。

この場合も辞めて仕方ないように感じます。

それにしても悔しいですよね…

剣道が好きなのに、剣道が嫌いになった訳ではないのに、別の理由で辞めてしまうなんて(涙)

おそらく、あなたもこの理由で剣道を辞めてしまう場合は、その後、剣道に対しての未練が残ってしまうのではないかと思います。

もしその結論になっても、「剣道部」だけにしてください。別の場所を探して「剣道」を続けてください。どこかにあなたの剣道ができる場所があるはずです。

おわりに

剣道部を辞めた後、私は自分の剣道ができる場所を探す努力をするまでに、約13年間と長く時間をかけ過ぎました。

もちろん別の道に進んでも良いのですが、あなたも剣道が好きであれば、辞めたままではなく、どこかで続けてください。早くその場所が見つかれば、より充実した日々を送れるのではないでしょうか。

剣道は生涯をかけて続けられるものかと思いますから、その気になればいつでも始めることができます。

剣道が好きなあなた!

繰り返しになりますが、剣道部は辞めても構いません。しかし剣道は続けてくださいね!

学生時代に同じように悩み、結果、剣道そのものを長く辞めてしまっていた時期がある40代【男】の私からの希望でございます。

あなたの「剣道」を学んだ経験が、実りになりますように。

ではまた!

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コメント

  1. アラフォー剣士 より:

    初めまして。
    アラフォーです。
    小さい頃からの夢だった剣道の世界に去年入り、つい最近1級を取得し、初段を目指しています。
    自分にはやはり剣道は合わないのではないかという気持ちが沸いてきて稽古にも身に入らず・・・。
    ①道場のある先生からは毎回のようにすぐにはできないのに早く打てるようにしろと言われ竹刀を稽古中に取られ、子供用の竹刀で稽古させられることが続いています。自分のことを気にしてくれている先生からはそんなに始めから早く打てない俺だって速く打てないから気にするなと言われているのですが、あまりにも毎回なので道場に行くのも嫌になってきてしまっています。
    ②地稽古してもこれから1級審査を受ける人からもボコボコにされてしまい、身近に控える初段審査に不安になってしまいます。
    自分でもどこが悪いのか分からず、ボコボコにされてしまい。
    やってるからには1回でも有効打突を打ちたいです。
    自分でも相手にすぐに出す技を見透かされてしまい防御されるの連続です。
    自分は剣道が好きです。稽古にも毎回通ってますが、なかなか上手くならずどうしたら良いのか分かりません。自分には剣道が合ってないのかなって思いつつあります。
    まだ始めて1年ですが、自分の中ではもうそろそろ上達したい気持ちがあります.
    剣道は好きです。でも、上記の理由からどうしようか迷っています。
    自分のことを気にしてくれている先生からは稽古あるのみ、初段は今の調子なら大丈夫と言われてますが、あまりに上達の速度が遅くて、長く続けられる趣味として始めた剣道なのにやはり1本取りたいです。
    アドバイスをいただけたら幸いです。

    • ichinotachi ichinotachi より:

      アラフォー剣士さん、コメントありがとうございます!
      返信遅れてごめんなさい。
      まずは一級昇級おめでとうございます。
      剣道を始められて一年ちょっとなのでしょうか。なかなか上達した実感がわかないようですね。
      そのお気持ち私には良くわかります。
      私もしばらくはまったく上達した手ごたえを感じませんでした。それ以上に高校1年生で部活を辞めた少し前の頃のイメージからかけ離れた「現実」に戸惑い、悲観しました。

      アラフォー剣士さんは初心者として剣道を始められたのでしょうか。であればなおのこと、どうしたらよいのかわからなくなっているのかもしれませんね。
      参考になるかわかりませんが、私なりにアドバイスをさせていただきます。
      ①について
      指導されている先生には様々な方がいます。「早く打てるようにしろ」と言っている先生がアラフォー剣士さんの目指すような剣道をされている先生であればよりコミュニケーションをとりいろいろ質問したほうが良いかもしれません。しかし、そうでないのであればあまり気にしなくともよいのではないでしょうか。もちろん素早く打つという課題を捨ててはいけませんが、そう急くようなものではないでしょう。
      道場ではその先生の指導が必須なのでしょうか。できるのであれば避けても構わないかと思います。
      気にしてくださる先生の意見を信じるべきでしょう。

      ②について
      同じ一級でも色々な方がいますから打たれることはある意味仕方ないと割り切った方が良いかと思います。
      そして初段の審査では打たれることよりもアラフォー剣士さんが「自分の出来うる100%の打突」をすることを目指された方が合格の可能性は高いと思いますよ。

      ここからは総合的なお話ですが、剣道を始めて1~2年でそうは思うように上達はしないと思います。アラフォー剣士さんが大人になってから始めたのであればなおさらです。
      でも、アラフォー剣士さんが才能がないだなんて、そんなことありませんよ!始めたばかりの頃にくらべれば上達してますよね?一級合格もしています。それが証拠です。
      誰でもそうですが急激な成長はなかなか難しいものです。それが普通だと思います。

      しかし「考えながら」地道に続けていれば必ず突然「ひらめき」を感じて「こうだったのか」というようなことが起こるはずです。
      私は小さなその「ひらめき」がこの十数年いくつもあって、おかげさまでようやく試合でもぼちぼち勝てるようになりました。
      その中でも稀に大きな「これだ」というものがあって急激に上達を実感したことはありますが、それ以外は小さいことの積み重ねだと思います。

      色々な先生が色々なことを言いますから混乱することも多いと思いますが、その中で「自分に合う技術だけ」をかいつまんで自分のものにする努力をされたらいかがでしょうか。
      もちろん自ら多くの情報を得るべく日頃から色々なところにアンテナをはっておいた方がその技術にめぐり合う可能性も高くなるかと思います。
      また、アラフォー剣士さんが「目指すべき剣道」を明確にしておいた方が上達がはやいとも思います。

      技術的な話ですと、剣道は対人競技でもありますから、相手との「心理的かけ引き」と「自分が思った時に決めることのできる打突力」の向上をまず目指すのはいかがでしょうか。
      第一に、一本にできる「面打ち」「小手打ち」「胴打ち」の「打突力」を高める修練は必須でしょう。地道な稽古となりますが。

      いずれにせよ剣道は健康であれば長く続けられるものですから、まだまだこれからです。アラフォー剣士さんも私も近い世代ですし、一緒にがんばりましょう!

      抽象的かつエラそうにアドバイスして失礼しました。
      気になることがあれば問合せフォームからのメールでも構いませんのでいつでもコメントください。
      よろしくお願いします。