面打ちで顎が上がる方!「治す方法」知ってます! 【面は「肩」主体で打つ】

剣道

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皆さんこんばんは。ようやく秋本番といった気候になり過ごしやすくなりましたね。穏やかな日をすごせることに感謝いたします。

では剣道のお話です。本日は「面打ちで顎が上がる」です。

皆さんの中でも、どうしても面打ちで顎が上がってしまうという方は多いのではないでしょうか。

顎が上がらないことで視野が広がり状況を把握できる

昔から「顎が上がることは良くない」との教えがあるにもかかわらず、私たち剣道家の大多数がこの課題に直面し、悩んできました。

まずは、顎が上がってはいけない理由を考えました。

なぜ上がってはいけないのか

構えた際は顔は正面を向いています。それが打突の流れの中で顎が上がってしまうと、自分の「顔がぶれた(ゆれた)」と同じ状態になります。

そうすると、自分の見ている視界もぶれることになり、相手がどの様な状況でいるのか把握することが困難になります。

要するに正常な視野でいられなくなるのです。

相手を観ることができなければ当然状況判断ができませんのでこれはよろしくないという結論となります。

「理由」なぜ上がってしまうのか

最近聞いた話では、身体的に腕を伸ばす際に必然的に顎が上がってしまうとのことです。身体の構造上の問題だそうです。

「それでは仕方がないのではないか!」と思ってしまいますよね。

しかし、実はこれは「竹刀の振り」がおかしいから上がってしまうのです。

思い出してほしいのですが、基本の素振りや大きく振りかぶって面を打つ際にあごが上がる人はいないと思います。

これは上から振り下ろしているから顎が上がらないのです。

実戦での面打ちでは、構えた際ヘソあたりに手元があり、そこから速く打とうとして主に「ヒジ」と「手首」を使って胸元側に引き付けながら鞭のようにしならせて面を打つ方が多いのではないでしょうか。

スナップをきかせて「テコの原理」で打つ方法です。

これにより、「切り落とす」ではなく、「腕を伸ばす」ことが中心となってしまい、先の理由の身体的構造が原因で顎が上がってしまうのです。

顎を上がらなくする「方法」

一言でいうと「肩を主体とする腕の振り」にすることです。

肩で振り上げ、左手を出し固定しながら、右腕で「押し切る」

これで顎は上がらなくなります。

振り上げの際、手首は使いません。ヒジは気持ち使っても良い程度です。

また、下半身でしっかり踏み込みができていることも条件の一つです。

面打ちの過去記事もご参照ください。

剣道 面打ちのまとめ【重要】
結構見かけるのですが、とにかく速く打とうとして近間からバンッ!と短く踏み込む方がおります。 この面は確かに速いのですが、だいたいそこまで近間に入り、その面を繰り出すとよけられるか出ばな技・返し技をくらうのが関の山です。

「肩主体の振り」のメリット

肩で振り上げることで上体も上下にぶれず、顔もぶれないことで相手は面への気配を読みにくくなります。

また、「腕と手首を使った振り」は剣道の伝統的な刀としての振りとも合いませんが、「肩主体の振り」は剣道の理合いにも合ったものです。

上から切り落とすので「相面」でもスナップをきかせた面の上から乗ることになり打ち勝つケースが多くなります。

「面打ちは押し切りである」

私は尊敬する先生からこのように教えをいただきました。この教えも、これで解決できます。「押し切り」についてはまた後日詳細を書きたいと思いますのでよろしくお願いします。

打ち方 参考画像

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ポイントはこのタイミングで左ヒジがつっぱっていないことです。テコの原理を使っていないことがわかります

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大きく振り上げなくても、ここまでくれば後は切り落とすだけとなります。上体に変化がないので気配がわかりにくいかと思います

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ほとんどアゴが上がっていないかと思います

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いかがでしょうか。

振り上げる際は手首を使いません。構えた際の懐は「赤子を抱くが如く」余裕を持っており、そのままの状態で振り上げ、切り落とします。

と言いながらも、実は私もまだ完全に自分のものにできている訳ではありません。

少し前に、一番の兄弟子に刀本来の振りかぶり、切り落とす基本的なものを教えていただき、今に至ったまでです。まだ気が付くとうまくいかなくなるかと思いますので、これからしっかりと体得していきたいと思います!

ではまた!

 

私もこちらでミツボシの小手「道」と「虎」を購入し愛用しています
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