皆さんこんばんは。一の太刀でございます。
諸々の事情でなかなか更新できずにおる今日この頃…
先日は学生剣道界でも高い注目度を誇る玉竜旗2019が福岡市照葉積水ハウスアリーナに開催されました。
白熱の試合が続き、高校男子の優勝は福岡第一、高校女子は中村学園女子が優勝しました。
その様な中、防具屋さんなどではない、とある企業がブース出展をしたとのこと。
株式会社おもれいが玉竜旗にブース出展し「高校生・保護者の方の進路支援」を
めずらしい企画です。リリースを読んでいったいどんな会社なのか気になりました。
株式会社おもれい とは
おもれいは進学コンテンツを軸にした業界初の部活動サポート会社です。
当社は「部活フェス」「進学情報サイトの運営」「進学説明会」等をおこなっており、高校生を対象とした進路情報を発信している会社です。現在は各会場で50~450名の高校生が集まる部活動イベントを全国で開催しています。2018年は年間で約3万人の高校生が各イベントに来場しており、北海道から沖縄の全国の高校生の部活動を応援しています。
いままでに聞いたことのない試みのように感じます。
剣道のジャンルにおいては顧問アドバイザーとして原直史教士八段が就任されております。剣暦は凄まじく玉竜旗や全国教職員大会団体・個人優勝、さらには全日本選手権や世界大会にも出場している先生です。
剣道界に精通し、詳しいお話のできる企業ということで間違いないでしょう。
また、社名の由来がよいですね。
幕末の志士である長州の高杉晋作の辞世の句と言われている「おもしろき こともなき世を おもしろく」からできたそうです。
余談ですがこの句は続きがあり
「おもしろき こともなき世を おもしろく
すみなしものはこころなりけり」
となるそうですね。
下の句は女流歌人・野村望東尼が付け加えたとされています。
解釈も難しいとされておるようですが、前半の部分は私がイメージしている高杉晋作らしいと感じてます。
卒業後の進路
世の中、部活動で剣道漬けとなり、なかなか自身の将来について明確にしている生徒さんばかりではないかと思います。
どうしようもない話ですが、私の場合はまず高校進学からゆるい考えしか持っていませんでした。進学した高校を選んだ理由は剣道第一ではありましたが、
「剣道部が坊主頭でない」
「天邪鬼な性格で自分のレベルのもっとも強い剣道部の学校ではなく、そのちょっとしたあたりで成り上がりたい」
といった程度しか考えておらず、高校卒業後のことなどほぼ、あたまにはありませんでした。
明確にプロがある野球やサッカー部の友人たちは「あわよくばプロになりたい」といった話をしているかたわらで、私は「剣道にはプロないしな~」だなんて考えていました。
しかし、剣道には「警察剣道の特錬員」や「教職員としての剣道指導者」などの専門家としての道もあるはず。
私はそのような存在すら知りませんでした。
無知にもほどがありますが…
「様々な道がある」ということは選択肢が広がり、その後の人生においても有益なものとなるでしょう。
そのような情報や道すじ作りをサポートしてくれる今回の「おもれい」さんのような会社は学生にとってはありがたいものになるのではないでしょうか。
定着していくと良いなと思える企画でした。
その他の直近の大会への協賛・連携など
2019年8月5日現在も協賛・連携の予定がすでに組まれているものが次の通りです。
剣道以外の競技・部活動大会においても多数協賛・連携予定のようです。
おわりに
試合については今大会も素晴らしい内容の試合が多かったようですね!
中でも準々決勝・準決勝で10人抜きをした福岡大濠の西口選手は会場を大いに沸かせたでしょう。
凄いものです。
私の場合は高校時代、もうかれこれ30年近く前のことですから玉竜旗を知るための動画などもなく、人づてに聞いた内容がすべてでした。
「インターハイではなく、玉竜旗といったそれは凄まじいレベルの大会があるらしい」
それはもう未知の領域と想像し、畏怖の念を抱いていました。
当然そこに参加するような高校でもありませんでしたので、この様な大会に参加される生徒さんのことが、ちょっとうらやましくもあります。
そして剣道の試合を観ていると思います。
自分も試合では悔いの残らないよう全力でいきたいと。
今年は参加できる大会が少なく、自分の中での鈍っている感が強いのですが、秋にある大会に向けてじんわりとがんばっていきたいと思いますよ!
ではまた!
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