一の太刀でございます。
もう昨年の話でありますが
2025年10月5日にて秋の区民大会が開かれました。
私も参加させていただきました。
前年のこの大会ではビデオカメラを忘れ撮影できず、さらに結果も個人一回戦、団体も二回戦負けといった具合で悲しい一日を過ごしました。
今回はどうでしょうか!?
余談ですが例外なく「体育大会」から「スポーツ大会」へ名称の変更となっていますが、個人的に横文字で不満です。「体を育む」でよいのでは!?
個人戦
私は36歳以上の部で参加しました。
しかしながらプログラムを確認しますと「一般男子」の括りとなり、参加人数の少なさからか年齢のしばりがないものとなっておりました。
参加人数は27名
お会いしたことのない方も増え、活気があります!
一回戦
お相手は初めてこの区民大会にエントリーされた方とのことです。
情報がまったくありません。
どのような剣道をするか、様子を見ながら始めたいと思います。
昇段審査同様に「攻め」を意識しながら相気になって小手を打つとお相手も同様でした。
いくつかのやり取りの後、そろそろ面を打ってくるかなと思ったのですが、なかなかお相手は面にきません。
そこでこちらから攻め入って「小手」を打つとそれが運よく決まり一本!
その後は緩やかに攻めを意識しながらの試合展開をし、そのまま終了で一本勝ちでした!
二回戦
以前一度相対したことのある上段の選手。
私は上段・そして特に二刀が苦手で困りものです。
ただ、以前誰でしたか上段の方に聞いたのですが、「右へ周るより、前に詰められるほうが怖い」と聞いていたのでそれを実践しようかな~とおもむろに開始直後に攻め入りながら、中途半端な気持ちで打ってみようかと思った瞬間にお相手の「片手面」が飛んできました。
見事に打突部位で受け止めてしまいお相手の一本!
早々に取られてしまった!
しかし短い3分間とは言えまだ始まったばかりですので焦らずしっかり攻めて「捨てて打つ」ことを心がけようと意識。
この「捨てて打つ」が最近の私にとっては非常に難しく、悩ましいところではあります。
二本目直後にお相手が小手を打ってきて、そこから間合いを詰めてすかさず「左小手」。
これが打突部位に当たったような当たらなかったような感触でしたが、小手ありで取り返しました!
そしてその後、攻め入りつつ同様に「左小手」を打つと、こちらはしっかりと部位を捕らえて「小手あり」で勝負あり!
良かったです!
三回戦
このお相手は何度も対戦しておるのですが、前回は延長で引き面を打たれ負けていました。
今回は負けたくありません。
慎重に入りつつも「攻め」を忘れず常にこちらから仕掛けることを意識しました。
しかしながらやはり「捨てて打つ」ことがなかなかできない私…
攻めでリスクをできるだけ減らし、ここだというところで捨てて打てればよいのですが、なかなな弱腰はなおりません。
それにより、あまりよい展開ではない中、幸運にも「小手・面」の面がうまく打突部位を捕らえて面ありで一本!
そしてそのまま試合終了で一本勝ちとなりました。
準決勝
このお相手は優秀な大学の剣道部の方とのことで鍛えられた剣道をされていました。
極端に半身に構えで、角度のないところからの打突、長身で柔らかいイメージです。
正直今大会で体力的に一番つらい試合でした。
重めの竹刀を使ったこともあり、動画を見ていただければわかると思いますが、中盤からは打突後の決めや残心がうまくいかず、小手など打ってもどたばたと前に突っ込むだけのシーンなどもありました。
兎に角きつかった…
途中で打たれた引き技では審判によっては一本となるであろうと感じます。
しかも最後になんとか一本となった私の「小手」ですが、おそらく拳であったかと思います。
幸運に恵まれ「小手あり」で勝負あり!
助かった…
決勝
このお相手は同門の刑務官で、遠方に住んでいるので毎週ではないですが、定期的に稽古相手になってもらっています。
春の大会でも個人優勝、そして団体戦では頼りになるチームメイトでした。
今大会も団体戦の仲間であります。
若い頃に鍛えた足さばきが特徴的で、なかなか打突部位に当たりません。
開始からの流れはそう悪くありません。
面も打突部位を捕らえたものもありました。
しかし、やはりそうは打てる相手ではありませんでした。
延長戦
ふいに打った私の飛び込み面にお相手は「余して小手」!
これを見事に決められて勝負あり!
お相手の得意な展開にはまってしまいました…
二位で終了です。
団体戦
参加チームは9つ。三人制の団体戦です。
私のチームメイトは先鋒が先の決勝のお相手の刑務官と、中堅は私、そして大将が私の七段昇段にあたり励まし続けてくれた信頼できる兄弟子です!
やはり団体戦が楽しいですね!
気持ちも盛り上がってまいりました!!
一回戦 某剣友会
この試合は中堅の私のお相手は不参加で不戦勝。
先鋒、大将も勝ちました!
準決勝 某剣友会Aチーム
ここ数年参加人数が増えている活気ある剣友会。
負けられません。
先鋒は見事に本勝ち。
私のお相手は初めて対戦するのですが大柄な方です。
「一寸の攻め」でジリジリと攻め入ります。
まずは小手からですが、その直後に小手から面にいったものが打突部位を捕らえます。
しかし軽かったので審判の旗はひとつ。
そしてそろそろお相手も打ってくるであろうと予測すると、その通り面がきましたので「返し胴」を打つとこれが一本となりました!
そして二本目となりますが、集中できていたのでようやくですが、ここにきて「捨てて打つ」ことができました。
打つ機会としては決して良くはなかったと思いますが、「飛び込み面」がうまく決まり、面ありで勝負ありです!
機会は良くないとはいえ、やはり飛び込み面が決まるのは気持ちの良いものでした!
そして大将も勝ちで決勝進出です!
決勝 某実業団チーム
以前も一度相対したこのとある鉄道系実業団チーム。
恐らくチームの平均年齢は確実に20歳以上違うでしょう…
先鋒は引き分けでした。
私のお相手は恐らくどこかで鍛えてきたであろう若手の方。
集中はしていました。
しかしながら、やはり「捨てて打つ」ことがいまいちできません。
もう少しその機会があればよいのですが、これが課題でしょうか。
途中に打たれた突きは危なかった。
突き垂を外れていましたが、気持ち的にはやられた感がありました。
その様な中、どうにか「引き分け」となります。
緊迫感ある試合の中で2度ほど足が絡む接触があったのですが、お相手は礼儀正しくお詫びをしてくれたり、本当に気持ちの良い試合ができました。
相手に対して配慮ある行動をとれる若者で試合後の挨拶も心地の良いものでした。
お相手いただきありがとうございました。
そして勝敗の行方ですが、大将が見事に一本を取り、1勝2引き分けで優勝です!
これは嬉しい!!
おわりに
8月に七段をいただき、そこで学んだ「攻め」が試合でも活かすことができるという実感を持てたことが収穫でした。
ただ、試合らしい大きな動きなどから縁遠くなり、そこが良いのか悪いのか。
また、何度も恐縮ですがやはり「捨てて打つ」こと。
いかに捨てて打てるかが最重要課題ですね。
これができない限り、つまらない試合展開に終始してしまいそうです。
取られるリスクはありますが、そこを「攻め」て「よい機会」で「捨てて打つ」。
先の見えない課題です…
それにしても、前回の試合記事でも書きましたが、試合でないとあの緊迫感は味わえません。
特に団体戦は気持ちの高ぶりを感じます。
できるだけ今後も試合に参加できれば良いなと改めて思いました。
運営に携わった皆様にお礼申し上げます。
また、対戦いただいた皆様もありがとうございました!
ではまた!

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