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【出鼻小手】一連の「型」通りに動くだけで決まった!よくある基本的な「下から小手」で取った一本

一本集

皆さんこんばんは。一の太刀でございます。

本日は「基本的な下から小手からの出鼻小手」です。

当ブログでは何度も出てきていますこの「下から小手」ですが、それだけ私がこの技に助けてもらっているという証拠。

今回もその技ですが、基本的な型に近い流れで決まったものです。

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ススッと詰めて「下から小手」

舞台は2016年、秋の加盟区大会の一回戦でした。

その一本目です。

内容

実はこの頃、私はこの技を自得し始めたばかりでした。

現在ではいくつかの攻め(誘い)の手順がありますが、この頃はススッとすり足で一~二歩前にでる方法しか持ち合わせておらず。

その攻め方をすると、不思議と「面」を打ってくる方が一定数おります。

その場合、「出鼻小手」を狙っていなくとも、「結果として小手を打ったタイミングで相手の出鼻を捕らえた」という技で決まることがあります。

今回はまさしくその「結果として出鼻小手」です。

対戦相手は初めてお手合わせする方。

相手はいきなり「面」にきます。

そしてその後も強引に「面」を連打します。

それらの様子をみて剣道試合経験が多くはなさそうな感じはしました。

そこで、こちらの一手は相手の反応を見る上でもこの「下から小手」を打つことで探る心づもり。

ススッと間合いを詰め、小手を打つ動作に入った際に相手が反応したことを確認。

そのまま「出鼻小手」がうまく決まったという流れです。

参考画像

よろしければご覧ください。

閲覧ありがとうございました。

おわりに

「出鼻小手」の記事でも書いていますが、私がこの技を試合で決めている場合は、この基本の「型」ともいえる「ススッと一~二歩詰めて下から小手」という流れ作業的な動作です。

相手の動きをみて「小手を打つ」のではなく、

こちらから仕掛けることで相手が受動的に反応し、その「出鼻」を仕留める

詳しくは「出鼻小手」の記事をご覧ください。

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一流大学剣道部出身の強者でもその様に反応する方が一定数おります。

恐らくは強者の場合はこちらが詰めてきたところで「出鼻面」を狙っての事でしょう。

その状況でもこちら主導で動いていており、かつ、「小手」の方が速いのでうまく「出鼻小手」になるようです。

また、最近はありがたいことに他の方法での「誘い」から相手の反応をみて「出鼻小手」を決められることも増えてきました。

間合いを詰めることなく「剣先を下げる」ことで「溜め」をつくり、引き出す「出鼻小手」などは過去記事にもでていますが、その方法となります。

こちらの記事にある「小手打ち」がそれです。

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どちらもその「一連の流れ」をこなすだけで私のようなものでも結構決まりますので、おススメできるものかと思います。

何かの参考になると幸いです。

ではまた!

私もこちらでミツボシの小手「道」と「虎」を購入し愛用しています
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一の太刀 剣道ブログ 

コメント

  1. 八ツ田おやじ より:

    はじめまして。
    いつも貴ブログで勉強させていただいております。
    先日の関東実業団大会では神崎選手率いるRFテクニカが活躍されていましたね。貴ブログで拝見してから動画で神崎選手の試合を見るようになりましたが、どんな状況でも勝ってしまう神崎選手に何度見ても何者!?と思ってしまいます。
    唐突に大変失礼なのですが、下からの小手に対して相コテメンを狙われることはありませんか?ワタシはコテに対して相コテメンでよくやられます。企業秘密かもしれませんがダメ元でおうかがいいたしました。なにかヒントでもいただければ幸いですm(__)m

    • ichinotachi より:

      八ツ田おやじさん
      コメントありがとうございます!
      元々RFテクニカさんは強いチームだと思いますが、神崎選手が入ってより凄いチームになってますね!
      ご質問の件ですが、
      試合では「相小手面」を狙われた経験は少ししかありませんが、
      同門の兄弟弟子は私の手の内を知っているので
      日々の稽古から「小手返し面」を狙われることは常々あります。
      対策としては
      「打突と同時に防御態勢もとる」ことを意識しています。
      この記事の画像のシーンでいきますと2つほど注力いただきたい点があります。
      小手の打突後に
      ・身体を自分の左へ傾けて相手の打突を身体で避ける
      ・このシーンでは打突後の自分の竹刀が立てた状態で顔の正面に位置していますが、危険な際は竹刀をそのまま顔の右側にずらして防御する

      「小手返し面」の場合はこれでほぼ防げます。わかりにくいですかね。
      しかし、「相小手面」ですと、こちらも打突した感触があり油断してこの防御をおろそかにしてしまうこともあり、
      2年前に兄弟弟子にそれで一本取られたことがあります。
      また、この防御を意識しすぎてしまい打突自体が一本となり得ないようなフォームとなってしまったことがあります。
      あくまでも「小手で決める」を第一として、その後すぐに防御できる状態にもあることが良しということでしょうか。
      そのバランスがまた難しいところですね。
      後はしっかりと近間まで詰め、できるだけ鋭くコンパクトな「小手」を心掛けたり、
      相手が応じ技を狙っていそうな時は避けたりと…
      そこまでいってしまうと「相手を観れているか」みたいなところまでいってしまうので私もまったくその辺は自信ありません(汗)
      こんな回答ですみませんが、参考になりますでしょうか。

      間違っていたらすみませんが八ツ田おやじさんは老舗ブロガーの八ツ田おやじさんでしょうか。
      私もお邪魔させていただいてます!

      また気になることなど何かありましたらいつでもコメントください!
      よろしくお願いします。

      • 八ツ田おやじ より:

        大変詳細な解説、ありがとうございましたm(__)m 勉強になります!
        老舗と言われると何か格式ある感じがしてお恥ずかしいですが、駄文を垂れ流して数年になります。
        それが一の太刀さんにも覗いていただいていたとは、なんでも続けてみるものですね!
        これからも勉強させていただきますm(__)mありがとうございましたm(__)m

        • ichinotachi より:

          八ツ田おやじさん
          やはり剣道への情熱がないとなかなか続くものではないと思います。
          こちらこそこれからもよろしくお願いします!

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