【観戦の巻】第57回 東京都剣道選手権大会

その他

皆さんこんばんは。一の太刀でございます。

では剣道のお話です。本日は「負けちゃったから早々に東京都剣道選手権を観戦しました」です。

前回はこの大会へ参加した試合の内容でした。

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一回戦にて敗れてしまいましたので、悔しさの中、早々に帰り支度をして余った時間で大会の観戦をしました。

有名どころも一回戦で敗退することもあるような大会ですので観るのもなかなか楽しいものです。

8会場もあるのでいくつかの試合しか注力して観ることは難し状況でしたが、

つらつらとこの件で気になったことについて書いていきたいと思います。

東京都剣道選手権 観戦記

まずは私がお手本としている西東京・神崎選手をチェック。

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注目選手① 西東京・神崎選手

シードで二回戦から参戦の神崎選手でしたがここで皇宮・中山選手と対戦。

なんどか相対しているであろう両者は延長に突入。

神崎選手の得意のいくつもの決め技をうまく出せていない印象でした。

しかし、そんなかなでも神崎選手は遠間から大きく一歩目で担ぎ、素早く二歩目で小手に変化する様な技で相手を翻弄。

すかさず間合いをみて「下から小手」そしてさらに高速で「飛び込み面」の「小手・面」で見事な一本を取り、勝ち上がります。

三回戦では全日本選手権を制して2015年の世界大会日本代表選手でもある村瀬諒選手とあたるであろうと思い、これはなかなか面白そうだとその会場へ再び行きます。

既に神崎選手の試合が始まっています。

お相手は…あれ、村瀬選手ではない?

間に合わず四回戦突入か?

実は村瀬選手はシードから二回戦敗退していました!

この試合は三回戦であり村瀬選手を破ったのは学生クラブ(大学生)の小山選手。

使用している「手ぬぐい」をみてすぐわかりますが小山選手は国士舘大学の学生でした。

えー、これはちょっと予想外。

しかし、そんな軽い驚きはすぐ吹き飛びました。

「飛び込み面」が空を切ると、引き続き「面」の「面・面」!

神崎選手は二つ目の「面」に反射的に「返し面」のような動きをしましたが小山選手の「面」に軍配が上がります。

そして…

小山選手は相手の顔正面付近に剣先を付け、相手が手元を上げたところに「小手」を打ちます。

神崎選手としては得意の「小手返し面」のシーン。

やはりそのように動きますが、小山選手の「小手」が見事にヒット。神崎選手の「面」は打突部位から外れ、勝負ありです。

神崎選手が負けてしまったのは残念でしたが、ここから小山選手の試合を少々追いかけました。

注目選手② 学生クラブ(国士舘大学)小山選手

気付くと村瀬選手、神崎選手、そして、警視庁・山之内選手と撃破しています。

そして、8ブロックのうちのブロック決勝では警視庁・小林選手と対戦。

試合開始早々に小山選手が「小手」から入り、お互い裏からの「面」を打ち「相面」

これが小林選手の一本となります。

しかし、中盤にはいり小林選手が大きく振りかぶったところを逃さず「小手」で小山選手が取り返します。

その後、延長戦にて小林選手が不用意に取り返されたシーンと同様に大きく振りかぶって前に出ます。

そこを小山選手は今度は「出鼻面」に近い状況の「面」で勝負あり。

ここまでくればこの先もみてみたい。

しかし、次の準々決勝にて皇宮・村松選手に敗れてしましました。

相手に詰められたところを「出鼻面」狙いか手元を上げた一瞬に「小手」を打ち抜かれました。残念。

学生らしくスタミナもあり、国士舘らしくブレのない剣道。

神崎選手を仕留めた「手元を上げさせて打つ小手」が得意のようで、比較的良く使うシーンを見かけます。

少々余談となりますが、先日9月9日(日)には関東学生選手権がありました。そこで小山選手所属の国士舘大学は優勝を飾りましたが、私が見た試合ではこの小山選手は7名のメンバーにいませんでした。

現在3年生だと思いますのであと一年ありますが、それにしてもさすがは国士舘大学!

層が厚すぎですね!

この東京都選手権での小山選手の素晴らしい活躍。

お見事でした。

注目の試合① 準々決勝 警視庁・内村選手 VS 警視庁・竹ノ内選手

百戦錬磨の内村選手に向かうは世界選手権日本代表の竹ノ内選手。

お互いの手の内は十分すぎる程把握しているでしょう。

この日の竹ノ内選手は順当にブロックを勝ち上がり準々決勝へ進みました。

内村選手との試合を観るかぎり、絶好調とまでは感じませんでしたが、安定した試合運びだったように感じます。

その様な矢先に鍔迫り合いから離れ際の瞬間に、内村選手の「引き逆胴」!

残心の取り方も発声もすべてが見事でした。一本にせざるを得ないような技。

そして二本目開始直後にも鍔迫り合いがおこなわれ、先ほどのシーンを見ているかのような「引き逆胴」!

これも一本かと思われましたが、不十分。

その後は内村選手が安定の試合運びをします。相手に全く良いところを与えません。

この試合に勝てば「全日本選手権出場」負ければ補欠戦にまわるだけという天と地ほどの違いがある重要なこの準々決勝。

竹ノ内選手は必死に攻め続けますが、内村選手の集中力・防御力は2015年世界剣道選手権の決勝でも実証されている折り紙つきの強さです。

時間切れで内村選手に軍配が上がりました。

内村選手の「経験や勝負強さ」が際立った試合でした。

■内村選手の記事

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注目の試合② 補員戦 警視庁・竹ノ内選手 VS 学生クラブ・小山選手

小山選手は先ほどあげたように今大会で追った注目選手です。

準々決勝で敗れた4名がトーナメント方式で勝ち上がり第5位を決めて「全日本選手権東京都代表の補員」となります。

小山選手はそれまでの戦いにくらべてやや慎重な試合運びだったように感じます。

どちらかというと竹ノ内選手のペースで進みます。しかし、小山選手も得意の「小手」や「面」を場面場面で繰り出し、竹ノ内選手に対抗していきます。

おもしろかったのは竹ノ内選手が得意の「小手返し面」狙いで「小手」を誘うも、その状況では小山選手はその得意の「小手」を打ちません。

警戒していたのでしょうか。

勝敗を決めた竹ノ内選手の「小手」は見事でした。

一足一刀の間合いから「あっ」という間に竹刀を潜らせて「下から小手」

踏み込み、腕の振りなど凄まじく「打突力の高さ」が際立っていました。

身長は竹ノ内選手のほうがあるにもかかわらず、腰を入れながら打ったこの瞬間はしっかりと振り下ろしているので「手の位置」が小山選手より下にあります。

さすがの打突フォームですね。そのくらいしっかりと打ち込まなければ一本とはなりえないでしょう。

大変勉強になりました。

しかし…その竹ノ内選手の似たような「上からの小手打ち」を次の補員決定戦では畠中選手が、見事に「小手返し面」で応じて一本としてしまいました。

もうレベル高すぎて困ります…

■竹ノ内選手の記事

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おわりに

決勝戦は割愛させていただきますが、宮本選手が素晴らしい剣道で二本勝ちされていましたね。おめでとうございます。

11月の全日本選手権の東京都代表選手は次の通りです。

優勝  警視庁・宮本選手

準優勝 皇宮警察・村松選手

第三位 警視庁・内村選手

第三位 警視庁・西野選手

いつも良いところまで行きながら警視庁の牙城を崩しきれなかった皇宮警察の選手が今回は入賞されています。

やはり警視庁や皇宮の特錬選手は一般選手と比較すると背負うものが違います。

それゆえにか、特にこの東京の大会では警視庁の特錬選手の強さは際立っていますね。

日々大変な努力をされているでしょう。

その様な中でも定期的に勝ち上がってくるその他所属の選手がおります。彼らの実力は相当なものでしょう。

そんな選手を目にするのも面白いものです。

あー、私もいつか…失礼しました(汗)

11月3日の本戦が楽しみです!

今週はいよいよ世界剣道選手権大会ですね!

我らが日本代表選手たちなら見事な活躍をしてくれるでしょう!

いけー!日本代表!!

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ではまた!

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