年齢の壁を感じたら意識すること

剣道

皆さんこんばんは。一の太刀でございます。

早速ですが剣道のお話です。本日は「年齢の壁」です。

先日、「年齢に応じた剣道」についてコメントをいただきましたので、この機会に考えたいと思います。コメントくださった方、お題をくださりありがとうございます。

年齢層高めなお話ですので、学生さんや20代の若い方は高壮年の者の悲哀?を感じてください(涙)

私は40歳を少し越えたお年頃なのですが、一般的にいうところではどんどん体力が落ちてくる歳に入って来ています。

試合ではもう連打などせいぜい「小手・面」くらいしか打てません。

攻め合いなく連続で打っていけば三本くらいで腕の力がなくなり、息も荒くなります。数年前は「掛かり稽古が足りないからだ」と思っていましたが、しかし、激しくやり過ぎるとケガなどの危険性や仕事など、様々なことにも影響が出てしまうので、なかなか剣道だけに集中できる歳でもないのが現状にあります。

それでも「掛かり稽古」はできるだけ行うべきと考えていますけれども。やり過ぎご注意というところです。

その状況で20代の若者相手にどうすべきか。

私と同世代、また諸先輩の皆さん、似たようなことで悩まれませんでしょうか。

今後どのような剣道をしていけばよいか。

このあたりを考えてみたいと思います。

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「速さ」「体力」を凌駕するものは

この答えが、本日のお題の結論になるのかなと思います。

もちろん「攻め」で相手を崩したり誘ったり、経験による「予測」などを練り上げる剣道をしていくことに間違いないと思います。

ただここでは私の経験で感じたもう少し「違ったもの」を考えていきたいと思います。

違う土俵で勝負する

結局若い方と同じ土俵で剣道をしても勝てません。

「若い方の剣道」で「年配者」と違うイメージあるものは、「スピード」と「パワー」でしょうか。

まずそこをこちらがおさえるためにはやはり「予測」などが必要とはなります。慣れずに打たれてしまうことだけは避けたいところです。

しかし、こちらが打っていく上で、私たちが「スピード」と「パワー」を重視してもなかなか勝てませんので「それ以外のポイント」が重要になるのではないでしょうか。

「打ち間」と「機会」

「一足一刀の間合いからの面」が加齢により打てなくなるかはわかりませんが、これは非常に大きな武器です。

スピードを重視するあまりに「一足一刀の間合い」からさらに「もう一歩入った間合い」での打突をする方が多いように感じます。そのため、この間合いからの打突は相手も対応しにくい様です。

普段やり合うことの多い「比較的近間での打ち合い」を避け、違うポイントでの打突となり得ます。

もちろん闇雲に打っても応じられるだけですが、私のこの一年数ヶ月の経験では、これで出鼻技などで拾われることなどは、稽古でもあまりありません。

「打つ機会」としては相手が間合いを詰めてきたところや、切っ先で相手の竹刀を払ったりしながら打つと有効な場合が多い様に感じます。これがあることで「面打ちのバリエーション」が増える効果もあります。

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主導権を握る

以前の記事にも書きましたが、稽古であろうと試合であろうと主導権を握る意識を高めることに有効性を感じます。

打突の基本がしっかりできていることが前提ではありますが、心理戦に持ち込み相手を混乱させることで流れを掴むのです。

この場合、正直「ジャンケン勝負」でも良いのかなとも思っています。

相手に次は「面」にはこないだろうと思わせて「面」を打つというようなものです。

この単純なことでも混乱する人が多いことは間違いないと思います。

剣道の「攻めの奥深さ」とは違うかもしれませんが、これも「攻め」のひとつと都合よく解釈。

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体力は最低限必要

上記のような「スピード」と「パワー」を重視しない剣道を行う上での「最低限の体力」です。

ただ「体力」をつけるだけでなく、「精神面」で落ち着くなど余計な体力消耗しないような技術も必要かもしれません。緊張などで神経が張りつめていると、思いのほか「体力」が消耗してしまいますから。

掛かり稽古や追い込み稽古はツラいですけれど、体力維持も含めてケガのない程度に行いたいものです。

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「リバ剣」で幸運なこともある

私はリバ剣のため、重要な時期であったであろう高校2年から30歳まで剣道をやめてしまっていました。

かえって、それが現在の私にはプラスになっていることがあります。

稽古すればするほど、自分の剣道歴の中では技術的には「上昇」を感じています。

肉体的には「下り坂」でも「技術」「経験」においては益々上がっているということです。

大人になったので、より「考える」剣道が身についたことが大きいのでしょう。「技術」においても「考えて稽古する」ことで、自得できたものがありました。

それを「自信」としても良いと思っています。

これからもどんどん上昇していくと。ピークはまだまだ先です。

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剣道は70歳を越えて強くなければ嘘である

ネット上で拾えるのですが、国士舘大学の氏家先生がインタビューで答えた内容で、国士舘大学初代剣道部長の大野操一郎先生から言われたことが、この言葉だったそうです。

ちょっと深すぎますが、私としては「夢」のあるお言葉です。

おわりに

皆さん、歳をとってからも強くなれるのは間違いなさそうですよ!

私はそれを信じてこれからも稽古にはげんでいきたいと思います。

とにかく、「スピード」と「パワー」は最低限レベル必要としても、「若者と同じ土俵で勝負しないこと」が「加齢臭が気になるお年頃から考える剣道」と、このブログではさせていただきました。

余談ですが、氏家先生はダンディーですね!

ではまた!

コメント

  1. つけ面 より:

    一の太刀さん、こんにちは。つけ面です。

    テーマに取り上げていただき、ありがとうございます!

    「加齢臭が気になるお年頃から考える剣道」とのフレーズには思わず、笑ってしまいました。まさにそんな年頃ですので(笑)

    若者と同じ土俵で勝負しないこと、即ち己を知り、自分自身が目指す剣道に磨きをかける事を肝に銘じて、剣道に取り組んで行きたいと改めて思いました。

    確かに氏家先生のお言葉は希望を与えてくれますね。その実現に向け、常に向上心を忘れず、「考えて」稽古に励みます!

  2. つけ面 より:

    一の太刀さん、おはようございます。
    氏家先生のインタビュー、ネットで拝見しました。「70歳を超えて強くなければ嘘」は氏家先生が大野先生に言われたお言葉でしたね。失礼致しました。
    氏家先生、確かにダンディですね〜。

    • ichinotachi ichinotachi より:

      つけ面さん、こんばんは。
      コメントとお題の件、ありがとうございます。返信遅れました!
      70歳ころにつけ面さんと稽古して、あの時は「こうだったけど今はこうだ」なんて言い合えたら面白いですね!

      またよろしくお願いします!

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