「目付」 相手のすべてを観る!どこを観るべきか 剣道ブログ

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遠間からの面

皆さんこんばんは。東京は築地市場の移転問題で凄いことになっていますね。議員さん、お役人さんには公明正大なお勤めをしていただきたいものです。

さて、剣道のお話ですが、本日は「目付」です。

私が子供の頃、剣道場に通い始めて先生から教えていただきました。「一眼二足三胆四力」と。目付が最も重要だという教えですね。

懐かしいな~、今でも鮮明に道場や兄弟弟子との稽古風景が思い出されます(涙)みんな何してるんでしょうか。今でも剣道をしてるのでしょうか。ヒントは第一回の記事にあります。もし見ていたらコメントください!

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「遠山の目付」「観見の目付」

と、失礼しました。「目付」  やはりものが見えている人と見えていない人では同様の力量でも技術を活かすことに差が出てくるのではないでしょうか。判断力にも差が出そうですね。

動体視力だけでは成立しない剣道の「目付」

昔テレビで見たのですが、「動体視力が優れるスポーツはなにか」という検査で野球やボクシングなど5つくらいのスポーツと合わせて剣道もその項目にありました。たしか記憶ではボクシングが一位、その次の二位が剣道でした。スポーツ的な概念であればやはり「動体視力」が優れていれば瞬間的に反応し、優位に試合を進めることができるかと思います。

「動体視力」が低下し始める年齢というものがあるらしく、やはり30代後半あたりから鈍ってくるようです。野球でも肉体的な筋力は問題ないホームランバッターが打てなくなる理由の一つとしてこの「動体視力」の低下があげれれるそうです。

ある程度は「動体視力」も訓練で鍛えられるそうですね。と言っても私は調べたことがないのでどのようにするのかは存じませんが。

また、剣道ではそこまで「動体視力」を重視する必要がないようにも思えます。なぜなら剣道では経験や攻めから感じる「予測」の方が重要と考えるからです。もちろん先にお話しました全国トップクラスの選手のコメントのように「ただ攻めて空いたところを打つだけ」という方はまったく違うものが見えているのやもしれません。

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しかし私たちはある程度パターン化させて「この攻めならこう動くケースが多い」などの予測しやすいものを多く持っておいた方が、とりあえずは良いように考えます。

当然「動体視力」が良いに越したことはありません。受け身になった時に瞬間的に相手の攻撃を防ぐことにはとても役立つものかとは思います。また、その能力を活かすために大切になってくるのがここでも「基本的」な構や打突フォームです。これができるということは身体の「上下運動」が少ないため、相手を可能な限り見ていることができるからです。

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どうやって遠間からの腰の入った伸びのある「面」を打つか
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その昔ブラジルのサッカー選手であるロナウジーニョのドリブルを調べた番組を見たのですが、このファンタジスタはトリッキーで派手なプレイをしながらも上半身の上下運動が極端に少なく、それ故に顔もぶれることがないのでよく相手を見えているのだそうです。(すみません。うるおぼえです)カメラの「手振れ」が見にくいことと一緒ですね。この理由からも基本的な打突フォームが重要になってくるのではないかと考えております。

どこを観るのか

私は高校時代まで相手の「目」を見ていました。よく言われるように「目は口ほどにものを言う」と思います。なんとなく目の表情が変わる方いますよね。しかし、高校時代までは一足一刀の間合いから見えていた相手の「目」ですが、復帰してからはぼやける程度しか見えなくなりました。自分の視力が少々落ちたのか、竹刀の長さの影響か。近間まで詰めないと相手の「目」は見えません。

「遠山の目付」「観見の目付」と言いますが、究極は「心眼で観る」とのことやもしれませんが、私としては「全体を観る」と理解してよいでしょうか。全体を観ていれば「どこかが動いた」ことや「気配」をすぐ感じやすくなるのではと考えて目付を意識しています。

実は以前、大阪の寺本選手を取材した番組では寺本選手が相手の右鎖骨あたりを中心に見ていることがわかりました。

私はそれを知って「目を見ること」を諦めました。現在は胸から腹あたりを観ることにしています。このあたりを観ていると「手元」が動くこともわかりますが、「足元」も観えます。間合いを探る上での「剣先」も観ることができます。

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赤線のあたりを「見る」ことで橙色線をぼんやり「観える」ようにするイメージ

要するに相手の目から感じる気配を諦めて、それ以外の部分の初動を感じることを重視した状況です。これが剣道の理合いに沿うものかは分りませんが、感覚は上々です。

おそらく個人差があるかと思いますので「胸から腹のあたりを見る目付」は参考程度にお考えください。皆さん個々に合うものを見つけられるようにしていただけると幸いです。

ではまた!

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